今日は奥多摩日の出町にあるみんなの森財団定例活動日。5月1日の1周年イベントのとき、冒険の森を訪れて甚川さんから、「この岩を登れるようにできたらおもしろいですね」と言われていたので、その可能性を試すことに。
10時半現地集合の予定が30分ぐらい遅れてしまったけど、ちょうどみんな下の駐車場で出発準備をしているところだった。ここで彩りの森組と冒険の森組に
分かれる。冒険の森入り口に車を停めると、最初の岩場はすぐ目の前だ。とりあえず、沢沿いの道を上流まで歩いて状態を確認する。7月末にここでそうめん流
し&キャンプ大会をやるのだけど、そうめん流しの場所がなかなかないらしい。左岸の上の方にはかなり大きな岩壁が見え隠れしている。ここを開拓できたらお
もしろそうだけど、今日はとりあえず入り口の岩場開拓だ。
岩場は高さが4~5メートルぐらいだろうか。川と林道に面していて、川沿いはスタートが難しいけど林道側は下がフラットでビレイもやりやすそう。苔やツタに覆われているので、まずは掃除から。
岩の上に回れるので、太い杉の木からロープを垂らし、グリグリで確保する。下の方からツタを引きはがし、ワイヤーブラシで苔や泥を掻き落とす。右上にトラバースするレッジが登りやすそうなので、まずはここをキレイにする。
これまでグリグリはビレイにしか使ったことがなかったけれど、今回のようにソロで登るときも便利だ。両手を離してもロープが止まっているので、作業がしや すい。本当はグリグリで両手離しはいけないのだけど、ムーブを起こしながらではなく、ぶら下がった状態でならばいきなり流れることはないだろう・・・ と 思う。一応、ロープには結び目を作ってバックアップしながら。
昼の休憩を挟み、2時過ぎまで作業してトップアウト。最初はボルダーにしようかと思ったけど、ちょっと高さがある。体験クライミングにしてもトップロープの方がいいかもしれない。となると、最低限終了点はボルトを打って作らないといけないな。
作業自体はそんなに大変ではなかったけれど、とにかく泥だらけになった。パンツ、シャツ、軍手は言うまでもなく、ロープもハーネスもグリグリもドロドロだ。こうして岩肌をきれいに出しておけば、乾くのだろうけど。
ほとんどの岩場が私有地で駐車場やトイレ、騒音、事故などの問題で登攀禁止になるトラブルが頻発している。ここはみんなの森財団が所有している土地で、理 事長からもどんどんやってくださいと言われているし、駐車場もある。トイレもキャンプ場も作っている。すごい可能性が広がっている。
岩場で登っていて、いつもは誰かが拓いたルートをトライしているわけだ。自分でルートを作り、初登して名前を付ける人は限られている。さらにエリア全体の 開拓をできるチャンスなどというのは滅多にないこと。冒険の森はクライマーのためのゲレンデではなく、「子どもも大人もみんなが自由に駆け回れる森、自分 たちで考え自分たちで遊ぶ森」。難しいルートはないけれど、子どもから大人まで、クライミングに親しめたらいいな。
岩場は高さが4~5メートルぐらいだろうか。川と林道に面していて、川沿いはスタートが難しいけど林道側は下がフラットでビレイもやりやすそう。苔やツタに覆われているので、まずは掃除から。
岩の上に回れるので、太い杉の木からロープを垂らし、グリグリで確保する。下の方からツタを引きはがし、ワイヤーブラシで苔や泥を掻き落とす。右上にトラバースするレッジが登りやすそうなので、まずはここをキレイにする。
これまでグリグリはビレイにしか使ったことがなかったけれど、今回のようにソロで登るときも便利だ。両手を離してもロープが止まっているので、作業がしや すい。本当はグリグリで両手離しはいけないのだけど、ムーブを起こしながらではなく、ぶら下がった状態でならばいきなり流れることはないだろう・・・ と 思う。一応、ロープには結び目を作ってバックアップしながら。
昼の休憩を挟み、2時過ぎまで作業してトップアウト。最初はボルダーにしようかと思ったけど、ちょっと高さがある。体験クライミングにしてもトップロープの方がいいかもしれない。となると、最低限終了点はボルトを打って作らないといけないな。
作業自体はそんなに大変ではなかったけれど、とにかく泥だらけになった。パンツ、シャツ、軍手は言うまでもなく、ロープもハーネスもグリグリもドロドロだ。こうして岩肌をきれいに出しておけば、乾くのだろうけど。
ほとんどの岩場が私有地で駐車場やトイレ、騒音、事故などの問題で登攀禁止になるトラブルが頻発している。ここはみんなの森財団が所有している土地で、理 事長からもどんどんやってくださいと言われているし、駐車場もある。トイレもキャンプ場も作っている。すごい可能性が広がっている。
岩場で登っていて、いつもは誰かが拓いたルートをトライしているわけだ。自分でルートを作り、初登して名前を付ける人は限られている。さらにエリア全体の 開拓をできるチャンスなどというのは滅多にないこと。冒険の森はクライマーのためのゲレンデではなく、「子どもも大人もみんなが自由に駆け回れる森、自分 たちで考え自分たちで遊ぶ森」。難しいルートはないけれど、子どもから大人まで、クライミングに親しめたらいいな。