温泉娘です。 長文なので ご興味のあるかたのみご覧ください。
8月6日〜9日の3泊4日で 新高湯温泉、白布温泉、西吾妻山へ行ってきました。
新高湯温泉は 山形県米沢駅より
天元台高原湯元駅前行きバスにのって およそ50分。
そこから 1キロの急なのぼりを登ったところです。
西吾妻山は 湯元駅から ロープウエーに登って行きますし、
白布温泉は、湯元駅から米沢駅方面へ 1つ2つの停留所となります。
とっても近いところを3箇所転々としたという感じです。
8月6日 新高湯温泉 吾妻屋泊 1泊2食付き 9500円+@ (トイレなし)
山に囲まれた1軒宿。日本秘湯を守る会の会員の宿です。
ここのお風呂は 無色透明、多少湯の花がまっているという感じでした。
(明確な泉質表を 宿で見つけることができなくて すみません。)
そして 特筆すべきことは (汚い話ですが)非常に便秘に効く温泉でした。
いきなり活発な活動を始めたので、びっくりしていたら、
内湯の外に 「下痢の方は ご遠慮ください」と大きな文字で
書かれていました。
(内湯は特に特筆して書くほどのお風呂ではないです・・・
でも、建物の中なので、ゆっくり入れました♪)
露天風呂は 3つあり、女性専用の外の全く見えないお風呂と
混浴の眺望の素晴らしい露天風呂、そして 同じく混浴の・・・というか
一人用の木の根風呂。
眺望露天風呂は 山を眺めながら お風呂に入れます。かなり広く
15,16人は入れそうです。しかし、外から・・・駐車場から丸見え!
かなり混浴には勇気が要ります。
夜の女性専用タイムに入っても おちつきませんでした。
木の根風呂は 木をくりぬいたお風呂です。
ボート型と輪切りの木をくりぬいたものと二つありました。
ボート型のほうが気に入ったかな?こっちもなんだかおちつかなかった。
そういう意味では 女性専用の露天風呂が一番落ち着きました。
3方を岩に囲まれた 2,3人入ればいっぱいの岩風呂でした。
食事は 米沢牛のお刺身、にじますのお刺身、ヤマメの塩焼き、
おそば、そして各種山菜料理でした。
比較的軽めで、女性にはちょうど良かったですが、男性には物足りないかも。
味は全てにおいて大満足!でした。
山小屋風旅館なので、夕食が5時30分から・・・というのも面白かった。
山小屋風旅館なのに 部屋食なので、それは良かったです。
朝食にしゃけの粕漬けがでたのですが、これがとても美味しかったです。
8月7日 アルブ天元台泊 1泊2食つき トイレなし 6600円+@
往復リフト、往復ロープウェー、昼食、案内人つき トレッキング 3300円
8時20分発のロープウェーに乗り、8時45分から
西吾妻山(標高2035メートル)へのトレッキング開始。
(スタートはアルブ天元台)
いきなりリフトに乗り、およそ標高1820メートルまで登る。
そこから6.2キロのコース。
多少の岩場があるものの、
私は準備していたストックもつかわずじまいであったし、
同行の友人も、ちょうどいい汗をかけたと話していました。
4時過ぎに、アルブ天元台に戻る予定が 2時過ぎには到着していました。笑。
超お気軽コース。ロープウェーとリフトの力は偉大ですね。
中級とか書いてあったので、安心して歩きたいので 案内人つきにしましたが、
必要なかったかも?!
7月末が天気が悪かったせいで、7月中に終わってしまうはずの花・・・
ワタスゲやチングルマ、石楠花などを見ることができて非常にラッキーでした。
湿原にある水溜りのような「池糖」もとても綺麗でした。
お天気も時々晴れ間がのぞく程度で、かといって 雨は降らず、
登山にはちょうど良かったです。
しかし、残念ながら 天気がいまひとつだったため
月山などの東北の山々がみれなかったのが残念でした。
(西吾妻山は 眺望が全くない山頂なので そちらは問題ありませんでしたが)
下山後、お風呂に入り、のんびりくつろぐ。ここは温泉でないのが残念。
こんなに早くトレッキングが終わってしまうなら、
ロープウェー下の温泉のほうが良かったかも?と思いつつ、
夜、星空を見るための体力を温存する。
夕食は米沢牛のすき焼き。ボリュームはたっぷりでしたが、味のほうはいまひとつ。
他のペンションのほうがいいものがでたかもしれません。
女性二人でリフトに乗って、山の中へ入るのは 怖かったので、
9時過ぎに ペンション近辺で 星を見る。
うす曇であったのと、完全な闇夜でなかったのですが、かなりの星が見えました。
当たり前ですが、やはり東京とは違います。笑。
西吾妻山のところにある富士見平小屋(だったかな?)に宿泊して
星をみる人がいるという話を聞いていたのですが、
本当にそこからだと良く見えるんだろうなあと想像できました。
8月8日 白布温泉 東屋旅館泊 13500円+@
日本秘湯を守る会の宿。数年前に焼け落ちて改装したばかり。
とてもきれいな宿でした。東北にしては珍しく混浴のお風呂がない旅館♪
観光は バスで移動して、上杉神社の周辺を散策。
白布温泉に戻り、白布大滝などを散策。
東屋旅館のお風呂は 女性専用、男性専用のお風呂に
家族風呂二つ(石造りのものと、バリアフリーのお風呂)
泉質は無色透明の硫黄泉。湯の花が浮いていました。
新高湯温泉ととっても近いですが、微妙に泉質が異なるようです。
(こちらは特に便秘にきくこともないようでした。笑)
家族風呂のほうから説明すると・・・
バリアフリーのお風呂は 段差がなく とても入りやすかったです。
でも、新しすぎて 秘湯という感じがしない。笑。
石風呂のほうは お風呂の釜(かなあ?)は 古いものらしく
風情がありました。露天ではないものの、外が見えるので
気持ちよかった。また 立て替えたせいか、こちらもお風呂の釜と
普通の洗い場の段差は無かったです。
女性専用は 滝風呂といいました・・・ 要するに打たせ湯なんです。
入り口のドアを開けると、お湯が流れる音がするのは 圧巻でした。
お湯の熱さもちょうどよく、ずっと入っていたかったなあ♪
食事は、さすがにお値段が高かっただけあって、質量ともに大満足でした。
米沢牛は なんと ビーフシチュー。 それと鯉の甘煮。(要するに甘露煮)
冷汁もでました。 岩魚のお刺身も・・・
デザートに桃が1個丸ごとでたのもびっくり。
(桃は食べられず、東京までお持ち帰り・・・今朝の朝食の一品になりました)
わが実家は 鯉を恒常的に食べる家で、私だけが鯉が嫌いだったのですが、
甘煮は 最高に美味しかったです。鯉を見直しちゃいました。
甘露煮は大好きなので、そのせいかも・・・笑。
9日の日は 台風の影響で 朝から雨が降っていましたが、
観光らしい観光をせずに帰ってきたので、特に問題もありませんでした。
以上 3泊4日の報告文です。
簡単に書いたつもりが やっぱり長文になってしまいました。笑。
(最後までお付き合いいただいた方、ありがとうございます♪)
のんびりゆっくり遊べて、英気を養った感じです。
やっぱり山と温泉はいいですねぇ。
新高湯温泉 http://www.omn.ne.jp/%7Eazuma/
天元台高原からいけるコース http://www.vivi.ne.jp/~shirabu/tengendai/tengendai1.htm
天元台高原 http://www.tengendai.jp/summer/