会津駒ヶ岳山行報告(byマゾッコメグ)

 メグです。

 9月30日、10月1日の1泊2日で会津駒ケ岳に行って来ましたので、
報告します。

 今回の参加者は
(男性)メグ、コアラ、あきじ
(女性)ナホ、なりみ
で、中年シブがき隊と熟女Winkといった布陣であった。
たけちゃんが風邪のためドタキャンしたが、
彼女が来ていたら熟女キャンディーズもしくは熟女ribbon?
(我々はそんなに年取ってないぞ)。

 会津駒はどういう訳か、
国立公園にも国定公園にも県立公園にも入っていないらしい。
日本百名山で、国立公園にも国定公園に入っていないのは、
斜里岳・会津駒ケ岳・上州武尊山・赤城山・巻機山・木曽駒ケ岳・空木岳
・御嶽・恵那山・荒島岳の10座だが
(メグが調べたので間違ってるかも知れない。もし間違いがあったらご指摘下さい)、
この中で都道府県立公園にも入っていない山が3座あるらしい。
会津駒はその中に入る訳だが、
残りの2座は上州武尊とどこかだが、忘れてしまった。
多分巻機だと思うが。

<9月30日(土)>つくば−二宮−矢板−塩原−田島−アルザ尾瀬の郷
−キリンテ−登山口−水場−駒ノ小屋

 メグとコアラさんはAM5:20頃、コアラさんの車でつくばを出発し、
二宮・矢板・塩原・田島を経由して檜枝岐へ向かった。
一方、あきじさん、ナホちゃん、なりみさんはあきじさんの車で来た。
こちらの方はあきじさんに任せっきりだったが、
どうやら横浜でナホちゃんを、池袋でなりみさんを拾って来たらしい。
我々はずっと一般道を通ったが、
あきじさんらは首都高・東北自動車道を通って来たらしい。

 待ち合わせ場所に指定した、
檜枝岐村の温泉「アルザ尾瀬の郷」の駐車場には10:30頃着いた。
あきじさんらは30分程(だったかな?)遅れて来たが、
我々はそれまで駐車場の空き具合を見て来たりした。

 あきじさんらが到着して、我々5人は近くの「水芭蕉」で昼食にした。
当初の予定では、この日登山口から登り、
翌日は富士見林道経由で登山口から4km程離れたキリンテに降りることになっていたので、
車2台でキリンテまで行ってそこにコアラさんの車を置き、
あきじさんの車で登山口の駐車場に行って、
そこにあきじさんの車を置くことにした。

 キリンテから登山口に向かう途中で、
コアラさんが自分の車の中にシャツを忘れて来たことに気付き、
一度引き返すハメになった。
しかしそのお陰で(?)、登山口のかなり上の方の駐車場が空いていて、
歩く距離がかなり省けた。



 登山口から登り始めたのはPM12:45。
登山口に木造の階段があり、そこで「使用前」の記念撮影。
下界では暑いくらいに晴れていたが、登るにつれて段々天気が悪くなり、
最後の方では小雨が降り出した。
そのため展望もあまり良くなかったが、登山道が結構整備されていて、
コースも距離も比較的楽なのは良かった。
 
 途中に水場があったので、そこで休憩をとるとともに、水も汲んできた。
違いの分からない男のメグにはよく分からなかったが、
ここの水は甘味があって美味しいらしい。

 山頂が近付くと湿原が広がり、木道を歩いたが、雨で滑りやすくなっていた。
でもここでも木道の充実振りに感心した。
まだ草紅葉には早かったようだったが、黄色い湿原の眺めもなかなか良かった。



 「駒ノ小屋」にはPM4:15到着。
小屋は駒大池の近くにあり、結構新しく、尖った三角屋根が印象的だった。
中はあまり広くなく、宿泊客も20人以上いて、
荷物を置くスペースにも居場所にも困る状態だった。
しかも食事は出ないので、自炊するしかなかった。
トイレはちょっと離れた場所にあり、ご多分に漏れず汚かった。
水が出ないので、ウェットティッシュは必需品だと思った。
ちなみに駒ノ小屋は素泊まりとあって、宿泊代は3000円と安かった。



 この日の内に山頂まで行こうかどうか迷ったが、
みんな疲れていたし、あいにくの天気だったので、
山頂に行くのは次の日に回すことにして、早速飲みモードに入った。
自炊室が既に満員だったので、何と玄関で宴会をやることになった。
しかしこの時点で既にハイテンションで、
「鬼畜話」を始め、かなり過激な内容で盛り上がった。
自炊室が空いてそっちに移ってからも盛り上がりは相変わらずで、
PM8:00の消灯時刻を過ぎても、
8:30頃まで盛り上がってたらしい(メグは途中からその場で寝てた)。



<10月1日(日)> 駒ノ小屋−中門岳−会津駒ケ岳山頂−駒ノ小屋−水場
−登山口−キリンテ−燧の湯−まる家−田島−塩原−矢板−二宮−つくば

 毛布を3枚も被ったため、寒さは大丈夫で、結構良く眠れた。
起床はAM5:30頃で、山小屋泊にしては遅いと思ったが、
周りの人の殆どはまだ寝ていた。
この辺りは南アルプスの山小屋とは違うと思った。
天気の方は、相変わらずあまり良くなかった。

 朝食は自炊してとり、小屋に荷物を置いて、
7:30に会津駒山頂・中門岳へと出発した。
会津駒山頂は帰りに寄ることにして、先に中門岳に行ったが、
8:10には中門大池に着いた。当初の予想よりかなり早かった。
中門大池の先は湿原を一回りして元の道を戻るようになっており、
そこから先へは進めなかった。
で、戻る途中で会津駒の山頂に寄って行ったが、
山頂の標識はりっぱだったものの、山頂そのものは狭かった。
小雨も降っていたので、山頂にはあまり長く滞在せずに下山した。
小屋には9:25に着いた。



 小屋に置いていた荷物を背負い、9:50に小屋を出発した。
当初の予定では、富士見林道を通ってキリンテに降りることになっていたが、
天気が悪く、富士見林道を通ってもいい景色が期待できそうもなかったし、
時間の問題もあったので、結局登って来た時と同じ道を下ることにした。

 下りの道でコアラさんがこけて腰を痛めたようだったので、
ちょっと心配されたが、大丈夫そうだったし、他の人も概ね元気であった。
特に自分は絶好調で、かなり速いペースで降りた。
登山口に着いたのはPM12:00。
ここで「使用後」の記念写真を撮った。

 あきじさんの車でキリンテまで行って、
キリンテに停めてあったコアラさんの車にメグとコアラさんが乗り、
「燧の湯」に行って温泉に入ることにした。
「燧の湯」は入浴料500円とやや安く、湯は少し熱め。
露天風呂もあったが、こちらの湯も熱めで、入り心地は良かった。
浴槽の木の香りも良かった。
ただし休憩室があまり充実しておらず、
ここで食事ができないのが難点だった。

 PM2:35から、「まる家」でそばを食べた。
2年前にアドのプランで燧ケ岳に登った際宿泊した
「ますや旅館」はすぐ近くだった(トトロさん、覚えてる?)。
実は当初「柳家」で食事にする予定だったのだが、
駐車場を間違えて「まる家」にしてしまったのだ。
でもこれで良かった、というのが、皆の一致した意見であった。
そばは美味かったが、マイカーで来ると酒が飲めないのが残念。
下山して温泉に入った後なら、やっぱり一杯やりたいとこだが・・・・

 「まる家」を3:55に出発した。
塩原までコアラさんの車にはなりみさんも乗り、3人だったが、
塩原で2台が別れることになり、
なりみさんがあきじさんの車に乗り換えた。
ここからはメグとコアラさんのつくば組2人となり、
つくば到着は8:50だった。
あきじさん、なりみさん、ナホちゃんは何時頃着いたのでしょう。

 今回の山行は比較的楽だったし、
女性陣も5月の檜洞丸以降、実力を伸ばしたようなので、
今後の山行も楽しみです。
2週間後の吾妻避難小屋縦走にも参加して欲しいところです。