今日はゴン助さんと北川クライミングの約束。先週「謙譲の美徳」をRPしたので、いよいよ「北落師門」(5.12a)へのトライ開始のはずだった。
7時にゴン助さんをピックアップし、8時半に北川到着。今回は自治会館の駐車場ではなく、その手前にある有料駐車場に車を止める。こちらは1台200円なり。おかみさんに「秋葉さまにお参りしてね」と強く言われたので、秋葉神社にお参りしてから山道を登り出す。
岩場が見えてくるが、誰もいない。近づいてみたら、なんと全面がびっしょり濡れている。雨が降ったわけでも、浸みだしでもない。上から下まで、右から左まで壁一面が濡れている。湿った空気が冷たい岩肌で水滴になる結露だ。チャートは結露しやすいというが、こんなひどい結露はゴン助さんも初めてだという。
北川は北面で日が当たらないし、今日は風も吹かない。これでは乾きそうにない。後からやってきた二人組は壁を見るなり「あ、こりゃダメだ」と、さっさと二
子に向かって山道を降りて行った。
ぼくらも場所を変えることに。確実なのは二子の広場だが、今夜は早く帰りたかったので3時間かかる二子はパス。近くでは聖人岩が登れそうだが、今はやりた
いルートがない。
そこでちょっと移動距離はあるけれど奥多摩の白妙橋に行くことにした。ぼくの宿題が残っているので、無理矢理頼んだ感じだけど。
299に出て秩父方向にしばらく北上し、天目指峠経由・名栗湖経由で青梅に入り、昨日に続いて白妙橋へ。正面壁の中央は相変わらず浸みだしているけれど、
ディンプルフェイスはカラカラ。今日は年配の二人組と大学山岳部らしい若者3人の先客がいた。
昨日登った「春の雪」(5.10b)にマスターで取り付く。ここは1ピン目が高く、右下が崖なので失敗すると大変なことになる。慎重にスタートし、右のス
リングで念のためにクリップしてから1ピン目に。昨日は鈴木さんがヌンチャクをかけてくれた後で、それでも腕が張ったのに、マスターだとさらに大変。2ピ
ン目、テラスでレストしてから左に移るところで苦労した。その上、レイバックするところでもテンション入れそうになったけれど、なんとか必死で耐えてレッ
ドポイント。
ゴン助さんは登らないというので、すぐ回収。
次に「バースデイに乾杯」(5.10b)に学生さんのヌンチャクがかかっていたので、それを借りてアップ2便目。4年前に登っているルートなのに、すっか
り忘れていて左に行きそうになったりしてテンション。情けない・・・
そして宿題の「ディンプル」(5.11b)。下部は簡単だけど、やはり3ピン目をかけてから右に出るところ、そして上の甘いホールドを取ってから左に戻
り、クリップするところでテン山。リーチもあるけれど、バランスだろうなぁ。
そして3時過ぎ。ディンプルのヌンチャクは回収されてしまっていたので、1ピン目をプリクリ棒でかける。いざ登りだした途端にいきなりの雨。夜は雨という
予報だったけれど、ちょっと早いのではないか。ディンプルフェイスはほとんどかぶっていないので、雨が降り出すとホールドが濡れてしまい登れなくなる。ま
だ1ピン目までしかかけていないので、必死の思いでヌンチャクを回収し、ロワーダウンする。無事にロワーダウンできたということは、1ピン目はプリクリッ
プしなくても登れるということかな?
雨がやまないので、荷物をまとめて撤収。結局、ゴン助さんは1便も出さずじまいだった。
コンディション悪かったようですね。
どうやら年配の二人組みというのは
M尾氏とS村氏のようですね。
時々、奥多摩、甲府幕岩シーズンにはお世話になっています。
二人を日原に誘ったのは私です。
ゴン助氏も残念でした。
さて、明日の日原のコンディションはどうかしら?
北川はまったくダメだったので、同じチャートの金毘羅もダメだろうと白妙橋に回りました。
ディンプルフェイスにいた二人組は鈴木さんのお友達のようでした。きっとそのM尾さんとS村さんなのでしょう。どこかでお会いしたような…
今週末は同窓会なので1回休み。次は25日になると思います。