岡山大学新聞261号 1981年7月1日
6.17全国総決起集会廃寮阻止への全国集会去る6月17日午後1時より学生会館前広場において「5・25」集会実行委員会の主催により「5・25」六周年故大沢真君追悼!「マル青同」弾劾!全国総決起集会が闘われた。6月10日の学内集会に続くこの集会には全国から五大学、百五十名の結集を得た。「5・25」、6年前の5月25日「マルクス主義青年同盟(マル青同)」と名乗る「政治党派」が北津寮に武装襲撃をかけ、テロ・リンチを行ないその中で当時一回生の「大沢真」君が虐殺された。北津寮は、今日まで「マル青同」やそれと同様の以非「革命」党派を徹底放逐していくこと、大沢君がそれを守る闘いの中でたおれていった現寮にかけられている廃寮攻撃を破り「自主管理、自主運営」を貫き通すことをこの「5・25」を原点として闘ってきている。 集会は、北津寮・新聞会の代表による司会で進められまず全員が大沢真君の遺影に一分間の黙祷をささげた。続いて北津寮運営委員長より基調報告がなされ、その後、実行委員会を構成する団体、有志アピールに引き続き、全国から結集した以下の団体がアピールを述べた。 東北大日就寮、大阪大宮山・鴻池寮、広大青雲寮南寮、8・6広島反戦集会実行委員会、山口大吉田寮、梶野寮有志、三里塚学生実行委員会。 この他にも山形大学寮、横国大蒼翠寮、大阪市大志全寮、島根大雄翔寮自治会執行部、岡大出身三里塚管制塔占拠戦士太田君、京大熊野寮、日大全文連からアピール文が寄せられた。 また集会中ごろ、自衛隊基地撤去、侵略戦争阻止の闘いを続けている、日本原農民鷲田清憲、奥鉄男両氏がかけつけてくれ、連帯と激励のあいさつをされた。 最後に「6・17集会宣言」が満場の拍手で採択された。また集会終了後、参加者は市中デモを貫徹した。 デモの後、総括集会が開かれ、同志社大学大成寮、全国学寮交流会事務局などからアピールがなされた。 そして、8月中旬にも予想される、四条件付新女子寮の強行着工を阻止し、当局の自治権介入を許さない運動を進めていくことを、重要な課題として確認した。
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