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◎イトヤンの報告に対する、マゾッコメグのレス

駒の湯からだと、山頂までの標高差が1600mくらいあるようですね。
恐らく私がこれまでで一番きついと感じた
鳳凰三山の中道と同じくらいのハードさでしょう。
しかも今回の越後駒では、避難小屋泊まりのため
荷物も多かったでしょうから、余計大変だった筈だと思います。
よく一人でこんなきついコースを歩いたものだと思いました。


◎上のマゾッコメグさんのレスに対するコアラのレス

私はこのコースは下りでしか利用していないので、何ともいえませんが、
自分たちが登りで利用した、十字峡から丹後岳への標高差も、
約1500mあり、結構大変でした。

中ノ岳へのという視点で見た場合でも、
十字峡から中ノ岳への直登の方が、きついように見えます。
同じ登りで比較したら、丹後山よりは越後駒の方がきついでしょう。
特に、小倉山直下の急登と駒の小屋直下の急登がきついように思えます。
我々が丹後山に登ったときは、大雨の後の曇天だったので、
標高差は大きいものの、それほどはきつくはなく、
炎天下に登った、イトヤンの越後駒の方が、きつかったでしょう。

鳳凰三山に登ったタケちゃんの話だと、鳳凰の方が断然きつかったそうです。
丹後山も越後駒も、きつい登りの中に、余りアップダウンのない稜線歩きもあり、
結構コントラストがあり、休憩ポイントも適切に有るので、
余り精神的にも疲れなく歩けるようです。
それに対して、鳳凰三山はきつい登りが延々と続いたみたいで、
地形的に見ただけでも、鳳凰三山の方がきついと思います。
天候や荷物の量とかによっても、きつさは変わるとは思いますが。

山ML企画の中では、おそらく鳳凰三山が一番きつい山行企画だったのでしょう。

コアラ個人としては、きつい登り一辺倒よりも、
アップダウンが繰り返される方が、きつく感じてしまいます。
そのため、中日の丹後山−大水上山−兎岳−中ノ岳−越後駒ヶ岳の縦走で、
炎天下で樹林帯よりも上部という条件もあり、バテてしまったようです。

個人的には、今までで一番辛い山行は、大雪山−トムラウシ縦走かな?
今回と同じ、炎天下の避難小屋泊まり2泊以上の縦走ですが、
辛さのピーク自体は今回の方が高かったかもしれませんが、
今回の越後駒では、3日目の下山は、雨天ということもあり、
疲れが残っていて大変ということは無く、
本調子ではないにしろ、まあ問題なく降りれましたから。

トムラウシの時は、2日目の稜線縦走の時バテてしまって、
2時間くらいコースタイムより遅れましたが、
3日目もその疲れが残っており、
コース的にもトムラウシ登頂が3日目でこれが結構ハードで、
その後も、沢まで下山した後に、稜線を1本越えるなど、
下山口まで結構アップダウンがあったために、結構辛かったです。
越後駒の方が、下り一辺倒だったので、その分楽でした。

従って、トータルで積分すると、トムラウシ縦走の方が、大変だったようです。
ただし、山小屋に着いたのは、午後5時くらいだったので、
(予定では3時前には着いている予定だった)
今回の越後駒の方が、すさまじかったですが。
下山口の到着時間は、越後駒は午後2時前でしたが、
トムラウシの時は、夕方6時近くでした。
(その意味で、最終日が大変でした。)

小屋に着いた時間の遅さだけでは、
10月の吾妻山避難小屋縦走の方がすごかった。
小屋に着いた時間は7時半と、今回の30分遅れだが、
なにせ日の短い秋ですから、
2時間以上はヘッドライトで山を歩いたことになります。

◎イトヤンの報告に対するコアラのレス
>  小倉山の中腹
>  30分後には、何かがいつもと違うことに気付き始めていた。そう、確かに荷物
> が重い!食料、酒類、飲料水、寝袋等を詰め込んだザックはいつもよりかなり重い
> ものでした。
お酒については、丹後山避難小屋にいるときに、イトヤンからTELがあり、
お酒は持っていきましょうかとの内容。
ちょうど、残った酒1本を飲むか、翌日にとっておくかを、
タケちゃんと二人で悩んで(正確には四方山話で話していただけですが)
いたため、これはグッドタイミングと、イトヤンに頼んでしまいました。
この時は、よもや自分もあんなにばてるとは思っておらず、
当然、イトヤンも大変だろうという気は、余り心配していなかったのでした。

>  小倉山山頂に到着
>
>  このときに駒ケ岳に行く登山者は、枝折峠からの登山者が多いことを教えられ
> る。駒ノ湯登山道は急で時間もかかるため敬遠されるとのことでした。「他の誰も
> 会わなかったでしょ?」と言われる。そのとおり。
この点は、大変失礼しました。
最近は、越後駒を単にピークハントする人が多く、
枝折峠からのピストンが効率的で楽なため、そういう人が多いみたいです。
ただし、ヤマケイの山の本なんかには、駒ノ湯からのコースを紹介しているし、
公共交通機関を使う人は、枝折峠から登って駒ノ湯に下りる人も多いだろうし、
駒ノ湯にもTELしたら、この頃は満室といっていたので、
駒ノ湯コースの利用者は、もっと多いと思っていました。
駒ノ湯に泊まった人たちは登山者では無かったのか、
それとも泊まっても、山はマイカーで枝折峠まで上がってから登ったのか。

>  幸いテントマットを持っていたのでそれを地面に敷き、倒れるようにして寝転
> ぶ。肩で息をしているのが自分でも分かる。おにぎりをだしたものの食べる気にな
> れずそのままの状態でしばらく休むが、呼吸が苦しい。
>
>  水を飲むのがやっとという状態でこの先どうしようか?と思っているうちになん
> だか意識がぼやけてきた。
>
>  小一時間休むと体力が回復してきて呼吸も整ってきたので、おにぎりを食べる。
> いつもよりおいしく感じられました。
自分も2日目に稜線上でバテていたときは、そのような感じでした。
それにしても、あの日にバテなかったタケちゃんは、すごいですね。

>  コアラさんが来ない?
>  山頂で待っていればコアラさんと合流できるかもと思いしばらく展望を眺めてい
> ました。圏外だった携帯が一時的につながった為コアラさんからの留守電メッセー
> ジを聞くことができた。6時頃の到着とのことなので下りて山小屋で待つことにし
> た。
あの時点では、遅くとも6時には着くと思っていたのですが−−−
最初の予定では、午後3時から4時くらいには到着予定だった。
結局、檜廊下の通過で体力を使い切ってしまい、
天狗平で小1時間の休憩をとってしまいました。
その分、当初の見積もり以上に遅れてしまったわけです。
しかし、天狗平に到着した時点では、
下りにかなり神経とエネルギーを使ってしまい、
藪こぎ(正確には笹こぎ)が結構大変で、
何回か笹藪のくぼみに足をとらえて転んだりしたために、
疲れがピークに来ていて、ここで長時間休まないと、
越後駒までの標高差400mは登れそうもありませんでした。

>  コアラさんもその後すぐ下りてきて無事合流できたことを喜び3人で食事をとる
> ことにした。コアラさんも僕と同様途中でかなりバテてしまって遅くなってしまっ
> たとのこと、なんにしても無事たどり着けて本当によかった!
あの時は、本当に迷惑というか、心配をおかけしてすいませんでした。
>
>  雨の中を下山
>
>  翌日は天候が崩れるとのことで早めに下山すべきであったが、山頂で記念写真を
> とるためにもういちど山頂に登る。
>
>  山頂で東京からきた山岳会の人と出会い、その中の一人の女性が百名山を全て登
> 頂した瞬間に立ち会うことができた。
>
>  思いがけず良い光景を見ることができました。
この時もすこし出発が遅れてしまい、天気も下り坂だったので、
本当は山頂には行かずに下山すべきだったのかもしれませんが、
せっかくなので3人で登ろうと思い、越後駒の山頂に行きましたが、
まさかこのような、百名山全山登頂の決定的瞬間に立ち会うことになろうとは。
7年かけて、登頂したとおっしゃっていました。
記念写真にも一緒に写らせていただきました。
自分の写真でも写したので、山MLのHPでも公表しますね。
この記念写真を写すときに、その方(女性の方)が、
山頂でお化粧をしていたのには、驚きました。
いくつになっても、女性は女性なのでしょうかね。
女心は、よくわからないですね。
>
>  また、山頂に小さな鐘が設置されてあるのですが、この鐘に自分の会社の山岳会
> と思われるシールが貼ってあってちょっとびっくりした。別に害のあるものではな
> いのでそのままにしてきたがいったい何なんだろう?
この茨銀の山岳会の鐘にも、びっくりしました。
前日は暗かったせいで気づかなかったのかもしれませんが、
これも、再度登ったおかげによる、新発見でしたね。

>  温泉は源泉が沸き出ていて、熱い湯とぬるい湯の交互につかりました。いい温泉
> だったので苦労してここから登って正解だったと思いました。
温泉については、既に報告してあるので省略しますが、
増富温泉同様、ぬるいから、
だんだんじわりじわりと、体の内部から暖まっていきますね。
なかなか良い湯でした。