2/21~22 赤岳

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昨シーズンは年末から何度か雪山に登っていたのに、今シーズンはまだアイゼン、ピッケルの出番がありません。
これじゃまずいということで土日に赤岳に登って来ました。昨年は2月8~9日に登っているので半月遅れ。

●コースタイム
赤岳鉱泉 06:30~ 行者小屋 06:45 ~ 文三郎道 07:05 ~ 赤岳頂上 08:16 ~ 赤岳展望荘 08:50-09:05 ~ 行者小屋 09:45 ~赤岳鉱泉 10:10-11:20 ~ 美濃戸口 13:05

土曜日、朝11時に府中国立インターより中央高速へ。
途中で渋滞はまったくない。

諏訪南インターで高速を降り、15分ぐらいで美濃戸口へ。
駐車場に車を止め、弁当を食べ、身仕度を整え、駐車料金2日分1000円を払って出発。
そうしたら、去年は閉まっていた林道入り口のゲートが開いている。
美濃戸まで徒歩1時間の行程を車で入れるのだが、もう駐車料金払っているのでそのまま歩く。

都内は4月下旬の陽気だったが、八ヶ岳も暖かい。長袖のアンダーシャツだけになるが、それでも汗が流れる。北沢は雪解け水で増水していた。

15時過ぎに赤岳鉱泉に到着。
小屋の横には巨大な「アイスキャンディー」が出現していた。アイスクライミング用の人工氷壁である。
アイスクライミングはやったことないけれど、どこでもホールドになるのでフリークライミングより楽という話しもある。

テントは今回もエスパース・ソロ・ウィンターテントだが、夏に使った時に冬用内張りは外してしまったまま。暖かいのでいらないだろうと持参せず、その代わりにフライシートをかける。ソロ・ウィンターの内張りは脱着がかなり面倒なのである。

まずは小屋でビールを買い一休み。
夕食はキムチ鍋。豚肉、白菜、豆腐、エノキ、トック(韓国餅)、キムチにキムチ鍋の元。去年は薄味すぎておいしくなかったが、今回はキムチ鍋の元を小分けして持って来たので、味見をしながら入れていったらちょうどいい味付になった。
その後、焼酎お湯割り。

昨年、隣のテントが大学山岳部でうるさくてまいったが、二人以上のパーティが近くにいたらうるさいのは変らなかった。夜中にはいびきが聞こえてくるし…

満天の星空の下、20時ぐらいには寝てしまう。
今回は上下ともダウンのインナーを寝間着にした。パンツは安物で薄かったため、ちょっと寒かった。上はかなりぶ厚いダウンジャケットで、暑い程。

朝は4時過ぎに目を覚まし、ラーメンで朝食。必要な荷物だけザックに詰め、6時半に出発。

中岳のピークを越えて行者小屋へ。行者小屋は営業してなかったが、結構テント泊の人はいた。テント代、払わなくて済むのかな。ただ、ビールが買えないというのも困る。

文三朗道は、去年より雪が少ない。去年は稜線に出たところで強風にぶつかり、しばらく身動きできなくなってしまった。
そこで稜線の手前で目出し帽+ニットキャップ+フードと完全防備する。手もフリースの薄い手袋+スキー手袋+オーバーミトンと万全だ。

去年は一番恐怖心を持った頂上直前の銷場もなんなく通過。しかし、頂上に出ると視界ゼロ、強風、人がいない!!

こんなところに長居する必要はないので写真だけ撮ってそのまま通過。
天望荘方向へ下り出す。ところが視界がなくて小屋の場所がぜんぜん見えない。なんとか他人のトレースをたよりに降りる。おまけに風が強く、何度か突き飛ばされそうになってしまう。

天望荘では小屋の陰に隠れてやっと一休み。パンをかじる。去年はこのまま横岳を通過し、硫黄岳を回って鉱泉にもどったのだが、風が強く、吹雪にでもなったら最悪なのでさっさと地蔵道を下りることにした。

去年だったらまだ山頂にいたころにテントへ戻ることができた。
一休みしてテントを畳み、撤收。

帰りは諏訪南インターへ曲がるのを通りすぎてしまったので、そのまま進み、小淵沢の手前の富士見高原スノーリゾートで「鹿の湯」という温泉に入る。ホテルらしいが立ち寄り入浴は500円。
小淵沢インター入り口をちょっと過ぎたところのほうとう屋に入り、かぼちゃほうとうを食べる。
いつもより早い時刻だったせいか、小仏トンネル手前で渋滞にひっかかったが無事に帰宅。

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このページは、masaruが2004年2月23日 13:23に書いたブログ記事です。

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