⇒ござるの報告
コアラです。
九重山に行って来ました。
山MLと温泉MLで公募して、メンバーは次の通り。
男性:リン・コアラ
女性:ナイスバディ・ゴザル
金曜の夜、仕事帰りのコアラと広島八丁堀交差線で待ち合わせて、
お好み村でお好み焼きを食べて、腹ごしらえ。
その後、「ふかわの湯」というスーパー銭湯で一風呂浴びて、コアラ宅で仮眠。
1時過ぎに出発して、山陽自動車道で広島ICから徳山東ICまで行き、
徳山港から3:10発の周防灘フェリーに乗り、
約2時間後に国東半島の竹田津港に到着。
そこから宇佐に出て、大分自動車道に乗り、湯布院ICで降り、
やまなみハイウエイで長者原まで。そこから登山開始。
やまなみハイウエイからの景色は、本州では味わえないようなもの。
是非行ってみてください。
九重山とは山塊全体を指す名前で、主峰の名前が久住山。
国立公園の名前は、ひらがなでくじゅうとなっている。
行政としても、久住町と九重町(こちらは、ここのえと読む)がある。
そういえば、ゆふいんも、湯布院と由布院がありますね。
ちなみに、九重山の最高峰は中岳、九州本土の最高峰でもある。
元々は久住山と大船山(こちらは三百名山)が、
九重山塊の最高峰とされていたが
(精密には久住山の方が高かったが、四捨五入すると同じ高さだった。
いずれも三角点がある)、
その後の国土地理院の調査で、中岳が最も高いことがわかった(標高点)。
中岳1791m、久住山1787m、大船山1786m
●コースタイム
7月7日(土)
長者原(8:40)−すがもり越(10:10〜15)
−久住分れ(11:10〜50:雨のため避難小屋で待機しながら昼食)
−久住山(12:25〜40)−御池(13:05〜25)
−池の小屋避難小屋(13:35〜40)−中岳(13:50〜14:20)
※御池からは、コアラと他の3人は別行動で中岳まで行った。
上はコアラのタイム。
−中岳と稲星山の鞍部(14:40〜15:20)
※その間、コアラ・リンは稲星山をピストン
−法華院温泉(16:40)
天気予報では、梅雨前線が南下し、九州地方は大雨とのことでしたが、
コアラの晴れ男パワーと梅雨前線の格闘の結果、
久住山の登りで降られたが、後は曇りか晴れの、まあまあの日より。
時々がガスがかかったりしたため、大展望は望めなかったが、
九重山塊の山々や阿蘇五山が雲海に浮かぶ姿は見れた。
九重独特の景観を楽しめ、梅雨時にしては大変良かったと思う。
坊がつるに泊まれたのも、「坊がつる賛歌」に憧れる身としては、
大変満足出来るものであった。
↑坊がつる風景
↓坊がつる賛歌の歌詞
法華院温泉は、2時間以上歩かないと着かない温泉。
坊がつるという湿原に面した立地条件。
男女別の内湯のみだが、硫化水素泉の、雰囲気のあるすばらしい湯でした。
風呂や部屋から、坊がつるが見れて、堪能できました。
西日本なので、午後7時過ぎまで明るく、散策が楽しめます。
食事も山小屋とは思えない位良く、部屋も個室で布団も良かったです。
ミヤマキリシマのシーズンが過ぎ、客が余りいなかったのが良かったのか?
8日(日)
法華院温泉(5:00)−段原(6:25〜30)
−大船山(6:45〜7:00)−段原(7:15)−法華院温泉(8:20)
※リン・コアラの2人で朝食前に、大船山をピストン。
大船山山頂にいる間だけ、ちょこっとガスが晴れましたが、基本的にはガスの中。
残念ながら、山頂から坊がつるの景色は堪能できませんでした。
法華院温泉(9:40)−雨池(10:30〜50)−長者原(11:50)
※今回、花の時期ははずしてしまったのですが、
雨池では結構色々な花が見れました。
下山後は、やまなみハイウエイの沿線のドライブインで、だんご汁を食べて、
由布岳の近く(正確に言うと鶴見岳の山麓)の塚原温泉で一汗流しました。
こちらも、男女別の内湯のみなのですが、pHが低く、ひりひりします。
なんと、日本で酸性が二番目に強い温泉とか。
一番は秋田県の玉川温泉。
温泉に関して言えば、ナイスバディ嬢・ゴザル嬢と混浴できなくて、残念でした。
九州って、一杯野趣溢れる混浴露天風呂があるのですがね。
これだけが唯一の心残り?
その後、午後4時過ぎに、3人を大分空港まで送り、そこで分かれました。
コアラはその後、もう一日休暇を取っていたので、筑後市にいる弟を訪ねました。
そこには、船小屋温泉という、炭酸泉があります。
また、弟夫婦と近くの日帰り温泉に行って来ました。
翌月曜日は、福岡・佐賀境界にある背振山(車で登れる山)と、
落ち着いた城下町秋月(大学生の時行って以来です)、
二百名山である修険道の山、英彦山に登ってきました。
英彦山は、出羽三山、大峰山と並ぶ、三大修険道の山だそうです。