正月休み最後の日。日経ソフトウエア3月号特集記事の原稿を抱えているので、岩場に行くとかまとまった休みは無理。運動不足にならないよう、近所をジョギングするぐらいしかない。お金もかからないしね。今日は思い切って中央線を越え、小金井公園まで走ってきた。
子どもの頃、小金井公園に近い桜町にある母の実家に住んでいた。正月は祖父に連れられて小金井公園でたこ揚げをするのが恒例だった。当時、小金井公園はまだ整備されてなく周辺は雑木林と一体になっていた。その後府中に引っ越して小金井公園から離れたけれど、高校は実家近くの中大附属に入ったので、学校帰りに何度か遊びに行った。最近では花見で訪れる程度。
自宅を出て東経大東側の鞍尾根坂を上り、そのまま中央線高架をくぐり、学芸大学の南側住宅街を抜けて新小金井街道へ。このあたりにピアノの先生の家があったけれど、まったく面影もない。
共学になって建物がだいぶ新しくなった中大附属だけど、正門や通用門、生徒会室などは40年前のままだ。中附の裏を抜けると公務員住宅があった一角に附属中学が建っていた。1中の裏を通り、かつての実家がマンションになったところを走る。実家西側の同級生が住んでいた路地はあまり変わっていない。
小金井街道に出て小金井橋を渡り、小金井公園へ。ここはほとんどがアスファルトの道だ。南側からぐるっと公園の中を走る。たてもの園の入り口となっている旧光華殿より東側というのは、あまり行ったことがない。ずっと走って行くと小金井市体育館とかわんぱく広場とか、知らない施設がぼこぼこ建っている。野川公園より施設は充実しているようだ。そしてとにかく広い、行っても行っても端っこにたどり着かない。
それでも東端、北端をなめるように走り、バードサンクチュアリを抜け、たてもの園の前を走って1周した。子どもの時以来というか、子ども時代にはここまで回っていないから、自分にとっては初体験だった。園内では梅のつぼみがだいぶほころんでいるようだ。桜の季節には混雑しすぎているけれど、観梅ならばいいかもしれない。
南口から玉川上水を越え、祖父母の墓に寄ろうと思ったがコースを間違えてしまったので桜町病院前を通り、ずっと南下して中央線を越え、2中の横を通って野川へ。ここからはまっすぐ帰宅した。
1時間48分で14.9km。7分16秒ペースで596kcal消費。3日の時よりはペースが上がっているけれど、あれだけ走ったのに距離はあまり稼げなかった。