第3土曜日は冒険の森定例作業日、だと思って車を走らせたが、現地には誰もいない。来週には福島っこ元気村キャンプなのに、準備しなくていいのかな? 自分はどうせ岩場の整備をしなくちゃいけないので、一人岩にぶら下がる。
先週、ヤマミチさんが登ったそうだけど、去年の秋からほとんど放置されているので落ち葉が積もり、苔が生えて悲惨な状態だ。上からトップロープでぶら下が
り、ワイヤーブラシで掃除をする。普通の岩場、特に石灰岩でワイヤーブラシなど使ったらぶっとばされるけど、開拓ならいいのだ。というかワイヤーブラシで
も使わないとびっちり生えた苔は落とせない。
この岩はチャートなのでブラシでこすっていると時々火花が散る。さすが火打ち石に使われるだけある。安いヤスリとか鋼鉄と組み合わせて火打ち石で火起こし、なんてのもキャンプでやったら面白そうだ。
すっかり苔を落とし、ガバにたまっていた泥を沢の水で洗い流した。これで来週の体験クライミング教室の準備はOK。右側のスラブを直登できないかとトライしていたら甚川さんがやってきた。浅草で外国人向けのイベントなどやっている人と一緒で、忍者修行体験の下見だそうだ。
一緒に去年のそうめん流し会場まで行き、甚川さんが持ってきたスラックラインを張ってみた。やっぱり2歩が限界。木の枝を杖代わりにしてもラインがぶるぶる震えてしまい、必死の思いで終了点まで到達した。
その後、上の岩場を見に行く。ガバだと思ってひっぱったら岩ごとはがれる。苔を掃除しなくちゃいけないし、周りの木もばっさり切り倒さないと暗くてダメだ。どのラインから開拓を始めるか、見極めが難しそうだ。福島キャンプが終わったらじっくりと手をつけよう。
今日は、みんなは滝本で掃除とイカダ作りをやっていたらしい。夕方から滝本に移動し、福島キャンプの打ち合わせに参加。子猫のタビとチャーハンがかわいかった。