剣山・三嶺山行報告
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●マゾッコメグの報告(徳島編)
マゾッコメグです。
徳島での学会のついでに、9月22日(月),23日(火)と、
四国の剣山と三嶺に登って来ました。
今回の参加者は
(男性)マゾッコメグ、lead82
の2名。
他にも参加者がいてくれるとなお良かったのだが、
さすがに徳島では遠く、他に参加者はいなかった。
当初はlead82さんも同じ学会に参加する予定だったが、
仕事が忙しい関係で学会の方には参加せず、山行だけの参加となった。
JR徳島線の貞光駅から剣山登山口の見の越まで、夏期はバスの便が
あるそうだが、あいにくこの時期はバスが通っていないので、
マイカーかレンタカーかタクシーを使うしかなかったのだが、
lead82さんが山口からわざわざ車で来てくれて、
今回の山行でも車出ししてくれることになったので、とても助かった。
タクシーは言うに及ばず、レンタカーを使ったら、結構高くついただろう。
剣山は標高1955mで、四国、というか西日本では石鎚山に次いで
2番目に高い。徳島県最高峰でもある。
日本百名山に入っていて、私にとっては48座目の百名山登頂となる。
三嶺は標高1893mで、高知県最高峰である。
名前は「みうね」と読まれることも、「さんれい」と読まれることもある。
200名山に入っており、200名山の登頂は9座目になる。
7月に長男が誕生して、私生活が慌しくなっていたこともあり、
本格的な登山は6月の鳳凰三山以来となった。
鳳凰三山の時に捻挫した右足もだいぶ良くなったが、
体力の低下が懸念された。
今回はそれ程ハードな山行ではないから、大丈夫だろうとは思ったが。
妻子を家に残して行くと、妻にかかる負担も大変なので、
15日のうちに妻子を西東京市の実家に連れて行って、預けておいた。
自分は24日の早朝に東京に帰って来ることになっていたので、
妻の実家に寄って、妻子をつくばに連れて帰る予定になっていた。
<9月16日(火)>つくば−東京駅−浜松町駅−徳島駅
学会は18日からだったが、
この日出発の夜行バスに乗って徳島に行くことにした。
バスは浜松町のバスターミナルをPM9:50に出発することに
なっていたが、つくばから東京駅に向かう高速バスが思ったよりも
早く着いてしまったので、浜松町で1時間くらい待つハメになった。
しかもここのバスターミナルはベンチが少なく、
座って待つのもままならない状態だった。何てこったい。
まあそれでも東京駅のバスターミナルよりはマシだろうけど。
<9月17日(水)>徳島駅−鳴門−徳島市
徳島駅前にAM6:40着。
バスの中ではあまり良く眠れなかったが、不思議と眠くはなかった。
学会期間中は「徳島駅前第一ホテル」に泊まることになっていたが、
さすがにこんな朝早くからチェックイン出来る筈がないので、
ホテルに荷物を預けて、鳴門を観光することにした。
7:37徳島発の列車に乗り、鳴門着は8:11。
8:55鳴門駅発のバスに乗って観光港へ行き、
観潮船に乗って鳴門の渦潮を見物。
渦潮の大きさは日によっても時間帯によっても大きく変わるらしいが、
この日ではこの時間帯(午前10時頃)が一番渦潮が大きいらしい。
でも実際見てみると、期待したほど見事なものではなかった。
その後、鳴門公園、渦の道、大鳴門橋架橋記念館(エディ)、
エスカヒルなどと言った名所も回った。
渦の道というのは、大鳴門橋の車道の下に造られた歩道で、
橋の途中まで歩いて行ける。
側面は勿論、床にも窓がある箇所があり、渦潮が見られるというものである。
エスカヒルは、長いエスカレーターで展望台に登れるというもので、
展望台上部のレストランで食事するといいムードになる。
大鳴門橋架橋記念館の前で、同じ学会に参加する職場の先輩に会った。
この人は朝新幹線に乗って来たらしい。
PM1:45発のバスで鳴門駅に戻った。
鳴門に来たついでに、野球で有名な鳴門高校、鳴門工業高校を見に行った。
鳴門高校は鳴門駅から近く、比較的分かり易い場所にあったが、
鳴門工業高は遠く、最寄駅も鳴門の隣りの撫養(むや)だった。
帰りは撫養から列車に乗ったが、当然無人駅で、
駅前にはたくさんの自転車が無造作に放置されていた。
撫養3:34発の列車で徳島に戻り、すぐホテルに行ってチェックインした。
ホテルではのんびりできた。
<9月18日(木)>徳島市
この日から21日まで学会。
18、19日は郷土文化会館が会場で、ホテルからは徒歩15分程だった。
自分はこの日が発表で、ポスター発表だったが、
今回は質問しに来る人が少なく、ちょっと寂しかった。
学会の後、眉山(びざん)に登った。
眉山は徳島市街地の背後にある山で、標高277m。
往復ともロープウェイを利用した。
山頂には展望台があり、徳島市街地を一望できる。眺めは悪くなかった。
山頂には他にパゴダ(仏舎利塔)、モラエス館という、
得体の知れない建物もあり、しかもそれらが入場料を取るらしいので、
興醒めした。勿論、金を払ってまで入る気にはなれなかった。
<9月19日(金)>徳島市
一応真面目に学会を聴講した。この日は夕方から懇親会があった。
乾杯前の挨拶が相変わらず冗長でイヤになったが、
名物の阿波踊りが披露されて、盛り上がった。
<9月20日(土)>徳島市
この日から会場が徳島大学に移動。
大学まではバスで行ったが、案外近くで、バス代も勿体無いから、
今後は歩こうと思った。
学会の後、また野球で有名な徳島商業高校を見に行った。
同校は住宅地の中にあったが、実に見つけにくかった。
<9月21日(日)>徳島市
この日で学会も終わり。
今回は自分の研究テーマと近い発表が少なかったので、
あまり聴きに行く気になる発表が少なかったが、その分、気軽に聴けた。
最近忙しい日々が続いていたが、
学会期間中は案外暇だったのでホテルで勉強もできたし、
帰ってからの仕事に向けて、エネルギーを貯えることは出来たと思う。
学会編はここまで。ここから先が山行報告の本題になります。