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房総山行(伊予ヶ岳・富山)報告(byコアラ)
2月15日の房総山行の報告をアップします。
◎参加者
男性:コアラ、リン、猿、W
女性:ナイスバディ、なっちゃん、たまお、non、pooh
「新宿さざなみ号」に各自乗ることにしており、
コアラ、リンさん、ナイスバディさんは船橋で待ち合わせて乗った。
既に、なっちゃん、たまお、Wさんは乗っていた。
nonさんは千葉在住なので、各駅停車で来ると聞いていたが、
猿さん、poohさん、SNさんの姿が見えず、心配。
JR岩井駅に着くと、既にnonさん、猿さん、poohさんがきていた。
poohさんは横浜在住なので、バスで東京湾を横断して、
木更津から内房線各停に乗ったらしい。
猿さんもそれに合わせて、各停で来たとのこと。
SNさんはいなかったが、彼女からは事前に参加出来ないかもしれないとの
メールを頂いていたので、来なかったものと判断。9人で出発した。
ちょうど町営バスが出るところだったので、
タクシーを使わず伊予ヶ岳の登山口まで(200円)。
大勢の中高年の登山者で、バス内は満員状態。
◎伊予ヶ岳
伊予ヶ岳は標高は低いが、房総のマッターホルンとか妙義山とか呼ばれている、
特徴的な形をした岩山である。
千葉県の山で岳と付くのは、この山だけだそうである。
それだけ、房総の山としては特異な山であると言えよう。
●コースタイム
平群天神社10:45−富山分岐11:00−展望台11:10〜15
−伊予ヶ岳南峰11:25〜40−伊予ヶ岳北峰11:50〜55
−伊予ヶ岳南峰12:00−富山分岐12:20−県道12:35
登山口と下山口を変え、富山分岐からは同じ道のピストンである。
照葉樹の樹林帯の中の展望のない道であるが、
展望台からは富山や海岸線、御前山や愛宕山などの展望が得られる。
展望台から山頂までは岩場が連続し、鎖場もあり気が抜けない。
初心者の女の子達からは、初心者向きだなんて嘘つきだとののしられたが、
地元のお婆さんなんかも孫を連れて元気に登っているので、
私としては、大して難しい山だとは感じていないのだが−−−
どちらかというと、登りより下りの方が大変で、慎重さが必要である。
南峰の方が展望が良いが、岩場で人一人くらいしか立てない。
ここに無理矢理大勢で立って、記念写真を撮ったり、
タイタニックごっこをやったりした。
北峰の方には三角点があるが、こちらも南峰ほどではないが、展望はある。
東京湾側を見ると、目の前に富山の双耳峰があり、
その向こうに岩井海岸などの砂浜や東京湾に浮かぶ船、三浦半島などが見える。
◎お昼:コロッケハウス
下山口の県道に面したところにある「コロッケハウス」で昼食をとった。
皆同じものの方が直ぐ出来るということで、メンコロ定食を頼んだ。
料金は750円。
ログハウス風のレストラン(食堂)で、正面に伊予が岳の雄姿が眺められる、
誠に良いロケーションである。
昼食をとったら皆まったりモードになってしまい、
富山はやめて直ぐに温泉に行こうという雰囲気もあった。
しかし、山頂でコーヒーを沸かして飲もうというキャッチフレーズで釣って、
全員富山に登る気にさせて出発。
富山登山口まで、菜の花や水仙が咲く道を1時間くらい
歩いて行っても良かったのであるが、
伊予ヶ岳登山で予想より時間がかかってしまったし、
まったりモードでもあったので、タクシーを呼んで登山口の福満寺に向かった。
◎富山
富山は里見八犬伝の舞台となった山である。
福満寺から登って、水仙が咲き乱れる尾根を歩き、
八犬伝の犬が姫と籠もったといわれる伏姫の籠窟へ下りる周回コースをとった。
●コースタイム
福満寺14:05−3合目(水仙畑)14:20〜35−5合目14:45
−富山南峰15:00〜10−鞍部15:15
−富山北峰(コーヒー)15:25〜16:10−鞍部16:15
−林道16:30−伏姫の籠窟16:50〜17:00
−富山中バス停17:20−岩婦温泉17:40
皆さん結構疲れていて、登りには結構時間がかかってしまい、
しかも休憩はよく取るし、一旦取ったらなかなか動かないわで、
こちらの方がより時間がかかってしまった。
3合目の水仙畑は本当に別世界のようで、
写真を撮ったりしながら、だいぶ休んでしまった。
登山道自体は、伊予ヶ岳よりはなだらかな登りで、
個人的には全く大したこと無かった。
全体にゆったりのペースで休み休みだったため、
逆にペースが掴めず、疲れてしまったかもしれない。
南峰は樹林に囲まれており、展望は全くない。
山頂の平坦部に観音堂があり、ここでお参りしている時に、
かんのん様、お賽銭のキーワードが登場したのである。
コアラ:こちらの観音様も拝まなくちゃ(ナイスバディさんに対して拝み始める)
ナイスバディ:じゃ、お賽銭頂戴!(と、手を出す)
コアラ:本当にお賽銭入れても良いの?
南峰と北峰の鞍部まで、実は車道が来ており、
車を使えば北峰の展望台まで5分で来れてしまう。
北峰は平らな広場になっており、三角点と展望台がある。
ここに上がって、記念写真を撮る。
展望台からの眺めは今山行最高で、岩井海岸や東京湾の他、
館山の方の岬、東京湾観音、鋸山のギザギザの稜線、鹿野山のなだらかな稜線、
遠くには三浦半島の丘陵と浦賀の火力発電所、横浜のランドマークタワーなど
本当に素晴らしい景観である。
ここでゆっくり休みながら、湯を沸かしてコーヒーを飲んだ。
猿さんが色々御菓子を持ってきてくれたが、
ゴディバのチョコがあったのだが(前日はバレンタインディ)
なんと干からびていた。
チョコの製造年がなんと1980年代?
とっても熟成されて、美味しくなっていた?
食べた方は、大丈夫でしたか?
◎岩婦温泉
下山後の温泉として、岩婦湖の畔にある岩婦温泉「岩婦館」に入りました。
TEL:0470−57−2836
入浴料:1時間700円、日帰り入浴:19時まで
1泊2食だと、10,000円だそうです。
湯舟が小さく、お世辞にも綺麗とは言えませんが、
確かに硫化水素臭のある硫黄泉で、薄いコーヒー色をしており、
疲れた体には暖まる、コアラ的には気に入った温泉でした。
マニア受けはしそうな温泉(正確には鉱泉)です。
ただし、綺麗に体を洗いたいタイプの人には、今一つかもしれませんが。
http://homepage1.nifty.com/yan-yan/onsen/iwabu.htm
最後は、宿のバスで岩井駅まで送ってもらえました。
一人200円。
かなり遅く温泉に着いたので、他に日帰り入浴客がほとんどおらず、
我々のメンバーだけでゆっくりと入れましたが、
宿の人からは、ずいぶんゆっくり下りてきましたねと言われてしまった。
伊予ヶ岳と富山と両方登ったからと言いましたが、
中高年のグループで両方登っても、遅くても4時半くらいには来るとのこと。
どうやら我々山MLグループは、中高年グループよりも体力無いみたいです。
岩婦温泉には大広間があって、宴会モードに入ることも可能だったのですが、
余り遅くなるのもイヤなので、電車の中で宴会しようと考えた。
しかし駅に着いてみると、全くお店がやっていない。
というわけで、車内で宴会するような状況でなく、各停で東京方面に帰りました。
(特急はもう終わっていました。)
◎費用
最初に一人2000円ずつ集めていたのですが、
昼食代、タクシー代、温泉入浴代、帰りのバス代等で大体とんとんでした。
今回に限らず、大人数のお気軽山行だと、どうしてもゆったり歩いたり、
休憩を多めに取ったり、一旦休むとなかなか歩き始めなかったりして、
スケジュールが後ろ倒しになる傾向がある様です。
(過去の西沢渓谷とか鳩ノ巣渓谷とか)
今回もご多分に漏れず、その様な傾向でしたが、
その様なことは反省するにしても、
久しぶりに大勢と山行を楽しむことが出来て、楽しかったです。
今後もよろしくお願い致します。