直前までイベントの存在自体を知らなかったのだけど、夕方Twitterで野口さんが「今から原宿ノースフェイス(^^) アスリートトークショーだぬん!!!」とTweetしているのを見て、急遽原宿に向かうことにした。急ぎ過ぎて店に到着したのが19時45分ぐらい。20時にいったん閉店し、20時半から入場ということなので明治通りをぶらぶら歩いて時間をつぶす。この通りにやたらアウトドアブランドの直営店が増えたなぁ。渋谷手前のクライミングジムPekiPekiを覗いてTNFまで引き返す。
トークショーのテーマは、野口さんが今年でクライミングをはじめて10年目ということから『わたしとクライミングの10年史』。小学校5年生のグアム旅行でクライミングを始めて体験し、帰国してからクライミングジムに通うようになり、コンペに出場していきなり入賞し、日本代表になり、ワールドユースに出場し、ワールドカップに出場し・・・ というストーリーを写真を交えて語ってくれた。
だいたいの話は自分もインタビューしているので知っていたが、中学生時代にはクライミングが嫌いになり、期待してくれる父親に応えるためにだけ
登っていたということ。高校入ったらクライミングはやめようと推薦を受けずに普通に受験勉強して入学したこと。大学には行かずにワールドカップ優勝を目指
そうとしたけれど、母親の強い要望で進学したことなど、彼女の葛藤について初めて聞くこともできた。
ワールドカップの逸話では、アキト君
が日本から持ってきた大仏のマスクをかぶって決勝戦の選手紹介に出たら、顔が見えないのは競技規則違反ということでイエローカードをもらってしまったとい
う。もう1枚もらっていたら、2年間ワールドカップ出場停止になっていたというから、大変なことだった。
トークショーの後は来場者で野口さんを囲んで記念撮影。
他のお客さんが帰った後で、彼女とちょっと話をした。数馬君の左手中指腱断裂は、ケガから3週間たって病院行ったので、手術しようがなかったという。第1関節が曲がらないため、カチが持てないけれどスローパーは停まるそうだ。でも、コンペクライマーとしては大変だろうな。
PowerNavi用の写真撮影は、できればジムより岩場でやりたいとの希望。4月になるとワールドカップ体制に入るから、3月中に済ませないときびしい。伊豆方面かな。