(マル・イト・キミ)・メグ・ふむふむ の報告へ
裏磐梯スキー報告(byコアラ)
コアラです。
大変遅くなりましたが、山MLスキーの感想をアップします。
いつもは自分が企画ということで、人に感想を報告してもらっていましたが、
今回は全く人の企画におんぶにだっこという感じで、楽でした。
だからこそ、感想を早くアップしないといけなかったのでしょうが、
ほとんどペケになってしまいました。
ただし元気がないので、メグさん、ふむふむさんのメールに主にレスするという形で。
On Wed, 01 Mar 2000 00:54:59 +0900
Nakahara Tuyoshi <nakahara.tuyoshi@nasda.go.jp>
wrote:
> > 2月26日
> >
> > 午前3時に、男性5人が乙戸沼に集合。車出しはイトヤンとマルがやっ
> > てくれた(感謝!)。
結局最後まで、二人が運転をしてくれました。大変感謝しています。
途中運転を代わっても良かったのですが(雪のない高速部分とか)−−−
車出しもしてくれたし、
ガソリン代くらいは運転手以外の5人で割っても良かったかなと思いました。
会計もイトヤンだったので、7人の頭割りとなってしまいましたが−−−
> > 諸手続きの後、早速スキーウェアに着替え、イトヤンは9:53発のバスで
> > 「猫魔スキー場」へ、残りのメンバーは10:05発のバスで「グランデコス
> > キー場」へ行った。自分にとっては、今シーズンで最初(で最後?)のゲレン
> > デスキーとなったが、天気は良かったし、雪質も良く、満足できる滑りができ
> > た。クロカンもいいが、やっぱりスキーはゲレンデでやるもんだなと思った。
糸賀さんだけバッジテストを翌日受ける関係で、一人猫魔に行きましたが、
彼の意志の強さにビックリ!
私なんぞは、最初スクールの予定だったのが、皆と滑っているのがよいとなって、
結局初日はスクール入りませんでした。なんと意志の弱い−−−
>
> グランデコの一番下はスキーヤー・ボーダーだらけの混み合い状態。2月は連チ
> ャンで磐梯方面に来ているが、こんなに混んでいるのは初めてだった。しかし、
> 上の方のゲレンデはまずまずといったところで、ずっと上の方で滑っていた。雪
> 質は稲葉さんの言うとおり、文句無しでした。
>
> > 今回の参加者はみんなかなりの腕前だった(コアラさんも謙遜していたが、
> > なかなかのものであった)。従って、初心者のコーチをする手間が省けたのも
> > 良かったかも(でも初心者の女の子に手取り足取り教えてあげるのも、楽しみ
> > と言えば楽しみだが)。
謙遜だなんてとんでもない。腕前のクラスター分析でもしてみたら、
明らかに私だけが別グループになってしまいますよ。
2年ぶりだったし、社会人になってからスキーを始めて、
通算でも10回くらいしかスキーをしていないので、
正直言って滑れるかどうか心配でした。
雪質も良かったせいか、レンタルした板も良かったせいか、
そんなに怖い思いもせずに滑れました。
グランデコは、上級コースといってもそんなに難しい斜面でなかったです。
最後に下りたややこぶ斜面だけが、下りるのに苦労しましたね。
結局、天気が良かったこともあり、皆さんと最後まで一緒に滑ってしまいました。
グランデコは、西吾妻山の西大嶺の山頂(1982m)付近
(標高1700m前後)までリフトで上がることが出来ます。
最上部からかは、磐梯山とその爆裂火口、猪苗代湖、安達太良山、
猫魔スキー場と猫魔ヶ岳火口内の雄国沼などが見え、素晴らしい展望でした。
やはり私は、好展望男。
吾妻山は百名山で、何回かこの山域には地形調査・植生調査等で
入っているのですが、最高峰の西吾妻山にはまだ登っていないので、
今年の夏以降は避難小屋泊まりで、
東吾妻から西吾妻への縦走でも挑戦してみたいと思っております。
> 帰りのバスでは、キミベエがバスガイド席に座り、本物のバスガイドみたいに運
> ちゃんと親しげに話していたのが印象的でした。転職できるのでは?
そうそう、なかなか似合っていましたよ。
>
> > 温泉に入った後、7時半から夕食・・・の筈だったが、結構待たされ、食事
> > が始まったのは8時過ぎだった。夕食ではしゃぶしゃぶ(シャブではない)が
> > 出て、結構食べた。満腹、そして満足・・・
>
> 露天風呂の湯加減や、雪が積もっている風情がとても良くて、風呂は大満足でし
> た。なんでも、この裏磐梯ロイヤルホテルの風呂はその辺ではベストだそうで
> す。
インストラクターの話では、ロイヤルホテルは裏磐梯では
3本の指に入るホテルで、風呂に関してはナンバー1だそう。
最初は1泊2食で9000円台と聞いていたので、
クロカンと同様ホテルとは名ばかりかと思っていたのですが、
着いてみたら余りにも立派なので、ビックリ。
ホテル泊まりのスキーは、苗場以来2回目でした。
女性も含めてスキーに行くときは、たまにはゴージャズなのもイイかも!
露天風呂も良かったですね。温泉MLでも紹介しても良いかも。
私の野趣溢れる嗜好とは違いましたが、湯加減も良く、なかなかヒットな湯でした。
皆さん、この手の温泉が好きなら、
私が大平山山行報告で紹介した栃木の「太子堂」も、皆さんお気に入るかも?
大平山は花見でも有名なので、有志でお花見ハイクを企画しても良いですが。
> 夕食は、イトヤンは一泊二食付きで予約したつもりがホテル側は一泊朝食のみで
> カウントしており、一時トラブルに。イトヤンの交渉で、結局夕食をつけて普通
> の一泊二食付きよりも千円安い値段で済むことになりました。ラッキー、ですが
> イトヤンご苦労様でした。
> で、しゃぶしゃぶは、メグさんが実はこれがしゃぶしゃぶ初体験と聞いて、ビッ
> クリ。でも、満腹・満足で良かったですね。皆さんデザートまで徹底的に食べて
> 満足のようでした。
やはり2食付きでこの値段は安過ぎると思ったんだよな〜〜〜
でもこの値段でも、しゃぶしゃぶ食べ放題だから、まあ安いかな。
食事開始の時間が大部遅くなってしまいしたが、
その分ゆっくり風呂に入れたし、良かった良かった。
肉の厚さが結構厚くて、すき焼き用としゃぶしゃぶ用と区別が付かなかったです。
肉もたっぷり食べましたが、デザートは別腹。
たらふく食ったので、その後の宴会モードにはなかなか入れず。
つまみも結果論的には買いすぎということに−−−
> > 2月27日
> > 8時半(9時半だっけ?)に、マイカー2台で猫魔スキー場へ。この日は雪
> > が降り、結構寒かった。というより、顔が痛くなった。猫魔のゲレンデもなか
> > なか良かったが、新雪が深く積もっていると、斜面にこぶがあっても分かりに
> > くく、ちょっと滑りにくかった。コアラさんとふむふむさんとキミベエはスクールに
> > 入ったようだった。
ふむふむさん、キミベエはパラレルクラス、私はボーゲンクラスに入校。
私は結果としてマンツーマンになったので、得した気分。
昨日とはうって変わって、吹雪いていたので、
スクールに入って結果としては良かったのかも。
途中でイヤにならずに結構な回数リフトに乗れました。
> 僕とキミベエは、この日のスクールで改めて自分たちの欠点に気付かされ、納
> 得。たまにはクリニックを受けるもんだ・・・。で、ボード派に転向しかけてい
> たキミベエは、一挙に燃えるスキーヤーとなったのでした。(キミベエ、総額ン
> 万円?の激動の2月)
私の方は、お二人と比べるとレベルは低いのですが、色々気付かされました。
やや緩斜面で、ボーゲンからプルークボーゲンまでの練習をしましたが、
どうしても左外足でターンするときにきちんと体重が乗っていなくて、
上手くまわれていない。
これは何となくこれまでも気付いてはいたのですが、あらためて指摘されました。
どうしても、体重移動ではなく脚力で無理に曲がってしまう傾向があるようです。
かなり注意して滑るようにはしましたが、結局最後までこの癖は矯正されずじまい。
理屈では分かっていても、なかなか上手くはいかない。
この後、足をそろえてパラレルで体重移動で滑る練習をより緩斜面でしました。
これもスピードが出ていなければそれなりには滑れるのですが、
スピードが出ると上手く制御できなくなってしまって、バランスを崩してしまいます。
途中で片足で滑る練習もしたのですが、右足のみだとまだ良いのですが、
左足のみだと直ぐにバランス崩して足をついてしまいます。
左外足でのターンと同様、利き足で無い方だと上手く体重がかけられないようです。
最後は、やや中斜面で総合的におさらいしました。
ただ、どうしてもより急斜面になってしまうと、怖いのか、
基本の姿勢から外れて、無理矢理の姿勢や自分の癖の出た姿勢になってしまいます。
どうしても基本通りに滑れない〜〜〜
どうしても、へっぴり腰になっていて、
重心が後に引いた状態で滑っているようです。
何度も指摘されましたがこれもやはり直らない〜〜〜
ビデオ撮影による練習とチェックも重要かなと思いました。
最後の総括では、まだパラレルで滑るには基本が出来ていなく、
今後もプルークボーゲンでの体重移動に焦点を当てて練習をすると良い、
とのアドバイスをいただきました。
> ちなみに、昼は餅などの軽食で済ませ(屋台の餅入りけんちん汁が旨かった)、
> 更に滑っていたら、降雪が強くなってきて顔が痛くなり、”もうダメだ、止めよ
> う”と思ったにもかかわらず、更に30分以上も滑ってしまいました。というメ
> ンバーは、コアラ・メグ・キミベエ・ふむふむの4名でした。物好きだねぇ。
はっきり言って、ゴーグルも壊れてしまい、顔が凍傷になりそうで、辛かったです。
めがねかけているんで、直ぐ曇ってしまうし−−−
> しかし、コアラさんは、初めこそ着いてくるのが大変という感じだったのが、次
> 第にペースが速くなり、遂には”気が付けばコアラさんが先頭”という時もあっ
> たくらいでした。コアラさんも、まだまだ上手くなれる余地十分にあり、という
> 感じでした。(これは、メグさん、マルちゃんも同様。)
これも、スクールの成果?
はっきり言って、急斜面は怖かったですが、結局転ばずに滑って来れました。
一度でも急斜面で転んでしまうと、その恐怖心からか姿勢が崩れてしまって、
ちんたら腰の引けた滑りになってしまうようです。
今回は比較的そういうことが無く滑れたのですが、
やはり雪質が良くターンしやすかったことと、
上手く速度を制御しながらターンできたことが大きかったと思います。
それでも、急斜面でのターンでは体重移動でというよりは、
無理矢理我流で脚力で強引にターンしていたように思います。
結果としてどうにかこうにか下りてきただけで、
フォームとか基本とかは全然なっていなかったですね。
また、まだ昼過ぎくらいで体力もあったことも大きかったかと思います。
スクールでの成果をより強く反映して滑る余裕が比較的あったかなと?
これが夕方になると、アイスバーンになるし、
自分は疲れて足が上がらなくなるので、よく自分の板同士を引っかけて、
どうでもよい斜面でよく転んだりしたものです。
> > 朝決心したとおり、昼食は甘酒を飲むだけにし、2時半にスキー場からホテ
> > ルに向かった・・・が、私とキミベエとマルの乗った車が、ホテルの前を
> > 通り過ぎたことに気付かず、ホテルから10km程離れた地点でようやく異変
> > に気付き、引き返した。そのため、1時間ほどホテル到着が遅れてしまい、イ
> > トヤンの車に乗ってた人達に、思いっきり迷惑をかけてしまった。車内でお菓
> > 子を食べるのに夢中になっていたせいかも。本当にごめんなさい!
>
> そうだ、そうだ!こっちは、どうなったのか心配したんだぞ。(これは、本
> 当。)
> でも、無事で良かったです。
さすがにこれが、最大のピンチだったかな?
とにかくこちらとしても為す術が無く、
待ってるしかなかったので、辛かったです。
イトヤンが、公衆電話等を使って色々試みてはみたようですが。
私らが考えたのが、
1.ホテルに気付かず先に行ってしまった。
グランデコへの分かれ道の直ぐ近くだから、ちょっと考えにくいし、
もしこれだったら、いくら何でも15分くらいで気付くだろう。
反対方面は流れているし、いくら何でも1時間も来ないのは、あり得ないのでは?
2.事故った。
一番考えたくなかったケースですが、
1時間も来ないとなると、これしか可能性はないか?
それにしても連絡がないところをみると、まだ大部手前で事故ったのか?
このスピードだと、車の破損だけですみそうだが、
もしかして人身事故にでもつながって(湖に落ちたとか)、連絡できないのか?
3.どこかで勘違いして、我々を待っている。
糸賀車の方が先頭だったから考えにくい。
最後はホテルでといっているし、
さすがに1時間も来ないのだと、この可能性は考えにくい。
てな訳で、状況的には最悪ケースしかないかと、時間が立つに連れ、
最悪ケースでの対応をどうしたらよいかシナリオが頭を巡っていたのですが−−−
1時間待っても来ない時点で、2番の最悪ケースのシナリオを想定して、
イトヤン車で猫魔の方に戻って偵察していくことを準備し始めた矢先に、マル車が到着。
結果を聞いたら、一番実害の無かった1のケースで良かった、良かった。
ちょっと考えにくいケースでしたが、後続車は付いて行くだけだったので、
現地周辺の地理的状況を十分把握している人がいなかったのが、原因かな?
この辺は、今後の課題でしょう。これが山だったら、大変でした。
山を歩くときには、人に付いて行くだけではダメで、
たえず自分の位置等を地図等で確認する癖を付けておくべきと思います。
空間認識力は、たえず使っていかないと鍛えられないものです。
> 「梨の木」の前に、隣の「柏屋」に寄って薄皮饅頭を試食&購入(これも磐梯ス
> キーの定番)。
私は粒あんの薄皮饅頭を職場のおみやげに買いましたが、
これが部下たちにも大人気でした。やはり、人気商品だけのことがある様です。
> 高速では、トンネル内の非常駐車帯で止まっている車を見かけ、”あんなとこで
> 何やってんだ”とか言っていたら、自分たちの車(イトヤン車)がチェーンが外れて
> その羽目に。トンネル内の狭い駐車帯でイトヤンがチェーンを外したわけです
> が、そばを通る高速の自家用車やトラックの迫力は凄く、ちょっと掠られでもし
> たら即死という感じでした。いやー、イトヤンご苦労様でした。
私はトンネル内の測量の経験があるので、
ものすごい体験とまでは感じませんでしたが。
だけれども、閉塞環境で轟音が鳴り響いているのも気持ちの良いものではないですね。
排気ガスも充満しているし。イトヤン、お疲れさまでした。
> > そんな訳で、みんなにお世話になりっぱなし、迷惑かけっぱなしのスキー企
> > 画でしたが、本当に楽しかったです。企画したイトヤン、運転したマル、
> > そして皆さん、有り難うございました。
>
> 一泊二日で存分に滑れたので、非常に満足でした。風呂も宿も食事も良かった
> し、参加させていただいてありがとうございました。
> イトヤンも結局、往復路ともに運転し通しということで、本当にご苦労さまでし
> た。
これも、お二人の感想と同様です。
幹事のイトヤン、それから車出しのマル、大変お世話になりました。
他の皆さんも、力量が違かったにもかかわらず、
一緒に楽しむことが出来、ありがたかったです。
心から感謝して、スキーの感想を締めます。