08/11 雨模様の夏休み カサメリ沢で2便だけ

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2泊3日の予定で、とりあえず初日はみずがき山自然公園でキャンプ。増富ラジウムラインから瑞牆山方面に曲がると、いきなり「台風接近のため通行止」のバリケード。だけど道路左側に寄せてあるし、台風は去ってしまったし・・・ そのまま直進。道には折れた木の枝がいっぱい落ちていた。
みずがき山自然公園には車数台、テント2張りぐらいしかいない。でも管理棟はオープンしているし、名古屋大学オリエンテーリング部の看板をかかげた大型観光バスが2台止まっていて、数十名の学生が地図を片手に走り回っている。通行止めはやはり関係なかったようだ。

管理棟の南側には簡易トイレが2台設置されていた。これで夜中も駐車場の上のトイレまで行かずに済む。管理棟と簡易トイレの間、かなり平坦な場所があったのでそこにタープを張り、テントを設営したが、この「平坦」というのにはとんだ落とし穴があった。

やがて神田さんも到着。すぐ隣にテントを設営。神田さんが準備している間に、ぼくは火を起こしてダッチオーブンに丸鶏をセット。豆炭だけの弱火で日中煮込むことにする。

瑞牆山方面はガスっているが、空は少しずつ青空が。モツランドなら登れるのではないかと、カサメリ沢に向かう。

いつもアップに使う「たぬき」(5.10a)はしっとり湿っている。ここはけっこうバランシーなスラブだから、湿気ているときには恐怖だ。神田さんがRPしていないという「レーザーズエッジ」(5.10c/d)は日が当たって乾いている模様。

ここをアップ兼目標とするが、なかなか難しい。1ピン目から2ピン目、4ピン目から5ピン目がけっこう難しく、2人とも各駅停車テン山でボロボロ。自分は2007年にオンサイトしているのだけど、けっこう左のライン登っているのでインチキだったかも。やっぱりルート名の通り、右側エッジを使って登らないとダメだろう。

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この日はレーザーズエッジを2便出して撤収。

キャンプ場に戻って、ダッチオーブンをチェック。丸鶏も野菜もすっかり火が通ってホロホロになっていた。神田さんはカマドで火を起こし、こちらはタレに漬け込んだパリっとしたローストチキン。

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客がほとんどいないので、管理棟のテーブルを占領して宴会。丸鶏、ローストチキン、マッシュルームのアヒージョ、サラダ、レンコンのマリネ・・・ 缶ビールとワインを開ける。

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気がつくと、テントの周りはやたらハエが多い。荷物もハエだらけだ。地面に直径20cmぐらいのマンホール(?)があったのでよく見たら「おすい」と書いてある。汚水槽の蓋のようだ。どうやら汚水槽の上に陣取ってしまったようだ。そのため下地が平坦になっていたのだろう。テントに寝ていると何となく臭う・・・

朝5時過ぎ、突然の土砂降りに目が覚める。タープに水が溜まってペグが抜けてしまうほど。散らかっていた道具を片付ける。テントとタープは乾かすどころか、水を含んだ状態でとにかくケースに収めるしかなかった。天気予報を見ても晴れる可能性はゼロと判断し、撤収。

増富温泉に寄ってみたけれど、まだ8時半なので10時の営業まで待つには間がありすぎる。韮崎ICに近い「明野ふるさと太陽館」を目指すが、「ハイジの村 クララ館 クララの湯」に変わっていて、迷ってしまった。いつの間にか名前が変わっていたようだ。駐車場で30分ほど時間をつぶし、10時から入館・温泉へ。

その後は双葉SAで昼食を摂り、ガラガラの中央高速で帰還した。

2泊3日が1泊2日になり、たった2便しか登れなかったのは残念だけど、なかなか楽しいキャンプだった。
びしょ濡れのテントやタープを乾かさなければならないなぁ。

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このページは、masaruが2014年8月13日 08:10に書いたブログ記事です。

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