のび太・他の山行報告へ
マゾッコメグです。
6月1日(土)、日帰りハイクで背戸峨廊に行って来ました。
今回の参加者は
(男性)マゾッコメグ、のび太
(女性)ピンキー、MK、たけちゃん
の計5名。
ピンキーさんがのび太さんのHPを見てそこに投稿したのがきっかけで
山MLに入っていたものの、土日に仕事が入ることが多く、
なかなか企画に参加できずにいた。
しかし6月1、2日は仕事がなかったので、
お気軽ハイクにでも行きたいとのび太さんに相談したことで、この企画が始まった。
いつも積極的に企画を立ててくれる人が
この日に限って軒並み都合が悪かったので、のび太さんが自ら企画することになり、
彼女であるMKさんも参加することになった。
ピンキーさんは山ML企画は初参加、MKさんも私の結婚式には来ていたが、
山ML企画への参加はこれが初めてだった。
私とたけちゃんは常連メンバーだが、私の方はこの日妻が用事で出かけていて、
一人で留守番するのも寂しいから参加することにした。
今回は人数こそ多くなかったが、
これまでなかなか山ML企画に参加できずにいた人が参加してくれるので、
楽しみな企画になった。
今回は比較的近場で、歩行時間も短いことから、
AM7:15に同じ宿舎ののび太さんと
夜のうちにのび太さんの家に来ていたMKさんと合流し、
川崎から電車で来るピンキーさんを8:00頃ひたち野うしく駅で拾って行くという、
山企画にしては悠長なスケジュールになっていた。
しかしここでトラブル発生。
ピンキーさんが寝坊し、8:00にひたち野うしくで合流することが
不可能となったのだ。
それでピンキーさんには上野8:30発の「フレッシュひたち9号」に乗って貰い、
停車駅である土浦駅で待ち合わせることにした。
土浦到着は9:19なので、
我々3人は8:45までのび太さんの家でのんびりしていた。
今回はMKさんの車で行ったが、土浦駅には少し早く着いてしまったので、
電車が来るまで待つしかなかったが、今度はちゃんと合流できた。
改札まで迎えに行ったのび太さんの話だと、
ピンキーさんとは初対面だが、すぐ分かったらしい。
早速出発、コンビニで昼食などの買い物をして、
土浦北ICから常磐道に入って北上した。
車中ではピンキーさんもみんなと初対面なのに馴染んでくれて、結構盛り上がった。
MKさんの運転は結構飛ばすので、怖い面もあったが、お陰でかなり早く着いた。
いわき中央ICで一般道に下り(高速料金は3300円)、
背戸画廊の駐車場には11:40到着。
途中の道はやや複雑だったが、迷うことはなかった。
また山間部に入ってからは、JR磐越東線と交わることが多かったが、
磐越東線は列車の本数が極度に少なく、列車が走るのを見ることはなかった。
途中で水力発電所の脇を通ったのも、山間部ならではと言えるだろう。
ここでたけちゃんと合流することになっていたが、彼女の合流が若干遅れた。
というのは、下の方にも駐車場があり、そちらの駐車場と間違えていたらしいのだ。
とにもかくにも4人無事に合流できたので、PM12:30に出発した。
「背戸峨廊」と書かれた立派な石碑があったので、ここで記念撮影。
自分は背戸峨廊のことは勉強不足でよく知らなかったのだが、
渓流沿いの眺めはなかなか良く、楽しいハイクになりそうな気がした。
沢用の靴を持って来ていたのび太さんは沢の中をどんどん歩いて行ったが、
我々は沢沿いの道を歩いて行った。
道の幅はあまり広くなかったが、川に落ちそうな所には鎖がかかっており、
歩き易いようになっていた。
最初の滝であるトッカケの滝までの道は比較的楽で、人も結構いた。
水溜りにオタマジャクシがたくさんいたり、孵化前のカエルの卵があったり、
道沿いにギンリョウソウ(銀竜草)が生えていたりと、見るものが多かった。
オタマジャクシやカエルの卵を見るのなんて20年以上ぶりかも知れないし、
ギンリョウソウも小学校の理科の教科書で見ただけかも知れないので、
単なる山歩きや沢歩きとは違った楽しみがあって良かった。
ここから先の道は大変だと聞いていたが、
実際この先の道は梯子や鎖場もたくさんあり、それなりに技術を要した。
しかも途中から雨が降り出した。
降水確率はそれほど高くなかった筈なのに、晴れ男の面目も丸潰れだ。
それで一度は途中で引き返しかけたが、結局もっと歩くことにした。
この先は、片鞍の滝、竜門の滝、竜の寝床、鹿の子滝、山連の滝などがあった。
特別落差のある滝はなかったが、どれも見応えはあった。
途中で雨が激しくなり、レインコートを着ることにした。
天候に恵まれなかったこともあるが、
今回のコースは初心者が行くコースとしてはちょっときつかったかも知れない。
ピンキーさんはそれでもちゃんと歩けたので、潜在能力の高さを感じさせ、
今後難易度の高い山に連れて行っても大丈夫そうだと感じた。
彼女は土日に仕事が入ることが多く、
なかなか山ML企画には参加できそうもないので、
平日に都合がついて一緒に山に行ってくれそうな人を探しているようだ。
山MLメンバーもしくはその友人で
一緒に山に行けそうな人はよろしくお願いします。
MKさんの方はかなり辛そうだった。
のび太さんが付いていてくれたので大丈夫だったが、まあこれに懲りず、
少しずつ山の経験を積んでいって欲しいものだ。
コースの後半は沢から外れ、普通のハイキングコースを歩くことになった。
このコースはとても歩き易かった。また天気も回復した。
登山口にはPM5:05到着。
コースタイムでは4時間30分とあったから、ほぼコースタイムどおりだったが、
途中で雨が降ったりして苦戦したことを考えると、結構いいペースだったのかも。
途中で引き返さずに最後まで歩けて、本当に良かった。
出発まで色々手間取ったが、5:35に登山口を出発し、
湯本にある「さはこの湯」に向かい、ここで温泉に入ることにした。
今度はピンキーさんがたけちゃんの車に乗って行った。
ここまでの道はやや複雑だった。
「さはこの湯」には6:20頃着いたが、
駐車場が満杯で、第2、第3駐車場を探していたら、少し時間を食われた。
さはこの湯の入浴料は220円と安かった。
風呂は小さな内風呂のみで、露天はなかった。
内部に木材や石が使われ、ちょっとレトロな雰囲気を出していて良かった。
洗い場に石鹸はあるものの、シャンプーの備え付けはなかった。
安いからしょうがないのだろうか。
湯はちょっと熱めで、硫黄の臭いがした。
地元の人と思われる入浴客が多く、中は混んでいた。
みんな7:10には風呂から上がった。
ピンキーさんが川崎まで帰るのだが、あまり遅くなると終電がなくなる心配があった。
それで夕食は中郷SAで軽く済ませることにした。
いわき湯本ICから常磐道に入り、中郷SAには7:50到着。
ここで夕食にしたが、時間が遅かったのか、麺類しか出なかった。
ここでたけちゃんと別れ、8:25出発。
ここから先はのび太さんの運転で、行きのMKさんほど飛ばさなかったが、
それでも桜・土浦ICで一般道に下りて(高速料金は3300円)、
つくばには9:25に着いた。こんなに早く着くとは予想外だった。
ピンキーさんをどこで降ろすかが問題になっていたが、
MKさんがこの日のうちに墨田区の自宅に戻ることになっていたので、
結局、総武線の両国か秋葉原までピンキーさんを送ることになった。
時間が少しあったので、のび太さんの家で少しくつろぎ、
10:00にMKさんがピンキーさんを乗せて帰って行った。
私は家はすぐ近くだったが、家に帰ってやることもあるので、ほぼ同時に帰った。
今回は高速道路代が往復で6600円かかり、
ガソリン代がどれ程かかったのかは分からなかったが、
MKさんのご厚意に甘えさせて貰い、一人2000円で済んだ。
入浴料や昼食・夕食の食費を合わせても4000円程度で、安いハイクとなった。
今回は山MLの主要メンバーの都合がつかず、
お気軽(?)ハイクにしては人数が揃わなかったが、
今回のハードさを考えるとこれ位の人数で丁度良かったのかも知れない。
また初めて参加した人もうまく打ち解けてくれたようだし、
やって良かったと言えるだろう。
なかなか企画に参加できないメンバーに出て来て貰うため、
お気軽ハイクを企画することの重要性を再認識した。
幸いメンバーには気さくな人が多いので、初参加でも馴染めると思います。
まだ企画に参加していない人も出て来てみてはいかがでしょうか。
いわき湯本温泉・さはこの湯 0246−43−0385