09/01 滝本で福島っこ元気村キャンプ打ち上げ

7月末から1週間、福島の小学生たちを招待してみんなの森で開催された福島っこ元気村キャンプ。その打ち上げが滝本で開催された。ぼくはキャンプでは2日間、日曜日の午後から冒険の森に行き、トイレの設営などを手伝って冒険の森に泊まり、翌日の午前中体験クライミングをやっただけ。24時間もいなかったし、当然ながら子どもたちの名前も覚えてない。でも運営スタッフから打ち上げに参加してくださいとお誘いを受けた。何か恩返しがえきないかと考え、ダッチオーブンを下げて行くことにしたい。


前々日、木曜日の帰りにハナマサ武蔵境店で冷凍丸鶏2羽、薄力粉1kgを購入。丸鶏が1羽500円しないので全部で1000円ちょっとだ。帰宅後、丸鶏は冷蔵庫でゆっくり解凍する。

前の夜からフランスパンの種を仕込む。強力粉480gと薄力粉120g、塩10gを混ぜる。モルト(麦芽糖)1.5gとドライイーストを40度ぐらいのお湯で溶かす。このドライイーストが賞味期限2001年ごろの年代物であり、発酵力がイマイチ弱いので、先に発酵を促進させるのだ。

計量カップでモルトとドライイーストをお湯で溶かして、しばらく他のことをやっていたら泡だってカップからあふれていた。けっこう元気があるようだ。お湯を足して小麦粉と混ぜ、こねる。たたきつけ、またこねる。20分ぐらいこねて一次発酵。ボウルにタネを入れ、濡らしたペーパータオルをかぶせ、ラップする。

この時点で午前3時過ぎ。とても一次発酵が完了する90分後まで起きてられないので、そのままキッチンに放置して寝る。

翌朝、5時ぐらいに土砂降りの音で目が覚めてボウルを見るとしっかり膨らんでいる。夏休みに作ったときは、この3分の2ぐらいまでしか膨らまなかった。とりあえず発酵は順調なようだ。ガスを抜いて冷蔵庫に入れ、低温発酵に移る。

ダッチオーブン2個、七輪、バーベキュー用コンロ、丸鶏をパン種などの入ったクーラーボックスなどを積み込み、家を出たのが13時ごろ。積み込む前にまた土砂降りとなり、予定より1時間遅くなってしまった。

14時半ぐらいに滝本に着いたけれど、誰もいない。岩田さんに「打ち上げは3時からでしたよね」と聞いたら4時半ぐらいからだという。十分時間があるのでゆっくり準備する。

宴会は滝本の母屋でやるので、母屋の前で火をおこす。1個のダッチオーブンで1個目のローストチキンを作り、もう1個のダッチオーブンでパンを焼く。ところ
が、火をつけ始めたらまたもや土砂降り。ヤマミチさんがブルーシートで屋根を作ってくれたので、その下で作業できたけれど薪などが湿ってしまった。

いつも蓋に乗せる火が弱く、チキンでもパンでも焦げ目がつかない。今回はけっこう大量に豆炭を上に並べ、さらに薪を積み上げて焚き火をしてみた。チキンはそ
こそこ色がついたようだけど、パンはやっぱりダメ。12インチディープでは深すぎて熱が届かないのだろうか。ディープではないノーマル(?)を買わないと
無理か。それでも夏休みキャンプの時よりはちゃんと発酵したのでふわふわのパンになった。

ローストチキン、フランスパンとも味は好評。ただ、ローストチキンの中に詰めた餅米は全然柔らかくなっておらず、みんな手をつけなかった。水に浸けて置いてから詰め込むのか?

ぼくの料理以外にも寿司、ソーセージなどいろんな料理が並び、丸鶏2羽は多かったかと心配になったが、後から遅れてくる参加者もいて、ほぼ完食だった。ロー
ストチキンは1セット600円ぐらいと安いのに、見た目が豪華でみんなを楽しませることができる。パン作りはまだまだ修行が必要だ。