新聞会から『ナッツ』創刊のお知らせです
下に大きく広告を載せましたが、10月31日に、新聞会より岡山大学新聞別冊として、大学のワクを越えた総合学生情報誌『ナッツ』を創刊します。
私たちは78年、6年ぶりに新聞会を再建し、「新聞会を学生の交流の場にしよう」と活動してきました。
特に去年の4月号から「リフレッシュされた岡大新聞再スタート」として紙面の全面的な改革を行い、アジテーションから読者とのコミュニケーションへ、読まれる新聞作りをめざしてきました。
しかし様々な努力にもかかわらず販売や読者からの反応は低調であり、また逆に「大学新聞のくせに内容が軟弱である」などの批判もありました。
結局これらは今の日本において「大学新聞」というものが、その名前だけで「暗い」「固い」といった固定的イメージを持たれてしまい、一般学生から拒否されるという状況がある為だと思われます。
一方、私たちは現在のマスコミ、特に岡山におけるそれに多いに不満を感じています。地元紙にしてもタウン誌にしても自分達の言いたい事は伝えてくれない。例えば学生や若い人のグループが自主製作の映画を作ったり、イベントを組んでみてもマスコミはせいぜいそれを数行のスペースで紹介するだけです。
やはり自分達のメディアを持たなければいけないと。
こうした経過から『ナッツ』は誕生しました。思い切って大学のワクを越え、本当に読者参加できる若者の為の総合誌を目ざします。カタログ的な情報の断片ではなく、またミニコミ風の一人よがりな主観の押し付けでもなく、常に岡山の風俗・文化を挑発するミディ・メディアとして。
創刊は10月31日、年度内はこのあと12月、2月に発行し、できれば4月から月刊体制に移行したいところ。なお、岡大新聞の定期購読を申し込まれている方には期間中『ナッツ』と岡大新聞を両方発送します。新聞の方は季刊ペースになりそう。
それで今とにかく『ナッツ』を一緒に作っていこうというスタッフを募集しています。
マスコミに興味のある方、ミニコミを作ってみたい人、文章を書きたい人、映画・音楽・演劇・ファッション・アート・・・ジャンルは問いません。ビジュアルな雑誌にしたいのでデザインやイラスト・カメラのできる人は大歓迎。
また新聞会ではサークル活動としての岡大新聞や『ナッツ』発行の他にファッション誌『デボーション』への執筆や企業のPR紙編集などもやっています。こちらの方に興味ある方もどうぞ。
編集部:岡大学友会新サークル棟112号室
編集長:松原敬子