3/7 岩場のコンディションは最高だったが、1本も完登できなかった二子

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N子さんと2週間ぶりに二子へ。今週は雨や雪の日が多かったし、特に金曜日が雨だったので、「染み出しで登れないかも」と話しつつ。

先週は秩父あたりで山の北側には雪が残っていたのだが、まったく痕跡もない。二子の林道に入り、トンネルを過ぎても雪は皆無だ。股峠への登山道はぬかるんでいるものの、前回よりはだいぶ乾いていた。

まずは祠エリアでアップ。
N子さんがヌンチャクをかけてくれた「シリアル」(5.10d)でアップ。日があたって暖かい祠エリアで、ここは唯一日陰となっているので岩がけっこう冷たい。そのため、腕が張ってしまってテン山に。なんとかトップアウト。前回は一撃できたのに。

次に「孫悟飯」(5.10c)をマスターで登って、「ごんべえ」(5.11a)にヌンチャクを掛けながら降りる。ところが、前回はオンサイトできた孫悟飯がルートを迷うなどしてテン山。

「シリアル」と「孫悟飯」の登る順番を間違えた。やはりやさしいほうからアップしないとダメだ。前回のように「アルケオロジー」(5.10b)から段階を追ってアップしていくのがベストだろう。

オンサイトを目指したものの、当然ながら「ごんべえ」も登れない。下部はガバガバで孫悟飯よりやさしい。問題は5ピン目から終了点までの最後の数手。いきなり足が悪くなり、ホールドもわかりにくい。ハングドッグしながらしばらくトライしたけれど、埒があかず敗退。

さらにトライ中に左足薬指が痛くなる。革のビジネスシューズや冬用の登山靴など、固い靴を履くと時々出るのだが、クライミング中には初めて。

これですっかりやる気を失ってしまい、ロープもシューズもザックも祠エリアに残置したまま、「ペトルーシュカ」(5.12b)をトライするN子さんのビレイのために弓状エリアに移動。気がついたら食べ物も飲み物もオーバーパンツもマットも祠エリアだよ。

でも、今日の弓状はめちゃくちゃ暖かく、染み出しはない。ベストコンディション。マットもオーバーパンツもなしで昼寝できた。

夕方、祠エリアにいったん戻り、「ごんべえ」のヌンチャク回収便。最後の核心部はいろいろトライしてみて、どうにか抜けられそうなムーブもつかむ。ただ、次回まで覚えているかどうか自信がない・・・

9ヶ月間のブランクで、外岩、特に石灰岩の登り方をすっかり忘れているようだ。今年は高望みせず、10台を数多く登って外岩クライミングのリハビリをやることにしよう。

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このページは、masaruが2009年3月 7日 23:55に書いたブログ記事です。

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