本報告に対するコアラのRES

大台ヶ原・大峰山行報告(byメグ)

マゾッコメグです。

11月10日から12日(行き帰りのバスの車中泊も含めれば9日から13日)、
近畿の百名山(大峰山・大台ヶ原)に行って来ました。

今回の参加者は、
(男性)メグ、コアラ
(女性)Qちゃん
の計3人。
コアラさんの奥さんが出産間近でドタキャンの可能性もあったので、
山MLでも追加参加をだいぶ募ったようであったが、
結局この3人に落ち着き、関東方面からの参加者はメグ一人となった。
Qちゃんはコアラさんの広島の山仲間で、メグとは今回が初対面であった。

ちなみに今回この2峰に登頂すると、
日本百名山のうち34座に登頂したことになり、
やっと自分の年齢に並ぶことになる。
ただし自分は来年4月には35になるので、
それまでに上積みしておかないと、再び年齢の方が先行することになる。

<11月9日(金)>つくば−東京−大阪

つくばから大阪直通の夜行高速バスがあるので、それに乗りたかったが、
あいにく満席になってしまい、予約が出来なかったので、
高速バスでいったん東京まで出て、
東京から大阪に行く夜行高速バス「ドリーム大阪3号」に乗ることにした。
「ドリーム大阪3号」はJRバスで、やはり予約が必要なので、
予め荒川沖駅のみどりの窓口まで行って、チケットを入手した。

この日は仕事を早めに終えて帰宅し、準備をして、
PM7:48つくばセンター発のバスに乗った。
「ドリーム大阪3号」は東京駅PM10:20発なので、
余裕をもって少し早めに出たのだが、東京駅に9:05頃着いてしまった。
仕方ないから、地下街の店で飲み食いして時間を潰した。

夜行高速バスに乗るのは初めてだった。
車中で寝るので、
普通のバスに比べてかなりゆったりしたスペースになっていた。
毛布やスリッパなども備え付けられていたが、
残念ながらあまり深い眠りは得られなかった。
しかし料金が8610円と安く、今後利用して行きたいと思った。

<11月10日(土)>大阪−阿倍野橋−大台ケ原駐車場−日出ヶ岳
−正木ヶ原−牛石ヶ原−大蛇煤|シオカラ谷−大台山の家−大台ケ原駐車場
−大台荘

大阪駅桜橋口にはAM7:15到着。
途中の高速道路が一部工事中で、一般道を迂回したため、少し到着が遅れた。
東京を出発する時も雨だったが、大阪も雨だった。しかもかなり寒かった。
大阪に来るのは約3年ぶりだが、個人的には大阪とはちょっと縁があり、
大学受験の結果次第では学生時代を大阪で過ごしたかも知れなかったのだ。
また就職してからも大阪には5回程来ている。

コアラさん、Qちゃんの広島組とは天王寺(阿倍野橋)で
待ち合わせることになっていたので、大阪環状線に乗って天王寺へ。
外回りの電車に乗ったが、どっち回りでも所要時間は一緒らしい。
大阪環状線の電車は何故か古い。20年くらい前の山手線を見ているようだ。

AM8:30にトヨタレンタカーの店で待ち合わせることになっていたのだが、
場所がなかなか分からなかった。
天王寺駅前にレンタカー屋があったので、ここかと思ったら、
ニッポンレンタカーで、ここではなかった。
バス停の警備員らしい人に聞いても分からなかったので、
トヨタレンタカーに電話して聞いてみたら、
「天王寺から阪堺電車沿いに南下すると阪神高速にぶつかるから
そこを左折してすぐ」
とのことだった。
言われたとおりに行ってみたら、すぐ見つかったが、
天王寺や阿倍野橋の駅から1kmは離れていた。
誰だ、駅の近くなんて言ったのは!?

自分はトヨタレンタカーには8:25頃着いたが、
コアラさんとQちゃんが着いたのは8:45頃で、少し待たされる形となった。

レンタカーには「ヴィッツ」を借りた。
荷物を積み込んで9:00に出発。
Qちゃんは免許を持っておらず、最初はコアラさんが運転した。

文の里ICから阪神高速に入り、更に西名阪自動車道を通って、
郡山ICで降りた。
そこからは24号線を南下し、橿原・吉野方面を経由して、大台ケ原へ。
この日は天気が冴えず、ガスが出てきて視界は利かないし、
しかもかなり寒かった。
それに加えて、乗り物酔いで気分まで悪くなってきた。

そして更に、行者還トンネルが通行止めになっているという
ショッキングな事実を知る。
当初の予定では、翌日行者還トンネルを通って大峰山(八経ヶ岳)の
登山口へ向かうことになっていたのだが、このトンネルを通れないとなると、
次の日はかなり大回りしないと行けなくなるのだ。
そちらの方でも新たな問題点が噴出した。

大台ケ原にはPM12:20着。
駐車場が満杯に近く、
車が出た後を狙ってすかさず自分達の車を入れるしかなく、苦戦した。
そんな訳で、コンディションは極めて悪かったが、
レインコートを上下とも着たりと準備をして、とにかく歩き始めることにした。
出発は1:00。

まずは日出ヶ岳へと向かった。
道は結構よく整備されており、起伏も少なく、
初心者向けのコースと言って良かった。
周りは樹林帯だが、木の下には笹が茂っていた。
ガスがかかっており、幻想的な雰囲気を出していた。

日出ヶ岳山頂には1:40到着。
ここもガスのため視界は利かず、しかもメチャクチャ寒かった。
コンクリートでできた展望台があり、そこで昼食にした。
コンビニで買ったおにぎりやパン類がメニューで、
ちょっと侘しいものであった。



2:00に日出ヶ岳山頂を出発し、正木ヶ原へ。
途中の道は木道が完備されており、歩き易かった半面、風情に欠けた。
この辺りから高い樹木はまばらとなり、笹の茂る大地となった。
昔は樹木が生い茂っていたそうだが、台風で樹木がなぎ倒されて以来、
植生が変わったらしい。
また正木ヶ原で鹿を発見。感動して写真に撮った。

牛石が原を経由して、大蛇□(ぐら)には3:20に到着。
ここは切り立った展望台になっており、柵はあったものの、
高所恐怖症の人には結構怖い。
高所恐怖症だった筈の私は平気だったが、
Qちゃんは怖くて先まで行けないようだった。
ここに来て急に天気が好転。
やや紅葉を過ぎた感のある山や切り立った崖の景色が素晴らしかった。



ここから大台ケ原の駐車場まで戻った。
途中、「シオカラ谷」という摩訶不思議な名前の谷があり、吊り橋を渡った。
あと「大台山の家」という山小屋もあり、大台荘と経営者は一緒らしいが、
こちらの方は閉まっていた。

大台ケ原駐車場には4:45着。すでに車の数は少なくなっていた。
ここは「柿の葉寿司」が名物らしいので、買っておこうかと思ったが、
あいにく売り切れていた。
その代わり「さんま寿司」はあったので、
それを買って次の日の昼飯にすることにした。

宿泊する「大台荘」には5:05着。
山小屋と言うにはやや大きく、立派な建物であった。
夕食を6時までに済ませてくれとか、風呂は7時までに入ってくれとか、
制約が多かったので、まずは夕食にした。
コアラさんが奥さんの状況を気にして電話をかけに行っていたので、
申し訳ないが、私とQちゃんで先に食べ始めていた。
メニューはカツ類が出たが、山小屋の食事としてはまあまあか。
これから風呂に入るので、酒類は缶ビール1本で我慢した。

風呂は温泉ではなく、浴槽もステンレス製の無粋なものであったが、
山小屋に風呂があるだけましと言ったとこか。

我々が泊まった部屋は大部屋だった。個室もあったが、そこは高いらしい。
20人くらいは泊まれそうな部屋だったが、
実際にこの部屋に泊まったのは、我々を含めて5人だった。

自分が風呂に行ってる間、コアラさんが風呂に来なかったし、
大部屋にもなかなか戻って来なかったから、どうしたのかと思っていたが、
どうやら翌日のことで相談しに行ってたらしい。
行者還トンネルは崩落の危険があると判断されたため、
2年ほど前から通行止めになっていたらしい。
それで翌日は吉野経由ではあまりにも遠いので、
途中から最近できた林道を通って行くことになった。
それでも大台ヶ原から3時間はかかりそうなので、
朝は5時頃出発することにし、朝食は弁当を作って貰うことにしたらしい。
 
この日は大したコースを歩いた訳でもなかったのに、とにかく疲れたので、
8時頃には寝てしまった。

<11月11日(日)>大台荘−大台ケ原駐車場−行者還トンネル西口
−奥駈出合−弥山(みせん)−八経ヶ岳−弥山−奥駈出合
−行者還トンネル西口−天川川合−紀の国屋甚八

AM4:30に起きた。
あまりの寒さに駐車場の車の窓が凍って、
その氷を溶かすのと取り除くのに手間取り、出発は5:15になった。

高原土場から林道に入ったが、林道の入口を探すのが大変だった。
途中の道の駅の近くのホテルの人に聞いて、やっと分かったが、
この辺は旧道と新道が入り組んでいて、簡単には分からない訳だ。
この道の駅から自分が運転することにした。
林道はとにかく狭いので、普段は気をつけて走っていればいいだけだが、
擦れ違う時は大変だ。
どっちかが道の広い所までバックしなくてはいけない。
自分は狭い道でのバックはあまり経験がないので、とにかく大苦戦した。

それでも8:30には行者還トンネル西口(登山口)に着いた。
トンネルにはシャッターが下ろされていて、通ることができなかった。
ここで準備をして、8:45に登り始めた。

奥駈出合には9:35に着いた。自分はここで朝食の弁当を食べた。
コアラさんはすでに行きの車の中で弁当を食べていた。
Qちゃんは車に乗って気持ちが悪くなったのと、
弁当があまり好きではなかったのとで、食べたくないと言い出したが、
歩いている途中でお腹が空いて食べたくなるかも知れないので、
彼女の弁当は私のザックの中に入れておいた。

奥駈出合まではひたすら登りだったが、
ここから弥山までは比較的緩やかな道が続いた。
弥山の手前はちょっときつかったか。

弥山には11:35到着。ここには弥山小屋があった。
布団を干していたから誰かしら人はいたのだろうが、
人の気配は見られなかった。
弥山の山頂を探しに天河奥宮まで行ってみたが、
山頂の標識らしき物は見当たらなかった。
まあそれはそうと、コアラさんの奥さんの無事出産と、
我々の登山の無事をここで祈った。



Qちゃんがここでさんま寿司を食べ(やはり弁当は食べなかった)、
PM12:00頃八経ヶ岳へ向かった。
弥山から見る八経ヶ岳は結構遠そうだったが、
実際に歩いてみると大したことはなく、25分程で八経ヶ岳の山頂に着いた。
途中、柵がいくつかあり、扉を開けてその柵を通り抜けたりしたが、
あれはやはり鹿の食害を防ぐためのものだろうか。



この日は前日とは打って変わって天気が良く、
山頂からの展望も素晴らしかった。
八経ヶ岳山頂を12:45に出発し、ここからはピストンで戻った。
弥山(1:05〜15)、奥駈出合(2:30)を経由して、
登山口には3:10に戻った。

Qちゃんがこの日で広島に戻るので、天川川合のバス停まで送ることにした。
途中のミタライ渓谷では紅葉の眺めが素晴らしく、少し休憩をとった。
Qちゃんが買ったたこ焼を私とコアラさんで殆ど食べてしまった。
天川川合には4時過ぎに着いたが、
丁度4:09発の大和上市行きのバスがあったので、彼女はそのバスで帰った。
で、弁当は結局、彼女は持って帰りたくないと言うので、
我々の方で何とかすることにした。
しかしまあ、何て人だ・・・

我々が宿泊する、洞川温泉の「紀の国屋甚八」には4:35到着。
この辺はどういう訳か人の名前のついた旅館が多い。
駐車場が遠いので、車は宿の人に預け、駐車場まで運転して貰うことになった。
翌日朝に出発するまでには車を宿の前まで運転して来てくれるとのことだった。

風呂は備長炭風呂と露天風呂があり、PM5:30まで備長炭風呂が男湯、
露天風呂が女湯となっており、5:30からは交代するというものだった。
先に備長炭風呂に入った。浴槽は小さく、お湯もややぬるめだった。
浴槽の底に備長炭が入った袋らしい物が沈んでいた。
露天風呂も浴槽は小さく、お湯はぬるめだった。
寒さのため外へのドアを閉めていたのか、露天風呂という雰囲気ではなかった。
それでもいつものセリフで、生き返った気持ちにはなれた。
また泉質は無色透明で、臭いもあまりしない湯だった。

夕食は2階の自分の部屋でとれたが、かなり豪華な料理が出た。
ただテーブルにつくでもなしに2人で食べるのは、やや殺風景ではあった。
当然酒も入った。
「大峰山」という地酒があるそうだが、2人とも酒豪という訳ではなく、
明日も山に行くから、小瓶の酒を頼んだ。
で、酒も入ったところで、当然下ネタ話も出て、それなりに盛り上がった。
Qちゃんが残した弁当も、勢いで片付けてしまった。

その後のことは今イチ良く覚えていないのだが、
食後にコタツに入って眠ってしまい、目が覚めたら11時頃で、
隣の部屋に敷かれた布団の中に移ってまた寝た。

それから次の日、
朝食に弁当を頼んで5時頃出て山上ヶ岳と稲村ヶ岳の両方行くか、
それとも宿で朝食をとって遅く出て山上ヶ岳だけに行くか、
ということで議論した。
翌日午後7時までにレンタカーを返しに行かなくてはいけないので、
こっちを午後3時頃には出ておきたいし、
出来ればこっちで温泉にも入っておきたいので、
時間的に余裕を持たせて行かなくてはいけないのだ。
何となく今回自分はペースが遅いから、
早く出ても稲村ヶ岳まで行くのは無理なような気がしていたし、
3日連続の山行で疲れも溜まってそうなので、
あと、ここの旅館の料理はいいから朝食をここで食べないのは勿体無いので、
結局、旅館で朝食をとり、遅めに出て山上ヶ岳のみに行くという結論に達した。
朝食は早めに出してくれるよう、宿の人に頼んでおいた。

<11月12日(月)>紀の国屋甚八−大峰大橋(登山口)−大峰山寺
−レンゲ峠−大峰大橋−洞川温泉−天の川温泉−ふたかみパーク當麻
−天王寺−つくば

AM6:00に起きた。この日はあまり天気が良くなかった。
朝食を1階の食堂でとった。食堂とは言っても、普通の畳敷きの部屋だが。
ここで2人で食べるのも殺風景だった。
この辺は水が美味いということで豆腐が名物になっているが、
朝食には湯豆腐がちゃんと出た。

6:55に出発。
途中の名水「ごろごろ水」で水を汲んで来たが、朝早いにも拘わらず、
水を汲みに来た人の車がたくさん停められていた。

登山口は割と近く、7:20には着いた。ただ車を停める場所には困った。
行ける所まで行ってみたら、売店の脇に広い駐車場があったので、
駐車料金を請求されたらその時払えばいいやと思って、そこに停めた。

出発してすぐ女人結界の門があり、そこから先は女性の入山は禁止されている。
相撲の土俵もそうだが、今時女人禁制を貫くことに
一体何の意味があるんだろうと考えさせられてしまう。
まあ前日Qちゃんが帰ってしまったから、この日女人禁制の山を選んだ訳だが。

山頂に向かう途中、一ノ瀬茶屋・一本松茶屋・洞辻茶屋・ダラスケ屋
といった茶店を経由した。
いずれも時期外れで閉店されていたが、
登山道を通る途中で必ず茶店の中を通らなくてはならないようになっていた。
またある茶店では、ゴミ袋が大量に積まれていて、
「小屋の親父が谷に捨てた空き缶類だ。このような矛盾があっていいのか・・・・」
などといった張り紙があった。
何だか良く分からないが、信仰の山を汚すとはけしからん、ということか。



この辺の登山道の周囲は深い樹林帯になっており、
天気があまり良くなかったことで更に神秘的な雰囲気を出していた。
前日の八経ヶ岳、その前の大台ケ原とそれぞれ三者三様の味を出しており、
興味深かった。

また、「オタスケ水」という水場もあったが、あまり水は出ていなかった。
それから信仰の山らしく、至る所に石碑が建っていた。
また木製の梯子も多く、それなりに登山者や行者への配慮はなされていた。
梯子があることで却って歩きにくい所もあったが。

今年の山行は木曽御嶽・月山・大峰山と、信仰の山が多く、
コアラさんの言うとおり、去年のキーワードが「湿原(失言?)」なら、
今年のキーワードは「信仰」でしょうか。
来年はどうなるでしょう?
うんとハードに「鎖場」「岩場」「避難小屋」あたりがキーワードになるのかな?

山頂が近付くにつれ、天候が悪化し、寒さが厳しさを増すと同時に、
視界が利かなくなってきた。しかもまたトイレに行きたくなってきた。

山頂の近くの「西の覗」に「厄除け瓦投げ」なるものがあった。
時期外れだったので誰もおらず、行われていないようだったが、
3枚100円と書かれてあった。
こんな所から瓦を投げたりして、下に人がいたらどうなるのだろう?



宿坊をいくつか見た後、大峰山寺には10:15到着。
ここに来て一時的にではあるが天気も良くなった。
またここに公衆便所があったので、助かった。
カメラの電池が切れかかっていたが、ここで取り替えた。
電池を替えたのは去年11月の甲武信の時以来だから、
約1年電池がもったことになる。

寺の境内に「皇太子が登頂した」とかいう石碑が建っていた。
いつの物か忘れたが(平成6年頃?)、33座目の百名山登頂と書かれてあった。
現在ではどのくらい登頂されたのだろう?

コアラさんが山頂を見つけて来たようなので、
10:40に大峰山寺を出発して、山頂へと向かった。
お花畑の一角に山頂の標識らしきものが3つほどあったが、
信仰の山に限って山の標識はお粗末なものが多いと思った。

11:00に山頂を出発し、ここからはレンゲ峠を経由して下山した。
地図を見ると、レンゲ峠から先は破線になっており、
難路であることが予想されたが、
レンゲ峠に行くまでの道が既に険しい岩道になっており、充分難路であった。

レンゲ峠には11:25到着。ここにも女人結界の門があった。
門の脇に立て看板があり、
「女人禁制が解禁されたかのような報道が一部の報道機関によって
なされていたようだが、これは報道関係の一方的な報道によるものであり、
大峰山ではそのような決定も報道もしていない」
などと書かれてあった。
入山できない女性の恨みなのか、
この看板にはおびただしい数の落書きがされていた。
大峰山の「大」の字が「犬」にされていたり・・・
ここで昼食のおにぎりを食べたが、それにしても寒いの何の・・・



レンゲ峠を11:40に出発。
ここから先の道は沢沿いが多く、歩きにくい訳ではなかったが、迷い易かった。
むしろレンゲ峠までの道の方が大変で、難路という程のものではなかった。

PM12:40に車道に合流し、登山口には1:00に戻った。
駐車場に着いたら突然、売店のおばさんが現れ、
駐車料金1000円を請求された。
仕方ないから2人で1000円払ったが、
売店でお茶をご馳走になれたので良かった。

さて次は下山後の温泉、ということで、洞川温泉へと向かったが、
何と、洞川温泉の共同浴場が今日から休業ということだった。
仕方ないから、近くの売店でお土産を買った後、天の川温泉に行った。
着いたのは1:55だったが、混んでいたので、入るまで少し待たされた。
またここは、建物や浴室に木がふんだんに使われていたのが印象的だった。

天の川温泉を2:50に出発し、天王寺へ戻った。
結局、八経ヶ岳に行く途中自分が運転した以外は、
全てコアラさんの運転となった。

帰りは宿の人から郡山経由よりも早いと言われたので、
御所・新庄町・香芝を経由した。
去年コアラさんがラビトさんと一緒に行ったという、
金剛山や葛城山も近くに見えた。

途中、道の駅「ふたかみパーク當麻」で4:25〜40の間、休憩をとった。
柏原ICから西名阪自動車道に入り、平野ICで降りた。
トヨタレンタカーに戻ったのは5:40。7:00には余裕で間に合った。

その後は待ちに待った打ち上げで、天王寺駅のデパートの店で飲んだ。
コアラさんが帰りの新幹線の関係で8時過ぎに先に帰ったので、
その後、自分は店を変えて、一人で甘いものモードに入った。
9:30阿倍野橋駅前発の近鉄の夜行高速バスに乗って、つくばに帰った。
平日だったせいもあるのか、バスは意外な程空いていた。

<11月13日(火)>

行きと同様、帰りも名神高速道路の一部が工事中だったため、
迂回を余儀なくされ、つくば到着は6:40頃と、20分程遅れた。
つくばに戻ってからは、古紙を資源物回収に出して来たり、
寝不足の状態で仕事しに行ったりと、ハードな1日を過ごした。

企画人のコアラさん、今回は大変お世話になりました。
お互い結婚、出産と慌しく、且つ金と時間の余裕がなくなりそうですが、
何とかやりくりして、また一緒に山に行きましょう。
勿論、他の方とも一緒に行きたいです。
どうやら今年の山行はもうなさそうなので
(両神山企画はまたもお流れになりそう)、来年以降、よろしくお願いします。

近鉄バス http://www.kintetsu-bus.co.jp/
洞川温泉 http://www.dorogawaonsen.jp/index.html
上北山村 http://www.vill.kamikitayama.nara.jp/
大台荘 TEL:07468−2−0120
紀の国屋甚八 TEL:0747−64−0309