コアラの概報クロカン組ゲレンデ組

裏磐梯クロカン報告(byマゾッコメグ)

2001.3.3-4


メグです。

3月3,4日、裏磐梯の五色沼にクロカンに行って来ましたので、
報告します。

今回、クロカン組とゲレンデ組とに分かれての行動が主体となり、
それぞれの参加者は、

<クロカン組>
(男性)メグ、コアラ、ピーポ、リン、あきじ、のび太
(女性)キミベエ、KS、ピーポ君の奥様、タケちゃん、なりみ、たまお

<ゲレンデ組>
(男性)イトヤン
(女性)OH、KT、マロ子

で、計16人とかなり大規模であった。
このうちピーポ君夫妻はピーポ君の仕事の都合で3日だけで帰ってしまい、
キミベエが体調を崩して3日の途中から合流し、
なりみさんが職場の人の葬式に参加するため4日の早朝に帰ってしまったりと、
かなりドタバタしたものがあった。

 その一方で、コアラさん及びピーポ君が最近ご結婚され、
めでたい話もあった。

実は私は3日の朝までとんでもない勘違いをしていた。
「五色沼でクロカンをやる。」
と聞いて、一切経山の近くの五色沼だとばかり思っていたのだ。
「確かに同じ福島だが、曽原湖の近くに泊まるのにちょっと遠くないか?」
と疑問に思っていたのだが、実は曽原湖の近くにも「五色沼」があると知って、
衝撃を受けたと同時に、自分の間抜けぶりに呆れてしまった。

ゲレンデ組や金曜パック利用の方、東京方面から来られた方などについては、
それらの方々からの報告に期待することにし、
私は自分のことを中心に報告します。

<3月3日(土)>

AM3:00に筑波大学病院の入口付近で待ち合わせ、
マロ子さんと一緒にイトヤンの車で出発した。
前日のPM11:30頃まで出かけていて
殆ど寝ていないマロ子さんは車中で爆睡し、私も少し眠ってしまい、
ずっと運転していたイトヤンには申し訳なかったが、そこはご勘弁を。
 
常磐道と磐越道を使い、思ったより速いペースで来ることができ、
ペンション「もくもく」にはAM6:50に着いた。
着くのが早すぎたので宿には入れて貰えないだろうと思ったが、
案の定宿のおやじは、
「8時まで入れませんから。」
と、ケンもホロロの態度であった。

仕方ないから車中で寝ることにしたが、
8時半頃目が覚めるまでの時間はさほど長くなかったのに、
色んな夢を見て、かなり長く感じられた。
目が覚めた頃には東京組のあきじさんらも到着していた。

部屋に荷物を運んで、9:30頃、クロカン組は出発し、
ガイドの赤沼博史さんの案内で滑ることになった。
まずは休暇村の近くで軽く練習し、
次に磐梯高原駅まで車で行って、そこから五色沼入口まで歩いた。
途中、柳沼、土沼、青沼、るり沼、弁天沼、竜沼、
深泥沼、赤沼、毘沙門沼といった、数多くの沼があったが、
色も様々で、凍結している沼もあれば凍結していない沼もあり、
かなり興味深いものがあった。
コース自体は傾斜もあり、
クロカンの経験の浅い我々にはやや難しめのコースであった。




場所がどの辺かは忘れてしまったが、11:30頃から昼食にした。
1.5m四方くらいの四角の周辺をスコップで掘って雪のテーブルを作り、
溝の外側にクロカン用のスキー板を裏を上にして敷き、
それを椅子替わりにした。
そこの周辺は、100年前の磐梯山の噴火の影響で出来た、
流れ山という小さな山がたくさんあって、
独特の景観を成していた。

昼食は、結婚したコアラさんとピーポ君夫妻のお祝いも兼ねて、
盛大に行われた。
結婚祝いにナホちゃん(今回不参加だが)が作ってくれたケーキもあり、
鍋焼きうどんもあり、
みんなが持って来たおつまみやワインもあり、
飲み物食べ物には事欠かず、
更に赤沼さんのために一人一人が自己紹介をしたりして、
結構盛り上がった。また赤沼さんの評判も上々だった。



五色沼入口から車で「もくもく」に戻り、到着はPM4:40頃。
すでにキミベエが到着していたが、ゲレンデ組はまだ帰って来ていなかった。
ピーポ君夫妻は私が気付かぬうちに帰っていた。

PM6:30から夕食なので、それまでに風呂に入ることにした。
風呂は2、3人入るのが精一杯で、あまり大きなものではなかったし、
多分湯も温泉ではなかったのだろう。
でも生き返った気分にはなれた(実はいつもこう書いている)。

夕食では結構いいものが出たし、酒も入ってかなり盛り上がった。
テーブル2つに分かれてそれぞれで話が弾んでいたから、
話の内容の詳細を述べるのは難しいが
(結構恋愛ものが多かったような・・・)、
AM0:00頃お開きにするまでずっと盛り上がっていた。

<3月4日(日)>

AM7:00頃目が覚めた。その頃なりみさんが宿の車で帰っていった。
朝食は7:30から。

ゲレンデ組もクロカン組も9時頃出発した。
荷物の一部は宿に置いていけた。
この日は前日とはうって変わってあまり天気は良くなかったので、
主として樹林の中を歩くことにし、
赤沼さんの案内で本来のコースから外れた、
かなりマニアックなコースを歩くことになった。
場所は京ヶ森付近だった。

この日印象的だったのは、ヤドリギの実を食べたこと。
味の抜けたブドウのような味がして、
納豆のように粘り気があった。



ヤドリギに寄生された木がヤドリギを枯らすために枝に養分が行かないようにして、
その結果枝が枯れて落ちてしまった後も見たが、
これもなかなか強烈なものがあった。
あとは、熊が木の幹を引っ掻いた爪痕や、
キツツキが穴を開けた跡なども面白かった。

ハンノキとブナの植生がある境界線を境に見事に分かれていたが、
これは磐梯山噴火の際に火砕流の影響で木が枯れてしまった所は
新たにハンノキが育ち、
木が無事に残った所は噴火以前からのブナが生育しているらしい
(うろ覚えだから間違ってるかも知れないが)。

赤沼さんが「楢太郎」と名付けた、
巨大な楢の木のそばで昼食にした。



前日と殆ど同じ内容だったが、天気が悪くなり、
雨も降り出したので、早目に切り上げた。
またワインの栓を開けようとしてコルク抜きが壊れてしまったが、
それでもあきじさんの努力のお陰で何とかコルクを抜くことができ、
我々はワインにありつけた。あきじさんに感謝!

「もくもく」にはPM1:00頃帰り着き、
レンタルしていた板などを返却し、荷物もまとめた。

ゲレンデ組と予め打ち合わせ、
「裏磐梯猫魔ホテル」で温泉に入ることになっていたので、
そちらに向かったが、ゲレンデ組の方が先に猫魔ホテルに到着していた。
やはりこの日はゲレンデスキーのコンディションも良くなかったのか・・・。
ここの浴室は結構広かったし、湯加減も良かった。
また湯は茶色く濁っていた。

お土産を買ったりしたあと、PM3:15に猫魔ホテルを出発した。
東京組(あきじ、OH、KS、KT、たまお)はあきじさんの車で帰り、
ここで解散となった。
茨城組はキミベエ、タケちゃん、コアラ、リンが
リンさんの車でひたちなか経由で帰り、
イトヤン、メグ、マロ子、のび太がイトヤンの車で帰った。
東京組は東北道を使い、茨城組は常磐道を使った。
途中、中郷SAで夕食にし、我々の車は土浦北ICで降り、
つくば到着はPM7:50頃だった。

今回かなり疲れたけど、とても楽しかったです。
企画人のコアラさん、車の運転をしたイトヤン・リンさん
(会計もお疲れ様でした)・あきじさん、ピーポ君、
ガイドの赤沼さん、あと一緒に楽しんでくれた皆さんに感謝します。

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