7/29 雨にたたられ、小川山から甲府ピラニアへ

| トラックバック(0)

日曜日、うす曇で涼しい。土曜日が暑すぎただけに、ずっとこんな天気のままでいてくれると登りやすくていいなと思ったけれど、そんなに甘くなかった。

マラ岩に着き、semiさんからレギュラーでアップしようとしたちょうどその時、雨が降り出す。様子を見ているとどんどん強くなり、岩肌も濡れてくる。

これは登れないということでレギュラーは諦める。ほとんどの人たちは撤収してしまい、岩場は閑散とする。みんなクライマーズフェスティバルにでも行ったのだろうか。

でも、しばらくすると雨は止み、太陽が顔を出す。イエロークラッシュや彩花など、垂直からかぶっている岩場はほとんど濡れてないので、クライミング可能だ。寝ているカシオペア軌道あたりはびしょびしょ、絶対登れなさそう。

で、彩花を登り始める。だが、朝起きたばかりでアップ前だと身体が硬い。核心部の右トラバースで、届くはずの上カチホールドが届かない。粘ったが、テンション。

予報では、3時ごろから雨だったので、昼過ぎには2便目を出して落としてしまおうと思っていた。

ところが、1時過ぎにいきなりの雨。今回は土砂降りで空も真っ暗。これではヌンチャクの回収さえできなくなってしまう。あわてて回収便を出す。登り始めたら雨は止んだが、すでにホールドはびっしょりと濡れている。チョークなんてまったく役に立たない。タオルでホールドを拭きながら登る。

1ピンごとにセルフを取り、レストしながらの各駅停車だ。核心部では、心細い左手カチの代わりにヌンチャクを掴み、なんとかアンダーホールド上のカチを取り、フレークにたどり着く。だが、フレークの中は水が溜まっていてフリクションはほとんどない。いい体勢に持ち込めないままパンプしてフォール。トラバースしていたのでかなりの距離を落ちた。怖かった・・・

それでもなんとか登りなおし、トラバースを越えて安全地帯に到達。どうにかヌンチャクを回収できた。これで、乾いていれば絶対に登れる自信が付いた。

というわけで4時過ぎにはキャンプ場を出る。クライマーズフェスティバルのフリーマーケットも早めに閉店したようだ。

みんな登り足りないので、石和のクライミングジム「ピラニア」に転戦することに。ここはかつて国分寺B-PUMPにいた室井登喜男さんが勤めているジムだ。

甲府南インターで降りて、すぐの交差点を右折するのを間違えて左折してしまい、ちょっと迷ったが無事に到着。ビジター2100円を払い、3人でボルダリングする。

課題には、それぞれに名前とコメントが付いている。B-PUMPよりはちょっと辛めなグレーディングのように感じる。ぼくは回収便で力を使い果たしてしまったこともあり、6級ぐらいで無理せず遊ぶ。やっぱり登喜男課題はユニークで面白い。

お土産にオリジナルTシャツを購入。

ジムを出て、20号に戻るところにある大包餃子で夕食にする。ここの手作り餃子は、1個が普通の餃子の2個分ぐらいある巨大なもの。それを4種類食べ、さらにチャーハンまで平らげて満腹になった。

うっかり長居してしまい、ETC割引が使える8時までに高速に乗れなかったが、一時20kmと出ていた小仏トンネル前の渋滞もそんなに大したことがなく、無事に帰宅。

予報外れの朝の雨は、週末一緒にこれなくなったGさんが、都内で雨乞いをやっていたせいらしい・・・

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.erde.co.jp/~masaru/mtos/toraba_yamaiwa.cgi/109

 

このブログ記事について

このページは、masaruが2007年7月31日 17:17に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「7/28 大混雑の小川山でクライミングと丸鶏料理」です。

次のブログ記事は「8/4 小川山でチリコンカーン」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

ウェブページ

リンク

Powered by Movable Type 4.261