2/13 雪の赤岳鉱泉

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2003年、2004年と2月に八ヶ岳の赤岳に登っているのだが、それ以来ご無沙汰。
今年は2ヶ月に1回は山に登ることにしたので、第1回目は2月の赤岳に決めた。

このところずっと冬山登ってないので、ちょっと不安。まずは巣鴨のGOROに行き、皮登山靴S8のかかとにワンタッチアイゼン用の金具を取り付けてもらった。店長さんが職人なので、その場ですぐ打ってくれる。525円なり。

ストーブはJETBOILを使っているのだが、110gのガスは割高なので、いつもは詰め替え君で安い卓上コンロ用のガスを入れている。これが安いガスのせいか火力がイマイチ。二子で石を焼くのがうまくいかなくてもなんとかなるが、雪山で火がまともにつかないと命にかかわる。というわけで石井スポーツで110gのガス缶を購入。

土曜日の朝はゆっくり起きて支度を整える。アイゼン、わかん、ストック、スノースコップ、ダウンソックス・・・ 

9時45分に家を出て、国立ICから中央高速に乗り、諏訪南インターで降りる。左に曲がったところにセブンイレブンがあるようだが、この先にも何かあるだろうと直進。結局美濃戸口まで1軒も店はなかった。

そのまま林道を走って美濃戸まで入る。ちょっとすべるところもあったけれど、スタッドレスタイヤと4WDでどうにか。美濃戸の駐車場は1泊だと二日分で2000円も取られる。美濃戸口だと二日分は1000円だから2倍か。この1時間の林道歩きはつらいけどねー

美濃戸から1時間半歩いて赤岳鉱泉に到着。いきなり巨大なアイスキャンディが出迎えてくれる。いつかアイスクライミングもやってみたいもの。

kousen2.jpgアイスキャンディの北側、林の中に整地されたテント跡があったので、そこにテントを張る。アイススコップの出番はなし。

kousen1.jpg 諏訪南を降りてからコンビニに寄れなかったので、昼飯がない。行動食としてもってきたチョコレートとクッキーを食べる。ここでプラティパスを忘れたことに気づく。冬だから登山中に水はそんなに飲まないだろうが、350ccの魔法瓶だけというのは非常に不便。水は鉱泉でもらえるので、JETBOILに汲んでテントに持ち帰り、沸かして魔法瓶に入れたり調理したり。

夕食はマルタイ棒ラーメンに餅とペミカン。テント内でストーブを焚くと温度は上がるけど、何もしないと零下2度ぐらいだ。

今回は寒いだろうと、防寒対策はしっかりしてきた。下はモンベルの化繊のトランクスに化繊のタイツ。化繊の厚めのワークパンツ。さらにテントの中ではダウンパンツにダウンソックス。上は化繊の冬用長袖シャツに化繊の長袖Tシャツ、ユニクロのフリースの上にモンベルの薄手のダウンジャケット。寝袋はイスカの真冬用でさらにインナーシーツを入れる。

ところが、ものすごく寒いのだ。上半身はなんとかなるものの、下半身、特につま先が冷え切っている。靴下の上からカイロを貼ってみたが、ほとんど効果なし。ザックの中身を空ににして寝袋ごと足を突っ込むがこれもそんなに暖かくない。身体がなまってしまったかな。

暖かくて甘いココアを飲んで、なんとか9時ぐらいに寝る。寒さで何度も目が覚めた。


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このページは、masaruが2010年2月14日 20:02に書いたブログ記事です。

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