この連休、土日の一泊で城ヶ崎へ行ってきた。行きのメンバーはピーハイさん、bikeman7さん、GAIDAさん、ぶわさんにぼくの5人。GAIDAさんは日曜日も泊まったので帰りは4人。
週始めには雨天の予報も出ていたけれど、二日間とも好天というか、めちゃくちゃ暑くて昼間はTシャツ1枚で十分なほど。
トムボーイをオンサイトし、久しぶりにオンサイトグレードを上げることができた。チェシャネコは予想外に手間取ってしまったが、なんとか二日目にレッドポイントできた。
天気がはっきりせず、さらにぼくの仕事の予定もなかなか決まらなかったのだが、GAIDAさんのおかげで無事に大重丸に部屋を確保してもらうことができた。
ピーハイさん宅まで自分の車で行き、fitに乗り換え、中野島でbikeman7さんとGAIDAさんを、その先でぶわさんをピックアップ。さすがに5人だとちょっときついが、なんとかなるものだ。
9時過ぎに岩場に到着。晴天で早くもジリジリ陽射しが照りつける。まるで3月か4月の陽気だ。何もしないときでも長そでTシャツ、登っているときは半そでTシャツで十分。
まず、「ピーターパン」でアップ。
GAIDAさんが「これやってみたら」と「トムボーイ」(5.10d)にヌンチャクをかけてくれた。
本当は中間部を直上するべきらしいが、みんなが登っているという左のカンテ沿いルートに出る。その後、右に行き過ぎて「ピスタチオ」に入りそうになり、あわてて戻る。無事にオンサイト。10dとしては超お買い得ではないかな。それでも久しぶりにオンサイトグレードを上げることができた。
その後、城ヶ崎で一番辛い10dと言われる「チェシャネコ」にトライする。5ピン目まではさほど傾斜もきつくなく、最後のハング乗り越しが核心なのだが、ここまでで微妙に力を吸い取られテンション。
しばらく休んで再トライする。やはりテンション。それでも終了点まで到達できた。ムーブはタイトボーイや風より易しいが、とにかく腕がパンプしちゃう。
夕方、最後のトライ。すでに左腕が終わっていて乗り越しの途中で我慢しきれずテンション。
夜も暖かい。部屋の窓が開いているのに気づかないほど。いつもながらの大重丸の海の幸を満喫し、酒を飲んで20時過ぎにはさっさと就寝。男だけだと盛り上がらない?
翌日、8時過ぎに岩場に到着。さすがに数人しかいないが、その後から続々とクライマーが詰め掛けてきて満員に。O西さん・I田さんカップルも。
まずは「海賊フック」でアップ。
その後、「チェシャネコ」にヌンチャクがかかるのを待っていたが、強い人たちがアップに使っているためか、自分たちが登ったらすぐ回収されてしまう。これではいつまでたっても登れないので、意を決してマスターで登ることに。ヌンチャク掛け自体はそんなに難しいルートではない。
しかし、下部でなんとなく体が重い。どうしたことか、これまで失敗したことのない5ピン目の上の穴を取ろうとしてフォールしてしまう。さらに上部核心部でもフォールして敗退する。左足首をまたロープバーン。
しばらく岩場で寝てから12時前に2便目を出す。今回はフォールしなかったものの やはり核心部でテンション。
大重丸のおにぎりを食べ、さらに昼寝してから2時ごろ3便目。乗り越したところで力尽きてテンションし、敗退。なんと5ピン目をクリップし忘れていた。あの状態で6ピン目をかけようとしてたぐり落ちしていたらグラウンドしかねない・・・
今日は風に吹かれて頭から落ちて腕を怪我したらしい女性がいたし、アイロンヘッドの下部でもグランドフォール寸前の人がいた。やっぱり気をつけないといけない。
やがて夕方となった4時半。これが最後の回収便かと登り出す。途中のテラス、そして核心部下の祠でたっぷりレストして腕を回復させる。もうホールドもムーブも完全に固まっているので、後は腕が持つかどうかだけだ。
6ピン目をクリップして、また祠に戻ってレスト。そしていよいよ最後のトライ。右足にうまく乗り込み、下からのガンバコールに支えられて思い切って上のカチを掴む。止まった! 後はそのまま立ち上がって上の穴を取り、落ち着いて終了点にクリップ。ようやく7便目にして猫をやっつけることができた。
帰りは伊東のカウボーイズでオージービーフのステーキ&ライス。ぶわさんは大盛りライスを頼んで苦しんでいた。その後、共同浴場「毘沙門天芝の湯」200円に入る。
小田厚道路の東名厚木手前がちょっと渋滞していたが、東名に入ったらすぐ流れるようになり無事に帰宅。