連休後半、いろいろ山行計画が出てはぽしゃる。友人と一泊で登山する予定が、相手の都合が悪くなって中止。それでは一人でテント担いで北八ヶ岳でも歩こうかと思ったが、22日に目が覚めると雨が降っている上、八ヶ岳は夕方から雨の予報なのでくじける。
結局、23日に単独日帰りとする。
結局、23日に単独日帰りとする。
『東京周辺の山350ベストコース』を眺めていたら「東日原から蕎麦粒山」健脚向き7時間55分というのが目についた。アプローチは青梅線とバスなので手軽そう。歩行が7時間55分で健脚向きというのも気に入った。
コースが長いので、早めに出発したい。ホリデー快速では川井駅到着が19時を回り、真っ暗になる可能性がある。そこで国分寺駅7時7分発の快速青梅行きに乗る。青梅で奥多摩行きに乗り換えて8時28分奥多摩駅着。駅前には8時35分発の東日原行きバスが待っている。30分弱で東日原到着。
支度を済ませ、9時15分に歩き出す。バス停から数メートル戻ったところに登山口がある。しばらく杉林の中を登っていく。本によると「急斜面」ということだが、そんなに急というほどでもない。
11時、一杯水避難小屋に到着。小屋の前にいた3人組に「三ツドッケはどちら方向でしょう」と聞かれる。地図を広げたら、左側を直進してすぐの場 所。3人いるのに誰も地図を持ってないのはマズイんじゃない。小屋の中に、だるまストーブは今月いっぱいで撤去すると張り紙がしてあった。
小屋にいたおじさんが蕎麦粒山方向へ歩き出したので、ぼくも支度をして11時20分に小屋をスタート。ここまではずっと登りだったが、小屋からはほとんど高低差のないなだらかな道が続く。小屋から3分ぐらいのところに水場が。ちょろちょろと水が流れていたが、枯れていることも多いという。
30分ぐらい歩くと仙元峠の登り口に着く。ここから山道を少し登ると12時に仙元峠到着。祠があり、酒の神様「木花咲耶姫命」(コノハナサクヤヒ メ)を祭ってあるという。仙元峠というのは、秩父から来て最初に富士山を拝める峠だったからというが、府中市にある「浅間山」と、字は違うけれどどちらも 読みは「せんげん」で、同じ富士山信仰から来ているのだろう。
東へ急な坂を下り、少し歩くと蕎麦粒山への登り口に着く。山頂には12時17分到着。山頂は狭く、指導標が立つだけで、特に何もない。ちょっとがっかり。
蕎麦粒山から先はちょっと急な坂だが、その先は広い防火帯の明るい尾根道。
13時半に、獅子口・大丹波・川井と川苔との分岐に出会う。獅子口・大丹波・川井方向へ尾根道を外れると、杉林の中の細い道を降りていく。あまり 人が通ってないようで、こころ細い。このあたりから右膝と左足裏が痛くなる。左膝が痛むのはよくあるのだが、右膝は珍しい。時々立ち止まり、ストレッチを してしのぐ。
やがて左に小さな沢が現れる。丹波川の源流ということで、つまり多摩川の源流の一つらしい。その先に獅子口小屋跡がある。以前、山小屋があったということだが、今は石畳だけが残っている。沢にはあちこちにワサビ田が作られ、沢の中に魚の影がいた。イワナかな。
さらに行くと「百件茶屋・川井駅」と「林道経由百件茶屋・川井駅」という分岐があった。この、林道経由というラインを選んで進むと数分で林道に出てしまった。舗装はしてないが、堅くしまった道路は登山靴にはキツイ。30分ぐらいで、下の沢からの道と合流した。こっちを歩いてくれば良かった。
やがて道路はアスファルトに。左の膝も痛くなってくる。百件茶屋のあたりではヒッピー風の人たちがちらほらいて、ライブ演奏の音も。「ヤポネシア秋分祭」というのが行われていた。
この先、清東園バンガローのところにバス停がある。1日2便。次の川井・奥多摩駅方面は16時50分だ。川井駅まで歩くのとバスを1時間待つのとどっちが早いか。結局、痛い足を引きずりながら歩いた。
足の痛さが頂点に達する頃、人家が増えてきて駅が近い雰囲気。ところが、あとちょっとというところで上がり電車が来てしまった。川井駅に行ってみると、出たのは16時45分発で、次は17時28分。電車の時刻を調べておけば間に合っただろうか。でも、駅までどれだけの地点にいるのか分かってなかたのだから、走ることもできなかったか。無人駅の何もないホームで、足をマッサージしながら次の電車を待った。
今回の山行。山自体は山頂のショボさにちょっとがっかり。それに最後の舗装路4kmがうんざり。だけど、暑すぎず寒すぎず、危険なところもなくてまぁ良かった。
【目的地】蕎麦粒山
【日時】2009年9月23日(祝)
【メンバー】単独
【コースタイム】
07:07 国分寺駅 快足青梅行き 青梅乗り換え奥多摩行き
08:28 奥多摩駅着
08:35 奥多摩駅東日原行きバス 09:03 東日原バス停
09:15 登山口 ~ 11:08 一杯水避難小屋 - 11:20 避難小屋出発
11:53 仙元峠登り口 ~ 12:00 仙元峠 - 12:05 仙元峠出発
12:17 蕎麦粒山頂上 - 12:25 蕎麦粒山出発
13:27 獅子口・大丹波・川井駅と川苔山の分岐
13:51 獅子口小屋跡 ~ 14:28 林道と沢道の分岐 ~ 14:32 林道
15:00 沢道との合流地点 ~ 15:47 百軒茶屋 ~ 16:50 川井駅
コースが長いので、早めに出発したい。ホリデー快速では川井駅到着が19時を回り、真っ暗になる可能性がある。そこで国分寺駅7時7分発の快速青梅行きに乗る。青梅で奥多摩行きに乗り換えて8時28分奥多摩駅着。駅前には8時35分発の東日原行きバスが待っている。30分弱で東日原到着。
支度を済ませ、9時15分に歩き出す。バス停から数メートル戻ったところに登山口がある。しばらく杉林の中を登っていく。本によると「急斜面」ということだが、そんなに急というほどでもない。
11時、一杯水避難小屋に到着。小屋の前にいた3人組に「三ツドッケはどちら方向でしょう」と聞かれる。地図を広げたら、左側を直進してすぐの場 所。3人いるのに誰も地図を持ってないのはマズイんじゃない。小屋の中に、だるまストーブは今月いっぱいで撤去すると張り紙がしてあった。
小屋にいたおじさんが蕎麦粒山方向へ歩き出したので、ぼくも支度をして11時20分に小屋をスタート。ここまではずっと登りだったが、小屋からはほとんど高低差のないなだらかな道が続く。小屋から3分ぐらいのところに水場が。ちょろちょろと水が流れていたが、枯れていることも多いという。
30分ぐらい歩くと仙元峠の登り口に着く。ここから山道を少し登ると12時に仙元峠到着。祠があり、酒の神様「木花咲耶姫命」(コノハナサクヤヒ メ)を祭ってあるという。仙元峠というのは、秩父から来て最初に富士山を拝める峠だったからというが、府中市にある「浅間山」と、字は違うけれどどちらも 読みは「せんげん」で、同じ富士山信仰から来ているのだろう。
東へ急な坂を下り、少し歩くと蕎麦粒山への登り口に着く。山頂には12時17分到着。山頂は狭く、指導標が立つだけで、特に何もない。ちょっとがっかり。
蕎麦粒山から先はちょっと急な坂だが、その先は広い防火帯の明るい尾根道。
13時半に、獅子口・大丹波・川井と川苔との分岐に出会う。獅子口・大丹波・川井方向へ尾根道を外れると、杉林の中の細い道を降りていく。あまり 人が通ってないようで、こころ細い。このあたりから右膝と左足裏が痛くなる。左膝が痛むのはよくあるのだが、右膝は珍しい。時々立ち止まり、ストレッチを してしのぐ。
やがて左に小さな沢が現れる。丹波川の源流ということで、つまり多摩川の源流の一つらしい。その先に獅子口小屋跡がある。以前、山小屋があったということだが、今は石畳だけが残っている。沢にはあちこちにワサビ田が作られ、沢の中に魚の影がいた。イワナかな。
さらに行くと「百件茶屋・川井駅」と「林道経由百件茶屋・川井駅」という分岐があった。この、林道経由というラインを選んで進むと数分で林道に出てしまった。舗装はしてないが、堅くしまった道路は登山靴にはキツイ。30分ぐらいで、下の沢からの道と合流した。こっちを歩いてくれば良かった。
やがて道路はアスファルトに。左の膝も痛くなってくる。百件茶屋のあたりではヒッピー風の人たちがちらほらいて、ライブ演奏の音も。「ヤポネシア秋分祭」というのが行われていた。
この先、清東園バンガローのところにバス停がある。1日2便。次の川井・奥多摩駅方面は16時50分だ。川井駅まで歩くのとバスを1時間待つのとどっちが早いか。結局、痛い足を引きずりながら歩いた。
足の痛さが頂点に達する頃、人家が増えてきて駅が近い雰囲気。ところが、あとちょっとというところで上がり電車が来てしまった。川井駅に行ってみると、出たのは16時45分発で、次は17時28分。電車の時刻を調べておけば間に合っただろうか。でも、駅までどれだけの地点にいるのか分かってなかたのだから、走ることもできなかったか。無人駅の何もないホームで、足をマッサージしながら次の電車を待った。
今回の山行。山自体は山頂のショボさにちょっとがっかり。それに最後の舗装路4kmがうんざり。だけど、暑すぎず寒すぎず、危険なところもなくてまぁ良かった。
【目的地】蕎麦粒山
【日時】2009年9月23日(祝)
【メンバー】単独
【コースタイム】
07:07 国分寺駅 快足青梅行き 青梅乗り換え奥多摩行き
08:28 奥多摩駅着
08:35 奥多摩駅東日原行きバス 09:03 東日原バス停
09:15 登山口 ~ 11:08 一杯水避難小屋 - 11:20 避難小屋出発
11:53 仙元峠登り口 ~ 12:00 仙元峠 - 12:05 仙元峠出発
12:17 蕎麦粒山頂上 - 12:25 蕎麦粒山出発
13:27 獅子口・大丹波・川井駅と川苔山の分岐
13:51 獅子口小屋跡 ~ 14:28 林道と沢道の分岐 ~ 14:32 林道
15:00 沢道との合流地点 ~ 15:47 百軒茶屋 ~ 16:50 川井駅