今日は光太郎さんに誘われて小川山で日帰りクライミング。小川山へ行ったのは2012年のお盆休み以来だから、実に2年ぶり。小川山ーズンもそろそろ終了なので、今年も行けずに終わるかと思っていたけれど、ラッキーだった。
私のエスクードは冷房が効かないので、まだ暑いこの時期に高速を走るのはちょっと辛い。そこで光太郎さん宅までエスクードで行き、彼のエクストレイルに乗り換える。家の手前で道に迷ってぐるっと回ってしまい遅刻したが、それでも6時前に国立ICから中央高速へ。車の量は多いけれど、渋滞はしていない。
8時半に大日駐車場到着。駐車場周りの道路が一方通行になっていたり、真砂土対策で土止めが設置されたりと、変化している。意外と駐車場は混んでいた。9時からクリーンクライミングを始めるというアナウンスが流れていたが、ぼくらは渡渉して兄岩へ。西股沢の水量は少なく、簡単に石を伝わって渡渉できた。
兄岩では光太郎さんが2階奥にある「サマータイム」(5.13b/c)を狙っているので、そのあたりで登ることに。まず、「もみじ」(5.10a)でアップ。ちょっと左に寄りすぎたかと思ったけど、アップなので気にしない。ロワーダウンしながらヌンチャクを隣の「ウォーリーを探せ」(5.11a)に掛け替える。
ウォーリーを探せをトライするけれど、スタートできない。1ピン目はプリクリップしてあるので安心だけど、してなかったらクリップできるところまで到達できない。細かいカチ、小さなフットホールドをつないで上がっていくのだけど、指がもたない。
時間をおいて3回トライしたけれど、まったく到達高度が上がらない。過去の履歴を調べると、どうやらこのルートはレッドポイントできてないようだ。花崗岩の細かいホールドに慣れていない今の状態では、無理と判断して今シーズンは封印する。
サマータイムの右にあるクラック「マガジン」(5.10a)も魅力的だったけど、0.5ぐらいの小さいカムが複数必要なようで、手持ちではまかなえず諦める。
そこで以前RPしている「ガンバレクマさん」(5.10b)に転進。2007年にフラッシュしているのだけど、その時は左に寄りすぎて、ルート外れではないかと指摘された。そこで今回は左に逃げず、ボルト沿いに直登することを目指す。
ウォーリーのあるテラスは昼になるとガンガンに日光があたるけれど、クマさんは日陰なのでちょっと湿っぽい。3ピン目のヌンチャクをかける手前、左手を出したらガバではなく突然のフォール。もちろんロープを掛ける前だったので手繰り落ちではないけれど、かなり下まで落下し、ビレイヤーを冷や冷やさせる。その後、各駅停車で終了点まで。
2便目、なぜかムーブをすっかり忘れてしまい、2ピン目まで登れない。どうも今度は右に寄りすぎたようだ。降ろしてもらう。
3便目、もう16時を過ぎているのでどちらにしろ回収便だ。2ピン目から左に寄り、かといって左に逃げずにほぼボルトラインのガバをつないで上がっていく。途中、くじけそうになる場面が何度かあったが、我慢して終了点まで。ようやくレッドポイントできた。限界グレードは5.10bか・・・
帰りはふじもとで焼き肉定食、ナナーズで川上村産レタスなどを購入。ふじもとでのんちゃんに会えないのは寂しい。小仏トンネルはまったく渋滞なくスムーズに通過でき21時半ごろ帰宅。2人なのでちょっと交通費がかさんでしまったけれど、久しぶりの岩場、久しぶりの小川山は楽しかった。
もみじ 5.10a ○ 再登
ウォーリーを探せ 5.11a ×××
ガンバレクマさん 5.10b ××○ 再登