2001.2.18 三国山 コアラ、トータス山歩会
コアラです。
2月18日(日)、トータス山歩会のメンバーと、三国山に登ってきました。
三国山稜は、山中湖の南岸の山梨県と静岡県境の山稜で、
標高は1300m〜1380m位あります。ここを縦走しました。
まさに雪山登山になってしまいました。
天気は良く、暖かで風も無く、富士山も綺麗に見ることが出来ました。
積雪が多く、踏み跡も無かったところが多く、結構ラッセルが大変でした。
アイゼンを持っていったのですが、底が団子になってしまい、
雪も柔らかく結構積もっていたので、壺足で歩いてしまいました。
●メンバー
コアラ入れて、総勢12名。
●コースタイム
富士吉田9:25集合(タクシー)平野−吉政(ここまでタクシー)
吉政10:25−切通峠11:00−鉄砲木ノ頭(13:00〜45:昼食)
−三国峠14:05−三国山(14:30〜40)−大洞山(16:10〜20)
−アザミ平分岐17:00−篭坂峠17:40(タクシー)富士吉田駅18:20
コースタイムを見ると、標準タイムと比べてかなりかかっています。
特に切通峠から稜線に入るところで、積雪のため登山道を見逃してしまい、
稜線に沿った車道を登山道と勘違いして、そのまま進んでしまう。
後ろの方を歩いていたコアラが、周りの地形から見て変だと思い、
先頭に道を間違えた可能性があると進言。
地形図を見ながら吟味して、道を間違えたことを確認した。
雪山歩きの難しさを痛感した。
そこから稜線に直登することにしたが、雪の斜面のラッセルとなり、
コアラが時々先頭になったが、腰までつかることがあり大変であった。
稜線に着くまで結構時間を要してしまい、
(素直に切通峠まで戻った方が良かったか?)
コアラは結構体力を消耗してしまい、その後の稜線歩きでは、
トータスのペースはゆっくりなものの、
コアラは後ろの方でどうにかそのペースで付いて行っている感じ。
いつものような余裕は感じませんでした。ハードな山行の部類に入るかな?
◎鉄砲木ノ頭(明神山)標高1291.0m
ここからの富士山と山中湖の眺望は素晴らしい。
よく登山ガイドなどでも、ここからの展望の写真が使われています。
この日も天気は良く、素晴らしい景色を眺めながら、遅い昼食を取りました。
ここから三国峠への下りは、快適な展望の良い雪原歩きです。
◎三国山 標高1330m
神奈川県、山梨県、静岡県の境界に当たり、三国山の名前もそこから来ています。
残念ながら、樹林に囲まれ展望はありません。
静かな佇まいの山頂です。
◎大洞山 標高1383.5m
三国山稜の最高峰です。この山は稜線歩きのちょこっと高いところという感じで、
標識が無かったら山頂と気付かないかも知れません。
もちろん樹林に囲まれて、展望はありません。
葉の落ちた木々に囲まれた静かな稜線のスノートレッキングでした。
ウサギ、キツネ、タヌキなどの足跡をいっぱい見ることが出来ました。
足跡を見ると、その動物がその時どの様な行動を取ったのかが、
手に取るように分かるので、とっても面白いですよね。
所々展望が開けるところがあり、箱根の外輪山や中央火口丘の展望を楽しめます。
アザミ平より先では、愛鷹山の稜線を見ることが出来ました。
今回本当に展望に恵まれた山行でした。
終点の篭坂峠に着いたのは、だいぶ遅い時間でした。
ヘッドライトを使いまでには、暗くはなりませんでしたが。
御殿場方面行きはちょうど良い時間のバスがあり、
一部の人はそれに乗ったため、ここでパーティは解散。
富士吉田方面に行く我々は、タクシーで帰りました。
時間が遅かったこともあり、温泉や飲み会は特段ありませんでした。