2月、氷点下の二子に行ってから3か月ぶりの岩場へ。ヒラサワさん、ゴン助さん、現地集合の青山さん、サワダさんとでカサメリ沢に繰り出した。
朝の渋滞を避けるため、府中本町駅での集合時刻はちょっと早めの5時45分だったが、家を出たのが5時20分。重いザックを担いで国分寺駅まで走ったけれ
ど5時29分の中央線下りには間に合うわけがない。なんと次の下り電車は5時49分、府中本町駅には5時58分着。ゴン助さんとヒラサワさんにごめんなさ
いのメールを入れる。幸い、中央高速は順調に流れていて9時前には現地到着。植樹祭公園のキャンプ場はこれまでに見たことがないほどテントが乱立して賑
わっていた。後で聞いた話では平山ユージさんもキャンプ場にいたとか。カサメリ沢の駐車場では中嶋徹君たちも来ていた。どこを狙っているんだろう?
カサメリ沢を渡る丸太橋は去年?の大雨で流れたまま。それでも水量が少ないので飛び石づたいに無事徒渉できた。落っこちそうな丸太橋より、こっちの方が安心できる。
まずはモツランドの「たぬき」(5.10a)でアップ。1年ぶりの花崗岩だからか、3か月ぶりの岩場だからか、途中でムーブにつまってしまい、行ったり戻ったりを繰り返す。それでもさすがに5.10aなので完登できた。
次に「ミルクミルク」(5.10c)を登る。ここはRPしたときもかなり苦労した記憶がある。今回もテン山でトップアウトした。
そして、去年も何回か登っている「レーザーズエッジ」(5.10c/d)。いくらなんでも一撃だろうと甘く見ていたら、行き詰まる。途中でテンションを何
度もかけ、それでも終了点近くまでやってきたのに、5ピン目から先に進めないのだ。右に行ったり左に行ったり。やがて腕の力がなくなってきたので降ろして
もらい敗退する。
ここでゴン助さんとヒラサワさんはコセロックへ移動。青山さんとサワダさんの組に加わってレーザーズエッジのトライを続けることに。でもダメ。リハビリク
ライミングの青山さんがリードで完登し、最初はトップロープで登っていたサワダさんも最後はリードでRPしたというのに、ぼくは同じく5ピン目まで行けな
い。ヌンチャクを回収しなければならなかったので、かかったままのトップロープをハーネスに結びつけ、インチキしてようやくトップアウトした。
3人でコセロックへ移動する。「トータルリコール」(5.10b)を久しぶりに触ってみると、途中でテン山。6ピン目で左にトラバースし、7ピン目まで上がることができず。しばらくもがいていたけれど諦めて降ろしてもらった。またしても敗退。
2便目は、なんとか極小カチを使って7ピン目手前のガバを取り、右上して終了点直前まで行ったモノの、クリップホールドが見つからずに敗退。
夕方の3便目も同じく。7ピン目の手前でテンションがはいり、最後は終了点のヌンチャクを掴んでクリップするということに。
あまりの絶不調に、ストレス発散・気分転換で来たクライミングが、暗いミングになってしまった。仕事でまいっている時に、趣味で切り替えるというのは、経営者にとっては無理なのかも。
ただ、今日の不調原因を分析してみると
とにかく登っていないブランク
ジムも3週に2度ぐらいのペースだし、岩場は3か月ぶり。これでは現状維持も無理で、衰退の一歩
土曜日の疲れ
土曜日、野川河原を野川公園までジョギングした。野川公園ではフィールドアスレチックエリアに雲梯があるので、ヒールフックしての水平ルーフ移動、2手飛ばしのランジトレーニングなどと称してやっていたら、手の平にマメができ、それがつぶれた・・・
さらに野川公園のからの帰り道、このまま右岸を進むと行き詰まるので左岸に渡ろうと、幅1mぐらいのところでジャンプしたら、その瞬間に両足のふくらは
ぎが痙った。なんとか岸辺に着地できたものの、しばららくはあまりの激痛に動けず。家までトボトボ歩いて帰った。ストレッチや筋肉痛の薬を塗るなどしたけ
れど、一日中ふくらはぎの違和感は消えなかった。
体重増加
仕事のストレスから暴飲暴食となり、運動不足も相まって絶賛増量中。ピークより5kgは増えただろう。そういえば、最近は怖くて体脂肪率を計ってなかった。
対策
とにかくクライマーにとって登ることが唯一最大のトレーニング。ジムにも行かず、岩場にも行かなくては下手になるのが当たり前だ。でも時間とお金をどう捻出するか。モチベーション維持も難しい。
コセロック手前の広場。ちょっと開けていて、コセロックから浸みだした湧き水が小川となる。好きな風景の一つ。