久しぶりに小川山・マラ岩方面でクライミング。マラ岩周辺で登るのは1ヶ月ぶり。
西国分寺でこばやんをピックアップし、ナナーズでN沢さんと合流し、廻り目平へ。
最初の核心は渡渉。西股沢は台風で増水し、いつも飛んで渡る石は水面下に。どうにも渡れるポイントはなさそうなので、靴を脱いで堰堤の上を歩く。水かさはくるぶしよりちょっと上。怖さはないけれど、水がものすごく冷たい。
まずは「卒業試験」でアップ。核心部のムーブを忘れていて、ちょっとやばかった。ぎりぎりRP。
N沢さんが「彩花」を狙うというので、ぼくはその背中合わせにある「マンズマグナム」(5.10d)を狙うことに。ボルトが4本しかなく、コースも短いのに彩花よりむずかしい10dということで、いかにも悪そう。
まず、マスターオンサイトで取り付く。下部は縦ガバホールドが連続して快適。だが、途中からルートは一変し、スラブに。1便目は立ち込むところで我慢できずテンション。その後もテン山でなんとかトップアウト。もう汗びっしょりである。
昼寝してから再度挑戦。今度は、立ち込みも難なくクリアでき、スムーズにレッドポイント。うまく登れるときは汗もほとんどかなない。
最後にみんなでスラブの「届け手の平」(5.10c)をやってみる。全員、核心部で手の平が届かずテン山。指1本がかろうじてかかる穴で耐えるのか、小さな突起をつまんで耐えるのか。どっちがいいのだろう。
でも、自分としては前回登ったときに比べたら、少しは動きがスムーズになったような気がする。兄岩のタジヤンや三日月、それに今日のマンズマグナムで少しはスラブに慣れたかな。
帰り道、中央高速は渋滞ゼロ。韮崎から2時間で西国分寺に着いた。
こばやん、「横恋慕」レッドポイントおめでとう
N沢さん、「彩花」マスターオンサイトおめでとう