連休最後の2日間は道志の青根キャンプ場でキャンプ。去年は3日に出発したらキャンプ場がどこも満杯で,山梨県に入った道志の森キャンプ場でようやく場所を確保できた。今年は後半にしたせいか,天気がいまいちだったせいか道もキャンプ場も空いており,比較的手前の青根キャンプ場に入ることができた。
橋本から橋本五叉路で16号を渡り,新小倉橋東側から津久井道へ。津久井湖観光センターの売店でタケノコなどを購入。日赤前ではバイパス側に曲がらず,津久井署の前を通る旧道を走る。こちらの方が直線かつ信号が無いのでスムース。道志道と再合流する手前のフレサでビールなどを仕入れる。
道志道に入り,青根キャンプ場へ。坂道の途中から,キャンプ場が空いていることがはっきり見える。キャンプスペースも広げたようだ。受付したら料金も変わっている。大人2人,車1台,テント1張り,タープ1張りで合計4,980円。タープ代とか高いな。雨模様だからタープ張らないわけにもいかないし。
いつもの芝生エリアに十分な空きがあったので,車を止めてタープ設営。タープの下にエアライズを張る。フライは出さず。道の反対側にたき火用のU字溝が転がっていたのを引きずってくる。直火でのたき火も禁止じゃないけれど,後始末を考えたらU字溝でやった方が手軽でいい。
薪を買わなかったので,持参した炭と豆炭,それに木立から拾ってきた枯れ木を燃料にする。太さ8cmぐらいの枝が転がっていた。そのままだと長いので,切りたいがノコギリを持ってきてない。冗談で十徳ナイフで切り始めたが,非常に効率が悪い。いかにノコギリが木材切断に威力を発揮するか実感した。2時間ぐらいかけて直径の半分ぐらいまで切り込みをいれたけど,どうやっても折れない。これ以上刻む気力もなくなり,断念して最後は燃やしてしまった。
心配していた雨はほとんど降らなかったけれど,風が強くタープが暴れること。ポールが宙に舞ってロープが外れてしまうため,ロープとポールをテーピングで固定。「豚の鼻」という専用の道具もあるので,今度見ておこう。
今回,失敗したのはライターが1個しかなかったこと。それも火がなかなかつかない不良品だった。以前は安いライターをストーブの中,ザックの雨蓋,エマージェンシーキットの中などあちこちに分散しておき,どれか1個は使えるということで乗り切っていた。それが今回は1個しかなかったというわけ。ストーブのオートイグナイターは火花が飛ばず。仕方がないのでガスランタンのイグナイターでガスバーナーに火を付けたら,紙を使ってその火をロウソクに移すとか,涙ぐましい努力をして種火を切らさないように苦労した。
夕食はサラダ,焼きタケノコ,鱈とマッシュルームのアヒージョ,網焼きステーキなど。シンプルだけどおいしい料理が並んだ。ただ,強風のために寒くて寒くて・・・ 長袖シャツにフリース,さらにはダウンパーカを重ねたものの我慢できず,酔いもあって20時にはダウンし,シュラフに潜り込んでしまった。夜中も強風と,朝方の雨音で何度も目を覚ました。
朝になると雨はやみ,どんよりとした曇り空,たまに日が指すという,まぁまぁの天候。テントやタープも濡れておらず,撤収もはかどった。
さて,今年は何回キャンプに行けるかな。夏にはみずがき自然公園か廻り目平に行きたいもの。