奥多摩・日の出町で活動しているみんなの森財団,創設4回目のイベントが開かれた。昨年は母と叔母を誘ったのに加え,今年は妻も初参加。アウトドア活動になじみがない人なので,準備段階でいろいろばたばたしたけれど,楽しんでもらえたようで良かった。
2日,金曜日の夕方ぐらいから右足アキレス腱の付け根が痛くなった。木曜日はティップネス寄ったものの時間がなくてトレーニングせずに風呂に入っただけ。
2日は新宿と渋谷で買い物済ませてから出社してオフィスにこもった。特に運動したわけでもないのにどうしたのだろう。2日の夜は片足を引きずり,普段より
倍近くかけて帰宅。3日は妻と映画と食事に行く予定だったけれど,痛みが治まらないので大事をとって安静にしていた。連休中なので整形外科医は開いてない
し。
4日の朝になっても痛みは変わらず。最後の手段としてボルタレンを使う。激しい腰痛とか,どうしても耐えられないときはこれしかない。
母
や妻は一般参加なので武蔵五日市駅に9時半集合。ぼくはスタッフとして8時半に来て欲しいと言われたので,1時間以上早く家を出る。しかし,足が痛くて駅
まで普段の倍近くかかる。7時42分の下りには間に合わず,7時49分の快速に。これが立川駅を出るのと五日市線が立川駅を出るのが同じ57分。乗り換え
時間は30秒ぐらいしかない。足の痛みをこらえて階段を駆け上り,駆け下ってどうにか間に合った。武蔵五日市駅には8時35分着。
ところが迎えに来てくれるはずのスタッフが森の家に移動してしまい,結局,五日市駅で50分ほど,母たちが乗るホリデー快速3号が来る時刻までボケ~と待つことになってしまった。
鈴木さんの車に女性3人と乗り込み,3人は鉄板駐車場へ。ぼくは滝本まで送ってもらった。準備が始まっているというのか,タケノコや山菜は参加者が採りに行く。かまどは並べてあるけれど,火を付けるにも早すぎる。
ぼ
くは前回運んで置いたロケットストーブを並べ,後は忍者フィールドにクライミングウォールを取り付けてボルダーエリアを作る。番線とかインパクトとかコー
ススレッドとか,工具類がどこにあるのか分からず探し回ったけれど,どうにか2枚横に並べ,前傾させて固定できた。足下には古い畳を敷いてクッション代わ
り。足の痛みがわりと治まってきたので,靴のまま試登してみた。ガバはガバだけど,他のホールドはけっこう悪かったりする。ちゃんと作るなら鬼目ナットも
用意してホールドを付け替えないと楽しめない。そもそも,滝本のどこにウォールを設置するのか,他の人たちと話し合って決めないといけないだろう。
やがて母や妻たち一般参加者も到着。土屋家は滝本の庭でセリ採りに精を出す。セリって,水辺に生えているものと思っていたけれど,草むらに普通に生えているのね。
子
どもたちが裏山でタケノコを掘るというので,カメラを持って撮影に行った。作業道ではなく沢ぞいのガレを登ったので,アキレス腱炎の足にはかなりきつい。
裏山の上の方は初めて登ったが,孟宗竹の竹林になっており,いたるところにタケノコが出ていた。自分でも1本掘ってみた。竹の根が張っていて掘りにくい。
1本で音をあげて撤収。途中,1本だれかが落としたタケノコがあったのでそれをひろう。裸になったタケノコには蟻や虫がいっぱい取り付いていた。生命力が
旺盛なタケノコは糖分がたくさんあって,虫たちにもおいしいのだろう。
広場に戻ると食事の準備がだいぶ進んでいた。タケノコ飯,タケノコ汁,タケノコやセリ,ヨモギ,タラの芽といった山菜ににんじん・タマネギ・サツマイモなどの天ぷら,焼きタケノコ。ロケットストーブではお湯を沸かし,作り方を解説したチラシを配った。