この連休はまた白馬でブルークリフのバックカントリースキー講習。今回は山仲間のTさん、poohさんと3人で参加。poohさんとぼくは2月に入門講習を受けているが、タケちゃんは初めて。
18日(金)
22時に都庁地下の駐車場集合。いつも通りスキーヤー、ボーダーですごい混雑。
夜行バスは定刻より遅れて23時前に出発。車中でビールと缶チューハイの祝杯。
19日(土)
7時過ぎ、白馬駅前の白馬ロイヤルホテル着。宿のマウントサイドヨーデルに電話をして迎えに来てもらう。
タケちゃんは午後から白馬47スキー場でパウダーガイド講習を受けるので3人で47に行き、午前中はゲレンデを滑べることに。
ところが2本目のリフトを降りたところでpoohさんが転び、LEKIのストックを折ってしまう。そのまま下まで折り、ストックをレンタル。
どうやらぼくが新品の板のエッジを調整してなかったのでひっかかってしまったようだ。
次はタケちゃんがリフト乗ったとたんに片方のストックを落してしまい、1本ストックで戻って拾ってもらう。
その次は、ぼくが乗ろうとしたところでストックを雪面に引っかけて落してしまう。これは次の人が持って来てくれた (^^;
昼前にゴンドラ前に戻り、軽くパスタとビールで昼食。ベルギービールのシメイがあったのでオーダー。
そのうちレストラン前にガイドさんや講習参加者が集まり、支度をはじめる。タケちゃんはアルペンの板、ビンディング、ブーツでパウダーガイドに参加するので、ハイクアップはザックに板をくくり着け、スノーシューで上がる。
47スキー場の一番上までゴンドラとリフトで上がり、そこで各自シールやスノーシューにしてハイクアップ開始。ぼくらも講習参加の人たちと一緒にゲレンデを出て、雪崩ビーコン訓練やっている横を抜けて
尾根へ。
短いフリーベンチャーと違って、長さがある板は潜ることも少なく登り易い。難なく、講習で登った小ピークにたどり着く。ここでシールを外し、滑走モードで樹林帯を滑べり出す。
2月のようなパウダーではなく、表面が硬くなり、中がふわふわしたクラスト斜面。それでもけっこう気持いい。
途中、poohさんが転んで板が外れてしまい、板を取りに戻ったり、履くのに新雪の中でしばらく悪戦苦闘する。やはりブレーキだけでなく、流れ止めも必要だ。
夕方、講習が終ったタケちゃんと合流したが、彼女も始めてのBCスキーにそうとう疲れたようだった。
夜はしゃぶしゃぶ。肉と野菜を何度もおかわりする。焼酎を頼んだところ、白馬で作られているという、じゃがいも焼酎が出て来る。やや甘口で癖がなく、飲み易い。
夜中、ぼくは鼻炎がひどくなり、鼻は詰まる、鼻水は溢れる、くしゃみは止まらないで皆に迷惑をかけてしまった。
20日(春分の日)
この日はいよいよワンデイツアー。朝8時にブルークリフの人が迎えに来てくれた。途中、白馬駅で五竜に泊まっていた若いボーダーの男の子をピックアップ。今回はこの初心者4名のチームとなった。エキスパート組は唐松岳へ行ったらしい。
栂池まで車で行き、ゴンドラとロープウェイを乗り継いで栂池ヒュッテへ。
スキーヤー、ボーダーで一杯だ。ぼくら4人のガイドは佐藤さんという25歳の若いテレマーカー。
彼とぼくとpoohさんがシール、タケちゃんとボーダー君がスノーシューだ。
ヘリスキーのヘリがぶんぶん頭上を飛び交う下、北の尾根に向かって1時間ぐらいハイクアップ。そこで小休止し、軽く1本、樹林帯を滑べり降りる。ゲレンデでは華麗な滑べりを魅せるタケちゃんも、非圧雪と間隔が狭い木立には勝手が違って苦労している。
断続的にハイクアップ、トラバース、樹林帯の滑降を繰り返す。ところどころクレバス(?)が空いているところがあり、注意しながらの滑降。
ぼくは何故か、ゲレンデ手前の広いオープン斜面でいきなりトップがささって大転倒してしまった。雪面が硬くなっていたためのようだ。雪が首からシャツの中に入って来て冷たい。
そこから先はゲレンデをゆっくり下って栂池スキー場の入口へ。みんなでクレープを食す。
ちょっと早めに宿に戻ったので、割引券をもらって近くの温泉へ。最初に行った第一郷の湯はめちゃくちゃ混んでおり、諦めて歩いてしばらくのところにある第二郷の湯に入る。夕食の時間が迫っていたのであまり長湯ができず、タケちゃんには不満だったかも。
夕食は寄せ鍋の食べ放題。
21日(振り替え休日)
ぼくとpoohさんはこの日で終り、タケちゃんはさらに2日間白馬に滞在する。それでも宿は別のところに移るので、みんなで荷物をまとめチェックアウト。宿に荷物を置いて宿のマイクロバスで八方尾根へ行く。ぼくらは半日券、タケちゃんは1日券を購入して滑べる。
12時過ぎにタケちゃんと分れ、13時に宿のバスで戻り着替えと荷作り。
13時半に宿を出て駅に一番近い立ち寄り入浴があるロイヤルホテルまで送ってもらい、入浴。15時のスーパーあずさで東京へ戻った。
タケちゃんも山スキー装備を揃えるか、だいぶ心が傾いているようだ。