このところ恒例となっている、つくばのコアラさんとの年末秀麗富岳12景トレッキング。今回は笹子雁ガ腹摺山を登ることになった。
日曜日からの腰痛が治ってなく、登れるかどうか不安だったけれど、前傾してない普通の登山ならばなんとかなるだろう。
9時20分、笹子駅でコアラさんと合流する。駅から甲州街道を歩くこと20分ほど。ガイドマップではこのあたりにコンビニがあるはずなのだが、そこには看
板が一切なくなっている建物が。どうやらコンビニの跡らしい。それぞれ行動食を持参していたので、それで食事は済ますことに。
甲州街道を離れ、登山道に入る。けっこう急な登り坂を2時間ほど歩き、笹子雁ガ腹摺山山頂に。晴れているけれど風が強く冷たい。山頂から富士山が
見えるはずなのに、南側は雲がかかっている。目を凝らすとかすかに、それらしき稜線が見えるだけ。年末山行では毎回富士山を見ることができたのに、今回は
残念。
おにぎりやオールレーズンなど軽く食べ、寒い山頂はさっさと後にする。
急な下り坂と登り坂を繰り返し、1時間ほどで米沢山に到着。最後は岩場で鎖があったけれど、不確かな鎖に頼るより、岩を掴んで登るほうが安心できる。
さらに50分ほど歩いてお坊山。ここでは二人男性パーティが昼食を作っていた。聞くと景徳院の方から上がってきて、笹子に下りるという。景徳院からの道はしっかりして問題ないということで、われわれも予定とおり景徳院を目指す。
東峰まで行ってからちょっと戻り、大鹿峠へ。山の北側なので土が硬く凍っており、確かに歩きやすい。大鹿峠からはところどころ、プラスチック製の階段が埋め込まれていたが、落ち葉に埋もれてかえって歩きにくい場所も。
4時には民家の間を縫うようにして車道に到着。武田勝頼・夫人・信勝の墓がある景徳院を訪ね、境内をめぐってから甲斐大和駅へ。
不安だった腰痛も、膝痛も発症せずに5時間のトレッキングを終わらせることができた。
来年は、6回は山に行きたいな。