りんさんの山行報告
ふむふむさんの入笠山行報告


◎瑞牆山山行報告(byコアラ)

コアラです。

先週末のお気軽山行ですが、24日の瑞牆山の報告をアップします。
増富温泉についても、いろいろ書きたいことがあるので、
こちらは温泉編として、別途アップし、今回は山の報告のみ。

山MLとしては、6月にマゾッコメグさん企画で瑞牆山に登っているので、
わずか2ヶ月後に同じ山の企画が成立するという、珍しい現象。
元々は前日のお気軽山行企画、入笠山がメインだったのですが、
常連さんばかりになってしまったので、
日曜日も妻子がまだつくばに戻ってきておらず、自由が利いたので、
翌日もどこかの山に登りましょうかと提案したところ、
(コアラは、候補として瑞牆山、乾徳山、御坂黒岳を提案)
リンさんから瑞牆山に登りたいとのレス。
コアラは瑞牆山は登頂済みですが、前回登ったのは大学3年の時。
20年ぶり以上だったので、登ることにしました。
(登頂済み百名山59座のうち、一番久しく登っていない山になります。
瑞牆山より昔に発登頂した山は、那須、霧ヶ峰、筑波山がありますが、
いずれも比較的最近、登り直しています。)

●登山前
前日の入笠山のわずか30分弱の登りでも、
リン夫人(ナイスバディさん)は辛そうだったので、ちょっと心配。

そこで、温泉宿に荷物を置いていって良いとのことだったので、
ナイスバディさんはリュックごと宿に置き、男性3人も着替え等は置いて、
その分空いたリュックにナイスバディさんの
弁当、行動食、雨具、スパッツ等を詰め、
ナイスバディさんはペットボトルだけを持ってという空身のスタイル。

先頭はコアラだったが、自分も先週の越後駒山行の疲れから完全回復しておらず、
結構ゆったりしたペースで登ることにした。
休憩も30分毎のこまめにとり、そのかわり休憩は3分程度にとどめ、
体が暖かいうちに、出発するようにした。
長めの休憩は、天鳥沢の川原での休憩の10分間のみ。
樹林帯に覆われて、ほとんど展望が無く、しかも急傾斜のところが多いので、
あまり長めの休憩をとれるところも、ほとんど無かったのであるが。

そのようなペースだったので、ナイスバディさんもバテることもなく、
結果的には、ほぼ標準コースタイム通り歩くことができた。

●コースタイム
瑞牆山荘9:10−富士見平小屋9:55〜10:00
−天鳥沢10:30〜40−瑞牆山山頂12:10〜13:10
−天鳥沢14:10〜20−富士見平小屋14:45〜50
−瑞牆山荘15:20

●登山中・山頂での展望
確かに、天鳥沢から山頂までは、岩場の急登の連続で、
前回温泉娘さんが下りで大変苦労したと聞いたが、
確かに初心者にとっては大変だったかな、と感じた。
ただ、本当に大変だったのは、
大ヤスリ岩の基部から山頂までの30分くらいかなと思った。
ただし、そのあたりから樹林帯の隙間から、南アや富士山が見え、
結構山登りとしては面白いエリアである。
20年前の記憶は断片的しかなく、しかも前回は紅葉の時期だったので、
全く違う雰囲気の山行が楽しめたことになる。



山頂にでたら、いきなり360度の展望で、このコントラストも良い。
入笠山の広域にわたる展望とは違って、見える山の範囲は近場に限られるが、
金峰山を北側から間近に眺められるのは圧巻であった。
前回金峰山に登ったのは、1998年だったが、
そのときはガスで全く展望が無く、
しかも途中で雪が降って雪山山行になってしまった。(11月下旬)
今回、増富温泉側から登る金峰山の稜線の全容を見ることができ、
次回は是非、このコースで登ってみたい思わせる、アルペン的なコースである。

目を西の方に転じると、八ヶ岳が見えるが、
展望自体は、昨日の入笠山から方が、クリアに見えた。
南アルプスは、展望は出来たが、稜線部がやや雲に覆われており、
山頂同定とかを行うほどには、クリアに見えなかった。
ただし、富士山については、入笠山よりクリアに見えて、
富士山の展望を楽しむ事が出来た。

富士見平小屋近くに水場があることになっていたが、
行きには見つけられなかった。
下りで見つけることが出来、立ち寄ってみたが、
さすがに花崗岩の山の水だけあり。イオン交換が行われているのか、
よく冷えた大変美味しい水であった。
ところで、富士見平小屋といえば、
10年以上前に(少なくとも、自分が学生時代に登ったよりは後)、
一人で泊まっていた若い女性が、
山小屋の親爺に犯されて殺されるという事件があった。
その話をナイスバディさんに話したら、怖がられてしまった。
熊や蛇や蜂も雷も怖いが、実は人間が一番怖いかも。

●下山後
ほぼ予定通りの時間に下山でき、15:40のマイクロバスに乗り、
増富温泉に向かった。
日帰り入浴施設の増富の湯に入ることも考えたが、
不老閣の方が、ただで入っていて良いというので、
全員金欠病になっていたこともあり(予想以上に交通費がかかった)、
同じ温泉に入っていくことにした。
コアラは、岩風呂に入りたいと思ったが
宿の人に聞いたら、ちょうどその時間は女性専用時間とのことで、
泣く泣くあきらめた。

最終バスの増富温泉17:20発のバスで韮崎駅に向かった。
少し到着が遅れて、千葉行きのあずさはちょうど出たところ。
ほうとうでも食べようということになったが、小さい街で見つけられない。
駅員に教えられた店に行ったが、手打ちうどん屋で、ほうとう置いてなかった。
残念だったが、天ざるうどんを食べた。
各駅停車で甲府に向かって、甲府であずさに乗り換えたが、
朝の通勤ラッシュ以上の混み方で、結局新宿まで立ち放し。
それにしても、マゾッコメグさんのメールではないが、
本当に、行きといい帰りといい、中央線は混みすぎである。
結局、常磐線でも座れなかったので、立ちっぱなしの帰りであった。

今回は、瑞牆山の山行報告のみで、増富温泉については、
これまた書きたいことがいっぱいあるので、別メールで報告します。
一緒に登った、リンさん夫妻、イトヤンさん、ありがとうございました。


◎イトヤンのレス

 イトヤンです。入笠山、瑞牆山ともに天候に恵まれ良い登山でしたね。

 この週は、先週の越後駒に引き続きだったので、
特に瑞牆山に体力的な不安もあったのですが、
登り始めたらコースタイムどおりに登ることができました。

> ナイスバディさんはリュックごと宿に置き、男性3人も着替え等は置いて、
> その分空いたリュックにナイスバディさんの弁当、行動食、雨具、スパッツ等を詰め、
> ナイスバディさんはペットボトルだけを持ってという空身のスタイル。

 僕達もなるべく荷物を軽くしたので登りやすかったです。

> ◎登山中・山頂での展望
> 確かに、天鳥沢から山頂までは、岩場の急登の連続で、
> 前回温泉娘さんが下りで大変苦労したと聞いたが、
> 確かに初心者にとっては大変だったかな、と感じた。
> ただ、本当に大変だったのは、
> 大ヤスリ岩の基部から山頂までの30分くらいかなと思った。
> ただし、そのあたりから樹林帯の隙間から、南アや富士山が見え、
> 結構山登りとしては面白いエリアである。
> 山頂にでたら、いきなり360度の展望で、このコントラストも良い。

 沢の手前の中腹で見た瑞牆山の峰の険しい様子が
すばらしく印象に残りました。
このときは本当にこんなとこ登れるの?という感でした。
登山というよりクライミングという感じを受けたのですが、
実際はそこまでの個所はありませんでした。
山頂部は岩場ばかりで、先に行き過ぎると足元が怖い個所ばかりでした。



> 目を西の方に転じると、八ヶ岳が見えるが、
> 展望自体は、昨日の入笠山から方が、クリアに見えた。
> 南アルプスは、展望は出来たが、稜線部がやや雲に覆われており、
> 山頂同定とかを行うほどには、クリアに見えなかった。
> ただし、富士山については、入笠山よりクリアに見えて、
> 富士山の展望を楽しむ事が出来た。

 南アルプス方面は関心が薄かったのだけれど
今回、瑞牆山から見えた展望の良さに思わぬ収穫を得たような気持ちでした。

 八ヶ岳、甲斐駒ケ岳、など今後登ってみたい山です。
 
> 今回は、瑞牆山の山行報告のみで、増富温泉については、
> これまた書きたいことがいっぱいあるので、別メールで報告します。
> 一緒に登った、林さん夫妻、糸賀さん、ありがとうございました。

 リンさん夫妻、コアラさん、入笠山まで一緒だったふむふむさん
お疲れ様でした。

 越後駒では筋肉痛と疲労がありましたが、
瑞牆山では全くありませんでした。
温泉に3回もつかったのでラジウムの効果があったのかなと思っています。