08/13 夏休みキャンプ&クライミング 初日 カサメリ沢

6時15分に八王子駅南口で石原君と斉藤さんをピックアップ、の予定だったが八王子駅北口側から南口側へ行くのに北野あたりまで大回りしてしまい、ちょっと遅刻。それでも中央高速はあまり混んでなく、9時前にはみずがき山自然公園に到着した。ちょっと雲行きが怪しいのでタープを張り、その下にテントをフライ無しで設置。初日はカサメリ沢に行くことにした。


相変わらず、徒渉地点の丸太橋は流されたままだが、水量が少ないので飛び石伝いで楽に沢を渡ることができた。

問題は土曜日にジョギングして右足腓腹筋の上部、膝裏の腱を痛めてしまったこと。野川を4kmぐらい走って野川公園の芝生でヨガやストレッチをやって、折り返してしばらく走ったら右足に痛みが来て走れなくなり、歩いて帰った。いつもなら一晩寝れば痛みは治まるのだけど、今回は2日経っても痛いまま。平地を歩く分には問題ないけれど、階段や山道など段差のあるところを上り下りするととても痛い。膝を曲げるのが苦痛なので、歩き方がぎこちない。

それでもガマンして、とりあえずモツランドへ。いつもの「たぬき」(5.10a)でアップするが、いつもように2ピン目から先で戸惑ってしまい、一手出しては戻りを繰り返す。久しぶりの花崗岩にスメアで立ち込むのは怖いのだ。

石原君も登ってしまったので、次へ。あまり歩きたくないけれど、モツランドに石原君向きの10aは他にない。ガマンしてコセロックまで移動する。ここで大チョンボ。
「ネコの手」(5.10a)をマスターオンサイトトライしてみないかと、石原君を誘ったのはいいのだけど、「ここ」と指示したラインは「トータルリコール」(5.10b)から「ネコの足」(5.10c)へとトラバースする新(?)ルートだった。つまり、ネコの手とトータルリコールを勘違いしていたわけ。

当然ながら石原君はネコの足への箇所で行き詰まってしまいテンション。そこへ後からやってきた男女ペアが本当のネコの手をトライし始めたので間違いに気づいた。

ネコの手は1ピン目がけっこう高いし、そこまでのホールドが難しそうなので石原君のマスタートライは諦め、自分がヌンチャクをかけるが・・・ かなり厳しい。2ピン目にクリップして左へトラバースするところで「テンション!」。でも、本当にこのルートは5.10aにしては下部が難しい。10aが限界の人にとっては危険かもしれない。

その先は一カ所遠いところがあるけれど、後はガバばっかり。

残念ながら石原君はトラバースがどうしても突破できず、敗退。そうこうしているうちに空模様がますます危なくなってきたので撤収した。

キャンプ場に戻り、夕食作りにとりかかる。今日のメインディッシュはダッチオーブンで焼いた丸鶏と、ダッチオーブンで焼いたバケットだ。

バケットは自宅で一次発酵まで済ませてタネを持ってきた。カサメリ沢で登っている間、キャンプ場のテーブルに放置して二次発酵させたつもりだったが、イー
ストが古いせいか気温があまり上がらなかったのか、膨らみ方がイマイチ。いくら小分けしたドライイーストでも、賞味期限が11年前の2002年11月ではダメだったか。そのせいか、焼き上がったバケットはドイツパンのようにみっちり固めとなってしまった。

丸鶏は問題なくロースト完了。
バケット、チキンロースト、手作りピクルスなどでビールとワインを空け、8時過ぎに沈