6/3 雲取山から鴨沢へ

今日は両足が筋肉痛。いくらジムでスクワットやっていても、登山に使う筋肉、特に下りの筋肉は鍛えられない。ナマったものだ。
日曜日は4時ごろ目が覚める。東の空が明るくなっていて、I君も日の出を見に行ったが、ぼくは眠くてシュラフから出られず。
次に目が覚めたのは7時過ぎ。ずらっと並んでいたテントはすでに撤収済みで、うちともう1軒だけぽつんと取り残されていた。


朝食を採り、のんびりとテントを片付けてから鴨沢からのバス時刻を確認すると、11時半の次は14時38分。すでに8時を過ぎているので11時半には間に合わない。きっと、みんなはこの時刻に合わせて出発したのだろう。たっぷり時間はあるのでのんびり行くことにした。
雲取山荘前の斜面を上がってしばらく行くと雲取山山頂に到着。標高2017mで、東京都最高所である。晴れていれば北アルプス、南アルプスの山々や都心部が見えるのだが、雲が立ち込めていて富士山すら見えない。

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あとはこから下る一方。雲取奥多摩小屋、ヘリポート、ブナ坂。時間があったので七ツ石山に寄っても良かったが、Iが疲れているようなのでまっすぐ進む。
やがて杉林の中に入り、眺望はなくなる。いいかげんうんざりしたころ舗装道路に出る。またちょっと歩くと「鴨沢近道」の看板がある。ふたたび山道に入り、下っていくと集落に出て鴨沢バス停に到着。
この時点で13時ちょっと前。バスの時刻までまだ1時間半ほどある。奥多摩湖畔まで降り、草むらにマットを敷いてワインを飲み、昼寝をする。
14時15分ぐらいになったので、そろそろ起きようかとしていたら、「バスが来たぞ~」の声。湖畔で休んでいた人たちは走ってバス停に戻っていったが、ぼくらは荷物を広げていたので身動きできず、やがてバスは走り去る。
まさか38分のバスが20分も早く来て、置いてけぼりをくったわけではあるまいと思ったが、昔、群馬の温泉で定刻より早くバスが来て置き去りにされたトラウマがある。でも、今回は臨時バスだったようで、38分にはバスが2台続いて到着。前のバスはかなり混雑していて、ぼくらは後ろのバスに乗る。最初はガラガラだったけれど、奥多摩湖ではどっとハイカーが乗り込んできて満員状態に。やはり臨時バスが何本も出ているようだ。奥多摩駅からはホリデー快速で国分寺へ1本。
家に着いて荷物を量ってみたら、ぼくのザックは12kg、Iのザックは8kgだった。行きはもうちょっと重かったかも。
Iは荷物の重さに音をあげたものの、始めてのテント泊登山で、コッヘルで作る飯や日の出を体験できて面白がってくれた。次は赤岳行きたいとか、もっと景色のいいところに登りたいと言っている。でも、そのためには100円ポンチョじゃなくてちゃんとしたレインウェアを買ってもらわないと。