6/2 三峰神社から雲取山へ

土日は東京都最高峰である、雲取山に中学時代からの友人であるIとテント泊で縦走。
Iはバンドを一緒にやっていた仲間で、当時はお互い不健康きわまりない生活を送っていたのだが、最近、アウトドアに目覚めたのか、奥多摩の山などを歩くようになっていた。ぜひ雲取山に連れて行ってくれと頼まれていた。雲取山は7年前に三条の湯泊まりで登っているので、今回は秩父の三峰口から登ることに。


Iは奥多摩を歩いているとは言うものの、日帰りしかしたことがないから、寝袋もマットも、それらが入るザックも持ってない。寝袋はぼくの真冬用を、マットは銀ロール、そしてザックはカリマーの40lを使ってもらうことに。土曜日の朝、うちの家までオートバイで来てもらい、荷物を移し替える。彼のザックはほとんど食料。8kgぐらいしかないのだが、駅までの道で重いと文句を言う。何しろ、紙パック入りワイン1.8リットルを持ってきたのだからしょうがない。
国分寺から西武線に乗り、所沢で乗り換えて西武秩父へ着いたのが8時51分。三峰口ロープウェイが運休しているので、秩父から三峰神社まで急行バスに乗る。ここでザックを膝の上に抱えるはめになり、しかも座席がタイヤハウスの上だったので、窮屈で左足がしびれてしまった。途中で通路にザックを置かせてもらえて、楽になったけれど、左足の違和感はずっと残っていた。神社到着は10時25分。
ストレッチしたりして歩き出す。初めのうちは参道みたいな感じのなだらかな道だったが、だんだんきつくなる。重い荷物を担いでのテント泊なんて2年ぶりぐらいだから、すっかり足腰がなまってしまった。
霧藻ガ峰の手前でちょっと眺望が開けていたので昼食にする。晴れてはいるけれど、かすんでいて近くの山しか見えない。
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少し下りたところがお清平。ここから先、前白岩山までの1時間がずっと急な登り。
登ったと思ったらまた下り。アップダウンが続く。白岩山を過ぎるとなだらかな道が続く。芋ノ木ドッケを過ぎ、大ダウに。ここで道は男坂と女坂(?)に分かれる。どっちを登っても所要時間は同じだというので、なだらかな女坂に。
やがて右手に小屋らしきものが見えてきた。今夜の宿泊地である雲取山荘かと喜んで急いで行ってみたら、どう見ても廃墟。雲取ヒュッテの跡だった。
反対方向にしばらく登ると、見覚えのある雲取山荘に到着。テン場はけっこう混雑していて、平らな土地はほとんど残ってない。あわてて場所を確保。道中、黒い雲が出ていて不安だったが、小屋のあたりでガスに包まれた以外はずっと天気が持ってくれた。
土曜日の夕食は豚肉とキャベツとニラとかいっぱい入った鍋。最後はパックライスを入れて雑炊に。ワイン1.8リットルパックを呑んで、7時半には就寝。