雪の二子　成果無し

登山道入り口には1台止まっていたが、駐車場はバージンスノー。昨日止めたあたりを捜索するが何も出てこない。5cmぐらいの積雪だと、靴があればその形が浮き出るはず。

アプローチシューズ探しは諦めて岩場に行く。先行者の足跡は弓状に向かっており、祠エリアは誰もいない。結局、終日誰も来なかった。

端や上の方はちょっと濡れているが、祠周辺はカラカラに乾いている。さすがどっかぶりの石灰岩だ。

まず、「話がピーマン」（5.10a）でアップするが、右半分はびしょびしょ。手はガバだからいいのだが、足は濡れていると滑ること。それでも効きのいいホールドに足を置いて無事にレッドポイント。Y岡さんも、一度足を滑らせたが持ちこたえてフラッシング。

次にY岡さんに「シリアル」（5.10d）をオンサイトトライしてもらう。惜しくも終了点手前でフォール。終了点横のガバが見えなかったそうだ。しばらくすると日が出てきて岩が乾き、そのガバのチョーク跡がはっきりと浮かび上がってきたのだが。

続いてぼくがトライしたが、大穴から右に上がるところで手順を間違えてしまいテンション (^^;

Y岡さんは2便目でレッドポイント。

そして昨日からの宿題となっている「ラッキー･キャット」（5.11b）。まずはヌンチャクをかけながら上がる。4ピン目まではすんなり登れたが、やはりハングが乗り越せない。その後はパンプしてしまって各駅停車で抜ける。

Y岡さんにもトライしてもらったが、やはり4ピン目先のハングでテンション。

最後のトライ。やはりハングの下を取るところで耐え切れず、テンションしてしまう。ここでじっくり粘ってムーブを調整する。

右手で団子を取り、左手でコルネ。右足を大きく開き、左足をボルト直下に。身体を右に振って左腰を壁に着けて左手でアンダー、右手でジャムを決める。これで足を上げていけばアンダーホールドが効いてハングを越せる。

5ピン目をかけ、左手ガバ穴、右手フレークで左足をやや上げ、右手で斜め穴に。以前は二つの穴をピンチ持ちしていたのだが、これだとかなりきつい。いろいろ試した結果、上の穴から中指ポケットにすれば安定して左足を上げることができる。

どうにかムーブは解決したはず。問題はアンダーを取るところで手の力が残っているかどうか。