室堂雪崩事故で亡くなった磯川暁君の告別式が日本基督教団三鷹教会で行われ、別れを告げてきた。小さな教会は満員で、道路に大勢があふれるほど。クラハイの池田さん、佐藤さん、hanehaneさん、まりさん、北原さん、JFAの井上D助さんとお会いすることができた。他にも岩場やジムなどでお見かけする方多数。
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2008年5月1日
長野県大町市の北アルプスで遭難死した東大スキー山岳部監督・新井裕己さん(32)=高崎市九蔵町=の告別式が三十日、高崎市内の葬儀場で営まれた。二十九日の通夜と合わせ、五百人以上が突然の死を悼んだ。
新井さんは多くの初滑降記録を持つ山岳スキーの第一人者。日本山岳協会委員も務め、著作や雑誌連載にファンも多い。写真家の父真一さん(61)は 「山もスキーも私が教えたので『行くな』とは言えなかった」と肩を落とし、母礼子さん(58)は「二十日ごろ『出掛ける』と、いつも通りに家を出た。過去 にけがもあり、行くたびに心配だった」と言葉少なだった。
山仲間で、遭難現場の山頂近くから遺品を持ち帰った東京都の会社員天野和明さん(31)ら三人は「滑りや登山に真剣に取り組む姿を尊敬していた。現場は本人の技量からすれば、問題ない場所と思えたが…」と惜しんだ。 (菅原洋)