10時過ぎに滝本に着くと、すでに参加者は揃っていた。茨木からはるばる参加した若いくのいち2名を加えて総勢7名。皆さんは忍者装束に身を包んでいたけれど、クライミングでの動きが不安だったのでスポーツウェアで失礼する。
車で先回りし、冒険の森入り口岩にトップロープをセットした。数カ月間登ってないのでガバに落ち葉が積もっているのを掃除し、登りやすいように整備する。冬なのでコケは生えてない。
しばらくしたら修行者一行が到着。野人さんを先頭に、くの一を含む全員がトップアウトした(若干一名、やや苦労していたが・・・)。
参加者一行は、さらに滝から左岸の岸壁を巻いて上の祠を経由して滝本へ。ぼくはギヤ類を回収して先に滝本へ戻った。
滝本では居合刀や手裏剣の実技。ぼくも参加させてもらったけれど、日本刀は抜くより鞘に収める方が難しい。本当は相手から視線を逸らさず納刀しなければいけないのだが、どうしても鞘のところを見てないと納刀できない。これが真剣だったら指がなくなっているだろう。
手裏剣はひねりを加えて投げると跳ね返ってしまうので、ダーツのようにまっすぐ投げることがポイントのようだ。
最後にテストをやって野人流忍術修行者の証をいただいた。ほとんど修行に参加してないんですが。
今回はプログラム体験会ということで、どちらかというと本番に向けてのリハーサル的な感じ。問題点や改良すべき点を洗い出し、お客様を集めての本番、そしてビジネスベースでの成功を目指すことになる。登り術をはじめ、お手伝いできればうれしい。