コアラです。
岡山と京都に連ちゃんで出張してきました。
18日午後の岡山県庁での打ち合わせ終了後、
京都に移動し、京都在住のラビトさんと会って、
久しぶりに飲みました。
広島在勤時には、東京出張や帰省の帰りに、京都で途中下車して、
近傍の比叡山、武奈ヶ岳、蓬莱山、愛宕山、
六甲山などに登ったりしましたが、
土日だったりしたことが多く、
ラビトさんは山に登りに行ったりしていたので、
直接会うのは、ほぼ2年ぶりくらいでした。
ラビトさんは相変わらず山三昧の休日を過ごしているようで、
特に沢登りや岩登りなど、テクニカル系にはまっているようです。
翌19日は、会議が午後からだったので、午前中に京都を散策しました。
宮島在住のイラストレターである蒲田知美さんが書かれた、
南々社の「イラストで歩く関西の山へ行こう!」
清水正弘・吉田尚・蒲田 知美 (著)
を参考に持っていたのですが、
京都・琵琶湖周辺のコースとしては、初心者コースとして、
大文字山(銀閣寺から登って南禅寺に下りる)、
清水山(清水寺から登って円山公園に下りる)、
醍醐山、鞍馬山から貴船神社の4コースが紹介されています。
健脚向けコースとしては、比叡山、瓢箪崩山、愛宕山、
比良山(武奈ヶ岳)、伊吹山の5コースが紹介されています。
コアラは、健脚向けコースでは、瓢箪崩山以外の4コースに登っていますし、
今回は背広を着てビジネスシューズで歩くことになるので、
初心者向けコースから選ぶことにしました。
初心者向け4コースの内、鞍馬山−貴船神社コースは歩いたことがあるので、
また醍醐山は市内からちょっと遠いので(醍醐は桜のシーズンが良い)、
大文字山か清水山から選ぶこととし、
ホテルからのアクセスが銀閣寺の方が良かったので、
銀閣寺に向かいました。
山にどうしても登りたいとは思っていなかったので、
銀閣寺から南禅寺への哲学の道を歩いても良いかなと思っていて、
まずは銀閣寺に行ってみたのですが、特別拝観をやっていて、
午前10時から、本堂、東求堂、泉殿の拝観をやっていたので、
それまでの時間つぶしも兼ねて、
大文字山にピストンで登ることにしました。
◎大文字山山行(標高466m)
●コースタイム
銀閣寺9:15−山道9:25−火床9:50〜55
−大文字山山頂−10:10〜15−火床10:25〜30
−山道10:45−銀閣寺10:55
紅葉は結構していましたが、遠くから見ると綺麗なのですが、
近くでは樹林帯の下から見ることになるので、余り綺麗ではなかったです。
昨年の同じくらいの時期に京都の愛宕山に登っているのですが、
その時の方の紅葉の方が、綺麗だったように感じます。
今年の京都は、まだ紅葉していない木々も多く、
これから盛りにはいるような感じがありました。
大文字の火床からの京都盆地の展望は素晴らしいです。
平日だというのに、多くの地元の方が登っていました。
ちゃんとした山登りの格好をした方もいますし、
ジャージ姿のような方もいました。
さすがに、ネクタイを締めた背広姿は、自分だけでしたね。
さすがに途中で汗びっしょりになってしまい、
上着は脱いで、ネクタイを外し、ワイシャツの襟を外して、
首にタオルを巻いて、登ってしまいました。
登ってくる方の大半が中高年の方ばかりで、
お互いが顔見知りみたいで、なじみの挨拶を交わしていました。
中には、単独で登っている若い女性もいたので、ちょっと意外でした。
結局山頂まで登ってしまいましたが、
火床までは結構整備されていた山道だったのに対し、
そこから先は、ちょっと滑りやすいやや荒れた道でした。
ビジネス靴だったので、登りは良いですが、
下りは結構慎重に下りました。
転ぶと、背広のズボンが台無しになってしまうので。
山頂は少し広くなっていて、三角点やベンチもありましたが、
樹林に覆われていて、東側が少し展望があるだけでした。
◎下山後
下山後に銀閣寺を拝観しましたが、
特別拝観をして(拝観料:2000円)、
本堂の与謝蕪村や池大雅の襖絵や、
泉殿の奥田元宋の襖絵などを堪能しました。
午後の会議終了後も、後は帰るだけでしたので、
243年ぶりに御開帳された清水寺の奥の院の御本尊を拝観し、
清水焼の店を物色しながら(結局は買いませんでしたが)、
二年坂・三寧坂を祇園までそぞろ歩きし、
途中の北政所ゆかりの高台寺などを見学しました。
人が多くて大変でしたが(特に修学旅行客が多い)、
晩秋の京都は風情が有って良いですね。