土曜日の夜から日曜日の未明にかけて、小川山はザーザーぶり。ちゃんとブルーシート敷いて、フライもかけているのにテントの中は湿っぽい。
それでも、朝起きてみると雨は上がっている。岩場はガスがかかっているが、これなら登れそうだ。
A山さん、GAIDAさんとマラ岩に向かう。
まず、ぼくがマスターでレギュラーに取り付く。だが、前回は到達できた3ピン目にどうしても登れない。しばらくもがいていたが、後がつかえそうなので敗退し、降ろしてもらった。A山さんがさくっと登ってヌンチャクを掛けてもらう。
しばらく休んでから、本日2便目。今回は3ピン目のボルトをさっさと抜け、第一の核心部である4ピン目も無事にクリア。ところがこの先、第二の核心部である5ピン目の右上ガバを取りに行こうとしてスタンスを間違えてしまい、力尽きてテンション。
そして夕方、最後の挑戦。ちょうどぼくの前に登っていた女性がレッドポイントし、終了点でバンザーイと絶叫。降りてきて「これで私もやっとレギュラーになれました」ど大感激している。
ぼくも今度こそレッドポイントするぞ、という意気込みで取り付く。だが、なぜか4ピン目でいきなりフォール。またまたレッドポイントを逃した。
これまで落ちたことのなかった場所でどうして落ちたのか。どうにも納得できなかったのだが、GAIDAさんによればスタンスが決まらず、何度も探っていたので落ちても仕方がない登り方だったという。
記憶力が無さ過ぎるというか、観察力が無いというか、集中力に欠けているのか。これだけ便数出しながら、いまだにスタンスやホールドを覚えきれない自分が情けない。
ロクスノに載っていたジャック中根氏の記事に、ボルダーの限界グレードよりルートのグレードが低い(ボルダーで4級が登れたらルートで11台が登れるはず)のは、ムーブを組み立てられない頭が悪い証拠だとあったけれど、本当なんだなぁ・・・
さて、これでレギュラーは夏休みの宿題持ち越しとなってしまった。9月はいつ行けるかな。