りんさんの入笠・瑞牆山行報告
コアラさんの瑞牆山行報告へ

◎入笠山山行報告(by ふむふむ)

こんばんは、ふむふむです。

昨日、コアラさん、リンさん夫妻、イトヤンさんと
入笠山(にゅうかさやま)に行ってきました。
正式な報告はコアラさんかリンさんにお任せして、
私は好き勝手に。

出発は、5:26分荒川沖駅発の常磐線始発に乗車。
4時台に起きるなど、お気楽メンバーの私には久し振りのことなので、
ちょっと辛かったですが、たまにはまあ良いかと。(^^)

始発なので当然楽勝で座れるかと思いきや、
既に席の3分の2ほどは埋まっている状態。
いや〜、早起きして活動する人が多いもんだ、と感心しました。
東京に遊びに行くんだろうな〜、
という感じの10代らしい人たちが結構多かったです。

コアラさん、イトヤンさんとは同じ車両で合流して相談し、
あずさ51号には錦糸町で乗ることに。
7時少し過ぎに錦糸町で乗ってみると、
船橋から乗ったリンさん夫妻も2人は座れず、
旦那さんは立ちん坊。当然こちらも座れず、
全員が座れたのは韮崎になってからでした。

途中、甲府盆地を過ぎる頃は山が霞んでいて、
これは今日は見晴らしはダメか、と思ったのですが、
富士見まで来ると快晴でした。
帰りに乗ったタクシーの運ちゃんの話では、
夏にこれほど晴れることは滅多にないそうでとてもラッキーでした。(^^)

富士見からはバスで入笠山へ。
舗装が悪いのと、バスがボロなせいか、えらく揺れる道のりでした。
バス内は中高年の人が多く、
ほとんど頂上の手前までバスで行ける入笠山のお手軽振りが分かります。

自分たちは終点まで行かず、途中の大阿原湿原で下車。
標高はほぼ1800m。肌に爽やかな涼しさを感じます。
湿原は高い木が無く、ススキ(かな?)のような草が一面になびいており、
そこここに女郎花や松虫草といった高山植物が
黄色や薄紫の花を咲かせていました。
トンボが飛んでいるあたりは、ちょっと秋を感じさせます。
爽やかな風と山に囲まれた中に広がる湿原の景色、
澄んだ青空と山の緑の対照がとても美しく、
湿原を歩き出してすぐに皆の口から自然と
「来てよかったね〜」という言葉が漏れるほど、
期待以上の良いところでした。



大阿原湿原を周回した後は、車道を少し歩いて、
入笠山の裏登山道へ、
笹などに覆われた人一人がようやく歩ける細道を15分か20分位歩くと、
山頂に出ます。標高はおよそ2000m。

緑を分け入りながら登る感じで出た山頂は、
いきなり360度の展望が開け、好天も相俟って、見事な眺望でした。
中央本線を挟んで反対側には八ヶ岳がそそり立ち、
美ヶ原や蓼科山に続き、反対側には金峰山が見えます。



入笠山からは南アルプスの山塊が続き、
甲斐駒ケ岳が一際目立つ山頂を見せ、
その向こうにかすかに富士山も山頂を覗かせています。



遠くは御嶽や北アルプスの山々も雲にけむりながらかすかに見え、
近くは足下の牧場から中央線の町並み、諏訪湖などが見えるという、
お気楽で登ったとは思えない、とても素晴らしい景色でした。
(ちなみに、頂上の案内板によれば、
ここから百名山が24座見えるそうです。)

そのお手軽さからか、中高年のハイカーから家族連れ
(3歳くらいの子供や赤ん坊、犬までいました)
で賑わう山頂で30分ほど休んだ後、表登山道から山を下りました。



途中の山彦荘で昼食、入笠湿原を回って、
富士見パノラマスキー場のゴンドラで一気に下ります。
このスキー場は夏場はマウンテンバイクのメッカらしく、
あたりは周回コースを回ったり、
ゴンドラ沿いのダウンヒルコースを一気に駆け下りるライダー達が
ほとんどでした。
ダウンヒルはゴンドラから見ていてもかなりスリリングで、
スキーの好きな自分としては、少しそそられるものがありました。

ゴンドラを降りた後は、歩いて「ゆ〜とろん水神の湯」へ。
「・・・で300m」とか
「道なりに歩いていけば大きな看板がある」という地元の人の言葉に
てっきり近くにあるものと思っていたら、
20分ほども日陰も無いアスファルトの舗装路を歩かされる羽目に。
今までが快適だっただけに、ここは長く感じました(>_<)。

「ゆ〜とろん 水神の湯」はやや白濁のお湯で、
室内と普通の露天の他に、洞窟風呂というのがあって、
露天風呂に岩に似せた人工の屋根を被せたハーブの香りのする風呂でした。
屋根からは同じ香りのするミストが噴射しているため、
中はラベンダーなどの香りが立ち込めており、
ちょっと奇妙な、でも悪くはない感じの面白い湯船でした。

風呂から上がり、慌しく5分ほどでビールを飲んで(^^;)、タクシーに乗車。
10分ほどで富士見駅に着くと、
すぐに乗る電車「ホリデー快速ビューやまなし号」が入線。
16:08富士見発車。
増富ラジウム鉱泉に泊まり、
翌日瑞牆山に登るコアラさんたちとは韮崎でお別れし、
つくばに帰ってきました。

風呂上りに打ち上げができなかったのが心残りでしたが、
天気に恵まれ、爽やかな風と素晴らしい眺望を気楽に味わうことができ、
自分にとってはとても良い企画でした。
自然の中を歩き、景色を楽しみ、温泉に浸かるのは、
ストレス発散には丁度いいですね〜。
何より企画してくださったコアラさん、
そして楽しいひと時をご一緒させていただいたリンさんご夫妻、イトヤンさん、
どうもありがとうございました。

以下、増富ラジウム鉱泉と瑞牆山登山報告に続く・・・と思います。(^^)

P.S.
短く感想だけ書こうと思ったら、長文になってしまいました。すみません。
お気楽メンバーの皆さん、天候に恵まれたことも大きかったですが、
今回の入笠山は本当に良かったですよ。
またお気楽企画が立った時は、ご一緒しましょう。(^^)


◎コアラのレス
コアラです。ふむふむさん、詳しい報告をありがとう。
結構詳しい報告でしたので、これを正式な報告ということで、
私はコースタイム等の報告と、簡単なレスのみにとどめます。
リン夫妻やイトヤンさんも、良かったら感想等をMLにアップ願います。

ふむふむさんとしては、6月の顔合わせ会に参加した新規メンバー向けに、
お気軽企画をというコンセプトでして、彼と相談して考えてみたのですが、
結果としては、新人参加者は無く、常連さんが集まることに。
その点は、ちょこっと残念でした。
そのため、参加有志で、増富温泉泊で翌日瑞牆山に登ることに。

入笠山の分のコースタイムは次の通りです。
●コースタイム
富士見駅10:00(バス)大阿原湿原散策10:45〜11:20
−裏登山口11:30−入笠山山頂12:00〜12:35−マナスル山荘13:00
−山彦荘13:10〜40(昼食)−入笠湿原散策13:40〜50
−ゴンドラ山頂駅14:10〜15(ゴンドラ)ゴンドラ山麓駅14:25
−ユートロン水神の湯14:45〜15:45(タクシー)富士見駅16:00

> 自分たちは終点まで行かず、途中の大阿原湿原で下車。標高はほぼ
> 1800m。肌に爽やかな涼しさを感じます。
大阿原・入笠湿原共に、いかにも湿原という風景で、心が洗われました。
おかげで、下ネタなどを言うような気分には、全くなれませんで、
大変高尚な話(観音様など宗教ネタか湿原の乾燥化など環境問題)
ばかりをしていたような気がいたします。(高尚すぎて失礼しました)

湿原としては、もう盛りは過ぎた感じで、秋の気配が濃厚でした。
どちらかというと、入笠湿原の方が花は多く咲いていたような気がします。
アキノキリンソウ、マツムシソウ、リンドウ、アザミ、トリカブトなど

>(ちなみに、頂上の案内板によれば、ここから百名山が24座見えるそうです。)
一応、24座あげてみます。(間違えていたら、ゴメンナサイ)
★は、直接山頂で確認できた山
南ア:甲斐駒ヶ岳★、仙丈ヶ岳★、鳳凰三山★、間ノ岳★
中ア:木曽駒、空木★
北ア:白馬、五竜、鹿島槍★、槍★、穂高★、常念、焼岳、乗鞍、木曽御岳★
八ヶ岳付近:赤岳★、蓼科★、霧ヶ峰★、美ヶ原★
奥秩父ほか:金峰★、瑞牆★、甲武信、富士山★、四阿

本当にすばらしい景色でした。天気にも恵まれましたね。
お気軽企画として立案しましたが、お気軽とは思えないすばらしい景観で、
一応三百名山である入笠山にも登れたので、
三百名山ハンターの私も、至極満足でした。
>
> そのお手軽さからか、中高年のハイカーから家族連れ(3歳くらいの子供や
> 赤ん坊、犬までいました)で賑わう山頂で30分ほど休んだ後、
今度は、子供を連れてこようかな、思ったくらいでした。
大人・子供に限らず、この天気で登ったら誰でも山好きになるような山行でした。
1泊組は増富温泉に行くバスの関係があり、山頂は30分で下山しましたが、
全員日帰りだったら、もっと山頂でゆっくりすれば良かったです。
ふむふむさんには申し訳ないことをしました。

> ダウンヒルはゴンドラから見ていてもかなりスリリングで、
> スキーの好きな自分としては、少しそそられるものがありました。
入笠山がマウンテンバイクのメッカだったとは知りませんでした。
マウンテンバイクの楽しみ方の一環が見れて、面白かったです。
山MLでも、ラフティングやカヌーやパラグライダーなど、
様々なアウトドアスポーツをやってみても良いですね。
>
> 風呂上りに打ち上げができなかったのが心残りでしたが、
この点でも、唯一の日帰り参加者のふむふむさんには申し訳なかったです。
もっと日帰り参加者が多かったら、1泊組だけお先に失礼して、
日帰り組で、もっとゆっくり温泉で打ち上げができたのですが−−−

> 何より企画してくださったコアラさん、そして楽しいひと時をご一緒させて
> いただいたリンさんご夫妻、イトヤンさん、どうもありがとうございました。
帰りの列車では、途中で乗ってきたアウトドア好きの女性と隣り合わせになって、
なんていう、すてきな出会いは無かったでしょうか?
>
> 以下、増富ラジウム鉱泉と瑞牆山登山報告に続く・・・と思います。(^^)
こちらの報告は、私もある程度はしますけど、
イトヤンさん、リンさんあたりにも期待したいと思います。
>
> またお気楽企画が立った時は、ご一緒しましょう。(^^)
コアラは、しばらくはお気軽企画は立案しないと思いますが、
秋には、あきじさんのキノコ狩りがありますし、
イトヤンさんあたりが、おなじみの紅葉狩り企画を立ててくれると思います。
私自身は、12月初旬にでも、筑波山麓でミカン狩りでも企画しようかな?
家族も連れていくことにして。