ゴールデンウィークのクライミングキャンプ。今年も斎藤さん、神田さんとみずがき山自然公園をベースにカサメリ沢か小川山あたりを楽しむことに。残念ながらイシハラ君は仕事のため欠席。
朝6時、八王子駅で斎藤さんをピックアップ。八王子ICから中央高速に乗ろうとしたら、料金所まで30分ぐらいかかる渋滞。本線は相模湖から事故渋滞が発生していて、ずっとノロノロ、いつもなら45分ぐらいの距離に2時間かかった。ほっしゃんたちみたいに夜中2時発にすれば良かった。この時期はたいてい事故渋滞に巻き込まれる。
釈迦堂PAでスマフォのYahoo!カーナビで「みずがき山自然公園へ行くいい道ある?」と検索したところ、次の甲府南ICで降りろとの指示。ちょっと不安だったが、知らない道を教えてくれるのだろうと従順に下道へ。
ところが、その後もカーナビの指示に従って運転を続けると、どうやら中央高速と平行して走っているようで、最後は須玉から増富ラジウムラインに入る。意味無し。検索時、一般道優先の設定にしてしまったようだ。経路を確認せずに音声案内だけで運転したのが敗因。
大混雑のテント場に驚く
2つのアクシデントのため、早めに出発したにもかかわらずみずがき山自然公園に付いたのは11時前。なんとびっくり、駐車場もテン場も満杯。こんな混雑しているみずがき山自然公園は見たことがない。それでも車を乗り入れて炊事棟近くにテントを張る。混雑しているのでタープは諦めた。管理棟にお金を払いにいったところ、駐車場が満車のため、テント客は特別に車をテン場に置くようにしてもらっているのだという。見たところクライマーではない、一般のファミリキャンパーもけっこう来ているようだ。みずがき山自然公園は平らな芝生で態はいいけど、空いていて気分がいいキャンプ場なので気に行っていたのだけど、どこかテレビ番組で紹介されたのか?
神田さんが来ない
こうして昼前にはクライミングに出発する準備は整ったが、肝心の神田さんがいない。厳密に時刻は決めてなかったけれど、毎年11時ぐらいに現地で落ち合って登りに行ってた。場内を探すけれど、車もテントも見当たらない。多摩ナンバーのジムニーが駐まっていて、運転席にPowerNaviのボトル(笑 が置いてあったけれど、神田さんのではない。
auは圏外だし、ドコモのiPhoneからメール送るも返事がない。しょうがないので先に昼食とする。14時ぐらいにやっと連絡があり、6時に国立ICから中央高速乗ったのものの大渋滞。途中で下道に降りたらさらに大渋滞でまったく動かず。諦めて高速道路に乗り直したが、まだ相模湖あたりだという。
末端壁対岸までお散歩
到着は夕方になるだろうと見て、今日のクライミングは諦めた。近くを散策しようというので、斎藤さんと末端壁の手前まで行ってみた。ガメラさんにガイドしてもらい、青山さん、伊藤さんと「調和の幻想」「山河微笑」をマルチピッチで登ったのは2007年11/3 瑞牆山末端壁「調和の幻想」。もう8年も前のことだ。あの時はガイド山行だったから、どこをどう歩いたかまったく記憶がなかったけれど、100岩場の距離感デタラメな地図でどうにかたどり着くことができた。次からは一人でも行ける(マルチの岩場に一人で行ってもしょうがないけど・・・)。
キャンプ場に戻り、火を起こしていたら神田さんが到着。10時間ぐらい運転していたわけで、お疲れ様。
今回、家から薪というか伐採してゴミに出そうと束ねていた月桂樹の幹と開拓・リボルト用ハンマーを持参した。隣のキャンパーが「ハンマーあったら貸していただけませんか」というので0.9kgハンマーを貸す。さらにその隣のキャンパーが薪を買い損ね、テン場に落ちている細い枝で火を付けようとしていたので、「薪あるけどいりませんか」と提供してあげた。ゴミなんだけどね・・・月桂樹は枝でも燃やすとスパイスの香りがする。
神田シェフの料理を満喫
夕飯は、ぼくらが用意したジンギスカン、ピクルス、神田さんはダッチオーブンでスペアリブを焼き、イワシ缶詰を混ぜたパエリアなどなど。あいかわらず神田さんの料理は丁寧でおいしい。今回はスペアリブのたれにこだわり、満足な味だったという。
料理とワインと焚き火(ここは直火禁止なので七輪で焚き火)を楽しんで11時ごろ就寝。
コールマン288Aが不調
今回、ぼくのコールマンガソリンランタン288Aが不調。いくらポンピングしてもスカスカして空気が入らないのだ。リュブリカントを垂らしても変わらず。ポンプを外してみたが、ポンプカップはプラスチック製で、減っているとは思えない。チェックバルブが詰まっていることがあるそうなので、ガソリンを注いでしばらく置き、またポンピングしてみたけれど治らず。工具も無いので今回は288Aの使用を諦めた。もう10年以上になるから、メンテナンスしないと。