8/20 兄岩で易しいルートを登る

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翌朝、空には雲ひとつかかっていない。水場の横でガメラさんと会う。マラ岩は大混雑だったそうだ。

今日も兄岩に行く。下部はだいたい登れるところを登ってしまったので上部へ。すると、隣にテントを張っていた山岳会? の大集団が。それでもけっこう本数登れた。

まず、「北条カンテ」(5.10b)でアップ。右に行き過ぎて2ピン目のクリップが「失敗したらグランド確実ですよ」と言われたが、なんとかフラッシング。

次にその隣の「ガンバレクマさん」(5.10b)。こっちの方が同じグレードでも北条カンテより素直で登り易くフラッシング。

「もみじ」(5.10a)。100岩場には「出だしにF2.5か3を使えば安心」と書いてあったが、よくわからずキャメの3番を持っていったらぜんぜん入らない。面倒なのでそのままあがってボルトでクリップ。無事にマスターオンサイト。

BMさんが登ってすごく優しいというクラックの「金太郎」(5.9)。あまりにあっけなかったが、BMさんも言うように、クラックの奥が広がっているところが多く、ちょっとカムのセットに気を使った。

最後に同じくクラックの「最高フレーク」(5.9)。BMさんが必死になっていたが、確かに登ってみると、クラックだけどトラバースしながら前傾しており、クラックのぼりができない。フェイスに足を置いてクラックの縁にぶら下がるか、レイバックするか。

ボルトルートならなんともないが、この姿勢でカムをセットするのはとても怖い。何度か上がったり下がったりしているうちにフォール。考えて見ればクラックでフォールしたのは初めて。自分でセットしたカムがしっかり耐えてくれたことに感動する。
この、下部を越えると後はガバばっかりとなり、どうにか抜けることができた。でも、「金太郎」と同じグレードとは信じられない差がある。

ゴロゴロと雷の音がして、空が真っ暗になったので退散。信州峠を越えた先の「田舎屋」でほうとうを食し、増富の湯に入って岐路に。中央道は豪雨で50km規制となったが、小仏トンネル手前は16km渋滞と、やや拍子抜けする状態だった。

北条カンテ FL ボルト直上は難しい。右からだと易しすぎるしクリップしにくい カンテの左からスタートするのが本当か?
ガンバレクマさん FL なかなか面白いルート
もみじ MOS 下部はクラック、上はガバ
金太郎 FL クラックの奥が広がっているのでカムのセットにちょっと注意がいる
最高フレーク × テン山 ハングしてるのでパワーが必要。上部は易しい 

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このページは、masaruが2007年8月20日 13:53に書いたブログ記事です。

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