夏休みのクライミングキャンプ。今回はpoohmiさん、小室夫妻、宮崎さん(ツヨポンさん)、神田さんと6人でみずがき山自然公園に泊まり、カサメリ沢に繰り出した。5月にゴン助さんとカサメリ沢で「真実の口」をトライして以来、岩場もジムも含めて3か月ぶりのクライミング。つまり6月7月はまったく登っていなかったということ。
6時前にpoohmiさんを西国分寺駅でピックアップし、国立ICから中央高速に乗る。日野バス停から相模湖まで断続的に渋滞が始まっていたが、そんなにひどい渋滞というほどではなく、9時過ぎにみずがき山自然公園に到着。前夜発で来ているはずの小室号が見当たらないので、テントやタープ、テーブルなどキャンプ機材を芝生に置いてぼくらもカサメリ沢に向かう。
着いた時には2パーティぐらいしかいなかったが、後から続々とクライマーが到着し、コセロックは大混雑。小室さんにビレイしてもらって「ネコの手」(5.10a)でウォーミングアップ。だが、その後登りたい・登れそうなルートがない。かろうじて「ネコのヒゲ」という5.10bのルートが空いていたので、取り付く。あわよくばオンサイト狙い。2ピン目の先まではガバガバ。だがその先いきなり手も足も無くなる。しばらく粘ったけれど3ピン目をセットすることもできずに敗退した。
おまけにすごく眠い。時間的にはちゃんと寝ているはずなのだが、猛暑の中でエアコンもない自宅寝室での睡眠は浅かったのだろうか。とにかく眠いのでマットに転がってひたすら寝てしまった。
夕方になってネコのヒゲ2便目。やはりどうやっても3ピン目まで到達できないのでヌンチャクあぶみを作ってトップアウトし、さっさと回収。こりゃ封印だ。
撤収後、みんなで増富の湯に行き、さっぱりしてからみずがき山自然公園に戻り宴会。小室夫妻とつよぽんさんはテントを張らず車中泊、ぼくらもタープを張ったりテーブル・椅子を出すのはやめて管理棟のテーブル・ベンチを借りることに。つよぽんさんがローストビーフや鴨肉のローストを持ってきてくれたり、神田さんがいつものように中華鍋を振るって肉炒め。夜遅くまでビールや八海山の梅酒、ワインで盛り上がった。
夜中、トイレに起きたら空は晴れ渡って満天の星空。しばらく見上げていたら流星が何個か落ちた。1日前だったらペルセウス座流星群を鑑賞できたのだが、それでも都会ではあり得ない星の数をしばらく堪能した。