去年の5月に封印した外岩クライミング。この間、土日もずっとインドアジムでトレーニングを重ねてきたのだが、そろそろ復活。N子さんと名栗河又へ。
9時前ぐらいに到着し、アプローチをあがっていくとゴン助さん、タイチ君が降りてくる。彼らが目標としている「マンモスケイブ」は途中のホールドが染み出しており、登れないので二子かどこかに転進するという。
それ以外のルートはほとんど問題がなく、登れる状態。こんな真冬に染み出してくるとは、やはり暖冬のせいか。とはいっても午前中は岩は冷たく、登っているとすぐに指がかじかんでしまう。
N子さんのヌンチャクを借りて、「いきのいい奴」(5.10a)と「ミヤザキミドリ」(5.9→5.10aに改定らしい)は無事に一撃。久しぶりの外岩、特に河又の石灰岩はフットホールドがつるつるになっていて滑りそうで怖い。
続いて「大五郎」(5.11a)をやると、テン山。ここは以前登ったときも、1ピン目にクリップしてから2ピン目は直上するのか、左から回るのか迷った記憶がある。今回も迷ったことだけは覚えていたが、どっち回りかはすっかり忘れている。
ここで登ったりクライムダウンしたりしてパワーをロス。トラバースしてからコルネを取るあたりで腕がもたなくなり、テンション。あとはテン山で終了点まで抜けた。
その後、新課題として「モスグレイハンド」(5.11c)をトライしてみた。下部が悪いということで2ピン目までプリクリップ。
確かに悪い。マスターで登るのは難しそうだ。2ピン目から先に進むムーブもまったくわからないまま。テン山各駅停車にインチキしてどうにかこうにかトップアウト。
2便目も状況は変わらず。3便目は2便目のロープをトップロープ状態にして取り付いてみたが、前傾壁でトップロープなんて何の意味もない。失敗したら壁から離されてしまうだけだ。
必死にもがいいてヌンチャクを回収。
しばらくは10台ぐらいからリハビリするかなぁ・・・
帰宅後、調べてみたらモスグレイハンドは11cから11dに昇格していたことがわかった。cだから登れる、dなら登れないということはないが、限界グレードなのでてこずるのはしょうがないところだ。
また、モスグレイハンドを登っている動画を発見。かなり上手な人なのだろう。さくさくと登っている。ぼくが苦労した2ピン目から先は意外なムーブで解決している。