8/4 小川山でチリコンカーン

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チリコンカーンは城ヶ崎だろう、なんで小川山にあるんだと思ったあなた、あなたはきっとクライマーでしょう。確かに、城ヶ崎にチリコンカーンという5.12bの難しいルートがありますが、小川山のチリコンカーンは普通の人も知っている、料理の名前です。

久しぶりに雨予報がまったく出ていない週末の小川山。せっかくのクライミング日和なのに、クラハイのメンバーで参加者はBMさんと二人だけ。

恒例のダッチオーブン料理ですが、丸鶏は二人だとさすがに多すぎるので、今回は新機軸としてチリコンカーンを作ることにしました。牛肉と豆とトマトとチリを煮込んだ料理です。その場で豆を煮ていると準備も煮るのも大変なので、豆の水煮缶を購入。

会社の近くの業務用食材店で買ったのですが、豆水煮缶はすべて輸入品。豆の種類がカタカナで書いてあり、何の豆だかわかりません。とりあえずホワイトビーンズというのにしました。ついでに安いオージービーフ小間も購入。トマト水煮缶と玉ねぎとニンニク、チリソースは家にあったものを持参。塩や唐辛子はキャンプ用品の中に常備してあります。

朝、5時45分にBMさんを迎えに行くはずが、荷物の積み込みに時間がかかって10分遅刻。さらにガソリンが空だったので、国立IC入り口前で給油しました。久しぶりにセルフじゃないGS使ったら、レギュラー146円になっていてびっくりです。

小川山に着いたら、下の区域はほぼ全てが貸切ということでテントが張れません。仕方がないので大日駐車場に車を停めてテントを設営。最後まで、貸切区域は空いていましたが、何だったのでしょう。

妹岩に着くと、そんなに混んではいません。まずは「カシオペア軌道」でアップ・・・ いきなり下部のスラブでテンションしちゃいました。さらに、上にボルトがあることを忘れてヌンチャクを2本しか持参せず、途中、ハングのところでカムにヌンチャクを使ってしまったので、上でクリップができません。カムを入れてしのぎましたが、何度も登っているルートなのにダメですね。

そして、前回より宿題となっている「彩花」(5.10c)。すでにムーブは分かっているはず。4ピン目からのトラバースは核心部を越えたはずだったのに、その先のガバフレークで滑ってフォール。トラバースでロープがけっこう出ていたのでロングフォールして焦りました。

しばらく休んで二度目のチャレンジ。今度は、トラバースの出だしムーブが起こせません。縦ホールドを使って身体を右に振るのが、なぜかダメです。なんどもトライしては固まってしまい、一歩ロアーダウンしてレストの繰り返し。そんなに疲れる場所ではないのだけど、さすがに持久力の限界が来ます。

えいやっと身体を振ったら、動けました。慎重に足を置いてガバフレークを取り、抜けました。雨の中の回収便を含めて6便目にしてやっとRPです。

その後、マラ岩下部のスラブ「届け手の平」(5.10c)にさわりました。ぜんぜん手の平が届きません。テンションかけて、いろいろやったけれどダメ。遅くなってしまったので、最後はヌンチャク掴んだり、ボルトを踏んだりして、どうにかトップアウトし、回収して終わりました。核心部のムーブがまったく分からないままでした。

テントに戻り、いよいよチリコンカーンです。炭をおこし、ダッチオーブンをかけます。あったまったら肉を炒め、さらに玉ねぎとニンニクを加えて炒めます。色が着いてきたら、トマト水煮缶を加え、塩と胡椒とブイヨンで味を着けます。蓋を閉めてナナーズまでお買い物。

1時間ほどで戻ってくると、ダッチオーブンの中はいい感じになっています。ここで豆水煮缶を加え、チリソースと唐辛子とオールスパイスで味を調えます。

サラダなどをつつきながら、さらに30分ほど煮込みます。蓋を開けると、おいしいチリコンカーンの出来上がりです。辛すぎず、甘くなく、量的にもちょうどいい分量でした。ダッチオーブンに残った煮汁は、パンでぬぐってきれいさっぱり片付けました。

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このページは、masaruが2007年8月 6日 15:08に書いたブログ記事です。

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