メグの報告

<イトヤンの報告>

先週18日(土)19日(日)1泊で山形県の月山に行ってきました。
2日ともまあまあの天気でいい条件のもとで登ることができました。

 東京発7:20の新幹線で山形駅までいき、
そこから巡回バスで湯殿山登山口へ到着し、
11:30ころスタートとなりました。
ちなみにこの湯殿山、月山、羽黒山を出羽三山といい、
白装束に身を包んだ修験者の巡礼の登山が行われていることで有名だそうです。



 ここから鎖とはしごがかかっているほどの急斜面をのぼることとなり、
のっけから息があがってしまいました。



スタートしてから30分ほどで下界が見えるポイントにさしかかり
その眺めのよさに感嘆の声があがる。
そのあと3時間半ほど登りつづけ3:30にようやく山頂小屋に到着しました。



 山頂からの眺めは本当に最高でした。
真下には雲海が広がり、北に鳥海山、南に朝日岳連峰、そして西に
庄内平野とその先には日本海が広がっているのが良く見えたのでした。

 そして夕食後、夕暮れを待ち夕日が日本海に沈むのを見て、
暗くなると夜の星空を見ました。
特に平地でみることのできない天の川を見ることができ、
本当に来てよかったと思いました。

 朝は4時半に起床5時少しまえに朝日を見る為に外へ出ると
少し寒いくらいの空気が心地良く、
日の出前の山は本当に静かな雰囲気に包まれていました。
その静寂をやぶるように、日の出とともに鳥の鳴き声が聞こえ始め、
気温も出発の6時頃になると既に暑いくらいになってきたのです。



 月山8合目を目指し2時間ほどで下山し、
バスで羽黒山に向かいここで神社仏閣を見学して約2,200段の階段を下り
(下るだけでもきつい)その後バスで温泉場に向かい、
温泉に入り疲れを癒しました。

 月山は春スキーのメッカとしての山というイメージで見ていましたが、
そのスキー場も山全体からみればはるか下に位置し
山の一部にすぎないことを実感しました。
雪渓も多少残っていましたが、
その雪渓を利用して滑るスキーヤ−がいたのにはびっくりしました。
短い距離を滑っては登ってを繰り返しているようでした。根性もんです!

 また月山山頂小屋はとてもきれいで設備の整ったいい山小屋でした。
トイレは水洗、風呂まである!

 とにかく今回は天候に恵まれ、
心に残る景色をいくつも見ることができて
本当に良い経験をすることができました。