マゾッコメグです。
8月21日(土)、22日(日)の1泊2日で、
妻(稲穂)・息子(ヨタカ、1歳)と一緒に猪苗代湖に行って来ました。
<8月21日(土)>
つくばの自宅を出発したのはAM10:00。自分が車を運転した。
常磐道には、桜土浦ICか土浦北ICから入ろうと考えていたが、
6号バイパスを走っているうちに、もっと一般道で行こうという話になり、
結局、千代田石岡ICから入った(AM10:27)。
途中、関本PA(AM11:35〜PM12:17)、
阿武隈高原SA(PM1:07〜1:40)で計2回休憩をとり、
猪苗代磐梯高原ICから一般道に出たのはPM2:20。
4時間20分かかったが、休憩を除くと3時間強だから、それ程遠くない。
いわきから先は磐越道を通ったが、
対面通行(片側1車線で中央分離帯も不十分)の区間があるので、
当初ここを運転するのは嫌だったのだが、実際に運転してみると、
運転中は緊張感を維持しているためか、それ程恐怖感は感じなかった。
なお、高速の料金は4950円であった。
宿泊は「HOTELみなとや」だが、チェックインは4時からなので、
ちょっと観光して行こうという話になり、まずは野口英世記念館に行った。
記念館はICからすぐで、PM2:30に着いた。
入場料は大人500円。敷地内に生家が保存されており、感動。
ただ風雨を凌ぐためか、生家の上は巨大な屋根に覆われており、
ちょっと興醒め。
生家に隣接した展示室も結構良かったが、混んでいたのが難点だった。
記念館をPM3:30に出発し、程なく「みなとや」の前に着いたが、
まだチェックインまで時間があったので、
南ヶ丘牧場にも行こうという話になった。
山道をしばらく走り、着いたのはPM3:47。
那須にも同じ名前の牧場があり、そっちには行ったことがあるのだが、
実は同じ系列だと知って、納得。
動物は山羊やらウサギやらロバやらいて、そこそこ楽しかったが、
肝心の牛がいる所は離れており、
ベビーカーを押して行くのも大変そうなので、諦めた。
牧場の一角に眺めのいい場所があり、そこから磐梯山の雄姿が拝めた。
私は近場の百名山は殆ど登頂済みだし、
福島の百名山も登頂済みの山ばかりなのだが、
実は磐梯山はこれまで何回も麓を通っているのに、未登頂だ。
息子が小学生くらいになったら、一緒に登りたいと思った。
ここの売店でソフトクリームを買って食べ、PM4:30出発。
今度は妻が運転した。
「みなとや」に着いたのはPM4:45。早速チェックイン。
2階の202号室に泊まることになったが、
バス・トイレ付きの和室で、まあまあ良かった。
息子が初めての部屋で嬉しいのか、えらくはしゃいでいた。
夕食は6時からだったが、それまでに風呂に入って来ていいと妻に言われ、
お言葉に甘えて先に入って来た。
風呂はあまり広くなく、露天もなく、あまり良くなかった。
しかも自分が入った後で人がたくさん入って来て、えらく混んでしまった。
しかも何となくイカツイ感じの男性ばかり。刺青入れた小父さんもいた。
ここの風呂は一応温泉ということになっていたが、湯は無色透明で、
全然温泉らしくない。温度は高めであった。
混ぜ物もしっかり入れているらしく、
脱衣所の説明書きにちゃんと書いてあった。
白骨温泉の一件で、慌ててこの説明書きを作ったのだろうか?
6時からの夕食は大広間でとった。
メニューは中華料理だったが、息子がやたらと動き回るので、
押さえたり、落ち着かせるために抱っこして廊下を散歩したりで、慌しく、
食べた気がしなかった。子供がいると仕方ないのかな。
料理の内容は悪くなかったが。
夕食の後で、妻が風呂に入り、息子も入れて来た。
ホテル内には「西湖」という中華料理レストランがあり、
本来はここで夕食をとる筈だったのだが、
この日はヨットの団体が宴会をやっていて、激しく盛り上がっていた。
大広間で夕食になった訳が分かったと同時に、
風呂で見たイカツイ男性もこのヨットの団体だったんだなと納得した。
夜は11時頃寝た。
<8月22日(日)>
AM5:00頃目が覚めてしまった。
息子が早くから起きて騒いでいたせいもあるが。
何だか咽喉が痛く、鼻水も出る。どうやら風邪をひいたらしい。
何てこったい。こんな時に風邪をひくとは。
帰りの運転は出来ないかも知れない。
それでも朝風呂に入って来た。今度は空いていたが、一人ではなかった。
AM7:30から朝食。今度は「西湖」で食べた。
ホテルの人が子供用の椅子を出してくれたので、助かった。
妻も疲れ気味らしく、
結局AM10:00のチェックアウトの直前まで部屋で寝ていた。
チェックアウトの際に払った正確な金額は忘れたが、
1人8800円位だったか。一応国民宿舎だから、安いことは安い。
遊覧船に乗ることにした。乗り場はホテルから近くだったが、車で行った。
乗り場に着いた時、亀の形をした遊覧船が出発した直後で、
次の船までかなり待たされるのではないかと妻が心配していたが、
イルカの形をした別の遊覧船がすぐに入って来た。
これらの遊覧船は必ずしも定期的に出ている訳ではないが、
15〜20分後には出発するとのことだった。料金は大人1000円だった。
船の中は2階建てになっていたが、
小さな子供がいるからテーブルがあった方が落ち着くだろうと考え、
テーブルのある下の階に行った。しかし息子がよく動き回るので大変だった。
自分がちょっと目を離したスキに近くの女の子の髪の毛を引っ張るし・・・
慌しくて、景色を楽しむ余裕はあまりなかったのだが、
それでも一応、素晴らしい景色は堪能できた。
遊覧船に乗っていたのは、AM10:55〜11:30の30分強であった。
この後、天鏡閣を見に行った。
天鏡閣は明治時代に有栖川宮威仁親王が建てた別荘で、
洒落た感じの洋館である。入場料は大人350円。
それ程広くはないが、豪華な家具が揃っていて、見る価値はあった。
お昼時になっていたが、南ヶ丘牧場で食べたいという妻の意見で、
また南ヶ丘牧場に行った(PM12:35着)。ここの食堂は結構混んでいた。
風邪で食欲も今一つだったので、950円のピロシキセットを頼んだ。
ついでにここの売店で、お互いの実家に送るお土産を買い、
発送の手続きもした。
PM1:23に妻の運転で出発。
野口英世記念館の近くに地ビール館があるので、
ここで地ビールを買って帰ろうかと思っていたが、
駐車場が滅茶苦茶に混んでいて、車を停めることが出来ない。
空きを随分探したが見つからず、結局地ビールを買うのは諦めた。
猪苗代磐梯高原ICから磐越道に入り、行きと逆のルートで帰った。
妻が眠くなって運転するのもつらくなって来たので、
阿武隈高原SAからは私が運転した。
不思議なもので、運転している間は風邪で体調が悪いのも忘れてしまう。
妻は後部座席で寝てたので、十分休みは取れただろう。
ところでこの日は高校野球の決勝戦が行われており、
車のラジオで試合の中継を聴きながら、熱くなった。
結局、駒大苫小牧が北海道勢として初めて優勝し、
遂に優勝旗が津軽海峡を越えることになった。
運転しながら、感動を禁じ得なくなっていた。
PM4:00、駒大苫小牧の優勝が決まった直後、友部SAに着いたので、
ここで休憩をとることにした。
SAのテレビでも高校野球の中継が行われており、つい見入ってしまう。
ここで給油もして、PM4:40に妻の運転で出発。
時間的にはちょっと早いが、途中で晩御飯を食べて行こうという話になる。
小さな子供を連れて入れる店となると、かなり限られてしまうのだが、
桜土浦ICの近くに「華屋与兵衛」があるので、
そこで食事にすることにした。それで帰りは桜土浦ICまで高速を使った。
桜土浦ICにはPM5:07着。帰りの高速料金は5200円だった。
華屋与兵衛にはPM5:10〜6:05の間いた。
つくばの自宅にはPM6:20到着。
片付けるものが色々あって大変だったが、
とにかく起きているのもつらい状態だったので、
PM7:30には寝てしまい、結局そのまま翌朝まで寝てしまった。
風邪の方は、その後少しずつ回復していった。
実家に帰るのを除けば、息子にとっては初めての泊まりの旅行となった。
幸い大きなトラブルに巻き込まれることもなかったので、
今後も家族で旅行に行きたいものだ。
来年あたりには海外旅行にも行けたらと考えている。
● LAKE SIDE HOTEL みなとや http://www.h-minatoya.com/
● 野口英世記念館 http://www.noguchihideyo.or.jp
● 磐梯高原・南ヶ丘牧場 http://www.minamigaoka.co.jp/bandai_top_page.htm